企業分析:7326SBIインシュアランスグループ(3.0)

ssbrainさん、大変おまたせしました。
それでは議論よろしくおねがいします。

■結論
保険のネット化は大きな流れとしては不可逆だと考えられ、その流れに乗った成長は期待できる。

しかし、保険業界は「利差、費差、死差」といった財務三表からとは違う部分で判断する必要があり、これらの情報開示がなされないため、会社の現状や強みを把握することが困難。目をつぶって保有するという考え方はあるが、「わからないものには投資しない」という考え方を優先させたい。評価は2.5に近い3.0。


■基礎情報

GMOクリック証券の分析を使います。(セグメント情報はマネックス銘柄スカウター)
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スクリーンショット 2020-03-17 15.10.22
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成長戦略

その他情報

■ポイント

Step1:業績の確認

・2018年9月に上場。親会社はSBI HD(8473)。
・2018→2019では、売上が5%程度の成長、営業利益は倍増。
・B/Sは「その他流動資産」が多い。
⇒保険会社のため、財務諸表からの実態把握が極めて難しい。

Step2:事業の確認、ビジネスモデルは?

・SBIグループの保険事業会社。損保、生保、少額保険と全方位的に事業展開。
・損保は着実に成長、生保は上場前は減収方向だったが団信(住宅購入時の保険)に注力中。少額保険はペット保険に注力しており、日本アニマル倶楽部をM&Aした。
・SBIらしくネットに特化し、低価格と利便性を追求する戦略で成長。ただし競合も多い市場ではある。

Step3:株価の確認

予想PER18程度。保険ビジネスを単純にPERで測るべきかは悩ましい。まだ無配当。
PER


■ssbrainさんへの質問
①今後5年の成長イメージについてどのように考えていますか
②会社の強み・弱みについてどう考えていますか
③その他聞きたいことがあればどうぞ

『企業分析:7326SBIインシュアランスグループ(3.0)』へのコメント

  1. 名前:ssbrain 投稿日:2020/03/17(火) 23:28:18 ID:f94ae1cd5 返信

    すぽさん、議論の機会ありがとうございます。
    ・5年後の成長イメージ
    まず、損保、生保、小額短資と分けて考える必要があると思います。
    ※長くなりそうです。
    ◆損保のイメージ
    5年後〜数年後の業績のイメージ
    売上500億 営利15億
    強み:SBIグループの顧客基盤
    弱み:後発であり規模が小さい
    https://hoken.kakaku.com/kuruma_hoken/topics/trend/04.html
    カカクコムの調べを参考にすると現在、日本のネット損保のシェアは7%程度で拡大傾向にありますが、米では20〜30%程度、英では50%程度となっています。日本ではネット損保のシェアは伸び悩んでいますが、ネットの利便性や価格競争力を考えるとこのシェアが減る事は考えにくく、長期的に拡大する市場だと考えます。
    また、競合の状況を考えると、SBIは比較的業界では後発でSBIよりも売上の高い会社は5社あり競争が激しい市場であると思います。
    各社の業績を調べて驚いた事が1位のソニーは利益を出していますが、3位の三井でトントン、2位のアクサ、4位のセゾン、5位のイーデザイン(東京海上)は慢性的に赤字体質であるという事です。
    そんな中SBIは後発でありながら黒字体質になっており、ネットビジネスの経営が上手な事が窺い知れます。
    5年後より数年先になると思いますが、日本でネット損保のシェアが拡大した時に今よりも高いシェアと収益性を持った企業になると思い上記のイメージとしました。
    次に生保と少額短資の見通しを書きます。
    長くなりそうなので出来たところだけで。

  2. 名前:ssbrain 投稿日:2020/03/18(水) 00:44:20 ID:0a05442a2 返信

    ◆生保のイメージ
    5年後〜数年後の業績イメージ
    売上250億 営利20億
    強み:SBIグループの顧客基盤(特に住信SBI銀行)
    弱み:特にはないが競争が激しい市場
    数年、売上は下降のトレンドでしたが、プルデンシャルからこれは買収してSBI生命の母体となったPCA生命の残りの契約の影響です。この会社は数年前に新規の契約の募集を停止していました。
    2017年から団信を発売して順調に契約を伸ばしていますが、住宅ローンの平均が3000万だとすると一件の売上は10万程度だと考えられますので、劇的に売上が向上する事はなく、売上は微増、利益共に微増と考えます。
    ◆小額短期のイメージ
    5年後のイメージ
    売上250億 営利15億
    強み:
    弱み:
    この分野に関しては、様々な保険があり詳細が掴みづらかったです。ただ、ペット保険の分野に力をいれており、アニコムやアイペットなども業績を伸ばしているので成長分野であるとい事と、各社黒字で業績も伸びている傾向があるので、大丈夫だろう位の感覚です。

  3. 名前:ssbrain 投稿日:2020/03/18(水) 00:59:31 ID:0a05442a2 返信

    3つの分野を合計すると5年後には売上1000億、営利60億位の会社になる事を予想しています。
    会社の強み・弱みに関して
    ◆強み
    強みはSBIグループの顧客基盤になります。
    保険会社は大量にCMを流し消費者に印象付ける事に腐心しています。保険はコスト以外で差別化が難しく、イメージ勝負である事の裏返しだと思います。
    しかし、〜40代位までのインターネットを積極的に使う層で、インターネットを通して金融商品を選ぶときにSBIの文字が浮かばない人は少ないのではないでしょうか?その事がSBIグループの大きなアドバンテージ一つであると考えます。
    ◆弱み
    弱みは各分野や比較的後発であり、規模の大きい会社が既にあると言う事です。

  4. 名前:ssbrain 投稿日:2020/03/18(水) 01:09:24 ID:0a05442a2 返信

    ◆聞きたい内容
    私がこの企業を知って1番気になっている事は株価です。
    ライフネット生命と比べて売上が3倍以上あり利益も出ているにも関わらず、株価が3分の2程度だったからです。
    どのような理由からこの差がつくのか私の中で納得がいっていません。私は金融業について詳しくないので、先程の見通しを含めて勘違いしている点、見落としている点など多々あると思いますので、すぽさんや金融業界に詳しい方々からご指摘を賜りたいと思っております。

  5. 名前:かもめ 投稿日:2020/03/18(水) 10:53:23 ID:9b5fd1a1d 返信

    ライフネット以外の保険業のバリュエーションを見てみるとよいのかな?とか思います。
    自分としてはSBIインシュアランスは他の保険大手からみても不自然とも思えない水準に思える一方、ライフネットだけがちょっとちがうというか別の印象を受けます。
    個人的にはライフネットはボロ株の評価という印象を受けるところでボロ株だとわりと多く高評価といえるバリュエーションがつきがちな印象を持ってます。もっと個人的にはボロ株は改善するなら企業状態の改善が早くそれに対する期待が株価にのるからと解釈してます。

  6. 名前:ssbrain 投稿日:2020/03/18(水) 12:47:52 ID:326ffa45f 返信

    かもめさん
    コメントありがとうございます。
    同業のネット保険会社の上場が少ない事が株価の判断が難しい所だと思います。
    確かに保険大手と比較したら割安な水準だとは思いません。だだ、既にシェアが十分にある大手保険会社と、今後伸びるであろうネット保険会社が同じ水準であるという事が不自然ではないかと思います。
    だとしたらSBIIGが投資家から大手と同じくそこまでの成長を期待されていない事になります。
    ネット保険またはSBIIGの成長が今後期待出来るのか?そこまで期待出来ないのか?今回の議論を通して明らかにしていきたい部分です。
    かもめさんはどのようにお考えでしょうか?

  7. 名前:タカ 投稿日:2020/03/18(水) 22:14:29 ID:65c023bb5 返信

    ssbrainさん、はじめまして。
    以前、ここでライフネット生命を議論お願いして、キャンセルしたので、この場を借りて議論に交じりたいです(ビジネスモデルというよりV字的な一発材料期待だったので、ここにはあわないかなと思いキャンセルしました)。
    私もライフネット生命はちょっと比較対象にならないと思います。
    あそこは、上場10年目でも赤字です。
    株価は最近急上昇しました。
    それは社長が変わり、方針転換で新規契約数が倍増したからですが、その分、宣伝広告費を大量に投入したものであって、優れたビジネスモデルだから伸びたものではなく、その時の金余り的な相場環境の良さもあって、V字回復を演出している点で買われたのかなと思っています。
    ここで興味深いのは、ライフネット生命の新規契約1件当たりの契約数は、むしろ増大しています。これは、ネット生保の競争環境が激化しているからだと思います。
    チューリッヒ生命、メットライフ生命、オリックス生命、楽天、そして第一生命の子会社、多数の競合が参入しており、年々保険料も安くなって価格競争になっている印象です。
    そこで、参考になるのは、ネット証券会社ではないかと思います。
    ネット証券会社も黎明期には色々参入しましたが、結局差別化が難しく、価格競争に陥って、余り利益が出なかったと記憶しています(アベノミクスでは市場が急拡大して、各社利益増えましたが・・・)。
    ネット生保も、同じような展開になるのではないかという気がしています。

  8. 名前:タカ 投稿日:2020/03/18(水) 22:19:46 ID:65c023bb5 返信

    あと、SBIインシュランスは多額の有価証券を持っている点が懸念としてあります。
    昨今の株価の暴落で、打撃を受ける懸念があります。それにふさわしい株価になったので織り込んでいる気はしますが・・・。
    成長に関しては、増資のリスクが凄く気になっています。
    ネット生保の初期から商売して急成長したネット生保として、オリックス生命がありますが、ここの増資の経緯を見ていると、莫大な額を何度も増資しています。
    生保の場合、初期に多くの費用が掛かり、中長期の保険料でその費用を回収するというビジネスモデルです。
    このため、成長するためには、多額の初期投資が必要になります。そのためには、オリックス生命のように、増資が多発するのではないかと思います。
    となると、投資家の視点からは、なかなか成長に伴うキャピタルゲインを得にくい分野ではないかという気がしてまして、この点について、他の方の意見なども聞けたらと思います。

  9. 名前:タカ 投稿日:2020/03/18(水) 22:37:43 ID:65c023bb5 返信

    株価の割安さで言えば、第一生命は、PER5.45倍、PBR0.27倍です。
    SBIは成長を織り込んでいるとはいえ、第一生命と比較するとむしろ割高とも思えます。
    SBIのブランド力は確かにありますが、保険業は資本力が必要とされますので、生保も損保もブランドがある競合が多いです。そのため、SBIのブランド力はスタート地点に立てるだけで、なかなか差別化につながりにくい気がします。
    また、SBIグループでまとめて加入するとメリットがある、顧客にとって明白なメリットも提供できていない印象です(例えば、楽天のようなポイント制度等)。私も証券会社の一つとしてSBIを使っていますが、特に他のSBIサービスを使わせたくなるようなPRもできていないと感じています。このため、その他の金融業とほぼ同等の株価として、なかなか株価は伸びにくいのではないかなと思います。

  10. 名前:かもめ 投稿日:2020/03/19(木) 00:19:00 ID:e81c3def8 返信

    個人の意見を言いますと、SBIIGのPER20のPBR0.4ほどは、成長期待かけられてないバリュエーションに見えます。低ROEでEPS伸びてもなくBPSも高成長に程遠く低成長に思えます。
    故に高ROE化成長加速の根拠があるなら妙味があるとは思います。逆に高ROE化しないならバリュエーションが高くなるのは可能性低いのではないか?と感じますね。仮にPBR1になるならPERは60ほどです。ちょっと低成長でこの評価は難しいかな?と思うところですね。

  11. 名前:ssbrain 投稿日:2020/03/19(木) 11:15:02 ID:b4f483578 返信

    タカさん
    コメントありがとうございます。
    ライフネット生命は私もある程度チェックしておりました。KDDIの傘下に入り株価が急騰した記憶があります。
    確かに売上は伸びていますが、それ以上に事業費も上がっており、普通の事業会社でいったら粗利が下がっている状態になり、赤字幅は拡大しているイメージです。
    ネット証券も色々な企業が参入していましたね。
    調べたら伊藤忠、マイクロソフト、日商岩井、野村、ソニーなども参入していたようですが、今は殆ど残っていません。
    ただ、残っているネット証券、SBI、楽天、松井、マネックス等は大きな利益を上げているという認識で、ここはタカさんの認識と異なっています。
    ※これからもう一段階淘汰がありそうですが。
    ネットの保険会社、生保も損保も過当競争の時代だと思います。ただ、参入が多い理由は生き残った際に大きな利益が見込める市場であるからだと考えます。
    後はどの会社が生き残れるのか?その指標は我々のような投資家が外から推測する事が出来るのかという事では無いでしょうか。

  12. 名前:ssbrain 投稿日:2020/03/19(木) 11:47:54 ID:b4f483578 返信

    有価証券の保有に関しては余り気にしてはいません。
    株価は上がったり下がったりするからです。
    結果的に株価が下がっているので、今期や来期の業績は悪くなるかもしれませんが、その事で、人々が保険に加入する事を控えるでしょうか?ネット保険ではなく対面式の保険に加入するでしょうか?余り変わらないと思います。
    増資に関して私も気にしています。つい最近も増資したばかりです。
    用途はアニマル倶楽部の買収などの資金で前向きな使い方でした。小額短期の分野ではM&Aを今後も検討しているようなので、増資のリスクというのは常にあるのかなと感じております。

  13. 名前:ssbrain 投稿日:2020/03/19(木) 21:36:17 ID:b93a0fc31 返信

    第一生命との比較ですが、既に利益を出している企業と今後、利益を出していくであろう企業をPERで比較する事は意味を為さないと思います。
    PBRは0.4程度なので、第一、東京海上、かんぽなどの大手と比較して同じ位と感じます。
    他社も資本力、ブランド共に揃っている競合が多い事は同感です、ただしブランドや資本力があれば生き残れるかどうかは別問題で、それはタカさんが仰るとおりネット証券の世界でも証明されています。
    SBIIGの差別化のポイントとしてSBIグループの顧客基盤を生かしてローコストで新規の顧客を開拓するという趣旨の発表がありました。
    今のところ、新規の契約数はSBIIGの各社ともに増えているようです。それが競合他社と比較して本当にローコストで出来ているかどうかは一度、各社の業績を比較してみます。
    私は証券、損保、銀行がSBIですが、確かにメリットは無いですね。ATM引出し無料の回数が増えるくらいですかね?

  14. 名前:ssbrain 投稿日:2020/03/19(木) 21:45:01 ID:b93a0fc31 返信

    かもめさん
    ご意見ありがとうございます。
    先程のコメントでもありましたが、他社と比較してローコストで新規顧客を獲得出来る事がSBIIGの強みになると思います。現在は損保はここ数年で黒字転換したばかり、生保は2017年から独自商品で契約数を伸ばしはじめたばかりで、利益は大きくありません。ただ、各社とも契約数は積み上がっており、会社のPR通り、その新規顧客の獲得がローコスト出来ているなら今後、利益成長のフェーズに入るのではないかと期待しています。
    SBIIG各社と競合他社のこここすうねん

  15. 名前:ssbrain 投稿日:2020/03/19(木) 21:51:16 ID:b93a0fc31 返信

    すみません、途中で送信してしまいました。
    SBIIG各社と競合他社のここ数年の業績を比較して、
    契約をローコストで獲得出来ているかの確認をしてみたいと思いますが、ポイントとなる指標は『正味収入保険料』と『一般管理費(事業費)』になるのかな?と思っておるのですが、他に見るべき指標などありますか?
    金融機関なら対する知識が欠けている事は自覚していますので、ご指摘頂けたら助かります。

  16. 名前:タカ 投稿日:2020/03/19(木) 22:27:20 ID:0e42f8295 返信

    損保までは詳しくないので、あくまでネット生保の枠組みで見ると、価格だけでは価格競争に陥ってジリ貧になると思います。
    ライフネット生命もアクサダイレクト生命も同じ道を辿って、何度も商品改訂や値下げに追い込まれてます。
    価格競争避ける為には、保証を複雑にして単純比較できないようにするのが理想ですが、ネットとは相性が悪い。複雑な保証にすると読む気が失せます。
    価格も契約稼いでいるチューリッヒや、メットライフの健康体割引の保険料にはかないませんし、既存のメディケア生命などと大差ありません
    sbiが参入と聞いて思い浮かんだのは楽天生命です。伸びるかと思ったのですが、オリックス、メットライフなどと比べて、存在感がありません。sbi生命も楽天生命みたいになるのではないかという気がします。強い売りが見えないからです。
    就業不能保険も始めましたが、これもチューリッヒやアフラックなど既にやってます。
    で、伸びているところはどうかというと、莫大な営業費つぎ込んでの物量勝負の印象です。sbiも同じ道は可能でしょうが、次々と増資する企業は投資したくないなあという感覚です
    もちろん、sbiならではの強みが出れば、面白いのですが、それが本当に存在するのか、イマイチわかりません。
    保険業が各社と提携してビジネスするのは珍しくないですし。

  17. 名前:日吉っこ 投稿日:2020/03/20(金) 09:12:10 ID:8135e3fa5 返信

    私はコメントする時に特に調べず、持ってる知識だけで語ってるので、事実誤認があるかもしれませんし、株価にも興味ありません。
    それを前提に、そもそも疑問なのは、SBIIGの目的って、何なのですか?
    上場企業が投資家を儲けさせる事を目的に活動をしてる、もしくはそうするべきだと投資家は考えてますが、その根拠が不明。
    あなた方投資家は、お金を貸したら、「お前は俺に金を返す為に生きてるんだよな!」というタイプなんですよね。人間として終わってます。
    企業は調達した資金をどう使うか、どう出資者に報いるか、が個別に違うのが普通です。
    自分中心の思考回路はやめた方が良いですよ。
    SBIIGの方針に従うべきです。
    その方針を私は、知りませんが。
    ソニー損保の目的は規模の拡大で、利益を計上する気はないと思います。
    ソニーグループの稼ぎ頭は、ソニー生命なので、損保で稼ぐ必要はない。
    ソニー生命は、会社に一億以上の利益をもたらした社員には、年収一億以上を与える会社です。
    ソニー損保も、CMで利益が一億増えたら、その一億円でさらにCMを打つ会社だと思われます。
    そのやり方なので、どう考えても、CMが多すぎます。一般人がソニーを損保の会社だと誤解してブランドイメージが低下し、エレキが不調なのでは、と思うほどです。
    CMの放送に限界が来て、そこからあふれた部分が利益として計上される戦略でしょう。
    SBIIGが、同様の戦略を取る場合、ライフネット生命のように、規模は拡大しても利益はずっと計上されません。利益が計上されなければ、株価も上がらず、増配もありません。それで文句を言うのなら、SBIIGの株を買うのはやめるべきです。

  18. 名前:日吉っこ 投稿日:2020/03/20(金) 09:30:33 ID:b4f0a9c13 返信

    ほけんの窓口の店舗が一気に増えたのは分かると思いますが、あれはソニー生命の社員が起業した会社です。利益を店舗数拡大に使うと、ああなります。
    その視点から考えた場合、ソニー保険の本質は販売代理店という事になります。
    SBIIGに勝ち目があるとするなら、先進的な保険商品を開発できるか、という事です。
    それもSBIIGが決める方針なので、私は知りません。調べてません。
    イントラストの離婚における養育費保証の商品のように、需要はあると思われる分野はまだまだあると思いますが、保険として成立するのか? というリスクがあります。
    ペット保険だって、人間の場合は医療保険の支払いは高齢になってからなので数十年後ですが、ペットの場合は十数年で支払いが来る為、安定的に儲かる保険商品とは思えません。
    おいしい保険商品は、すでに大手が抑えてるのです。
    おそらく、SBIIGにそこまでの目的意識はなく、SBIという金融グループとして、一応、保険を扱ってるだけの会社なのではないですか?
    ソニーで言うなら、電機屋だから一応、乾電池も作ってるという事でしょう。
    乾電池の需要だって、まだまだ世界的に伸びるでしょうけど、成長分野ではない。世界に乾電池を売りに行かないでしょう。
    SBIIGだって、無理して売りに行かなければ、どこかで頭打ちは来ます。

  19. 名前:すぽ 投稿日:2020/03/20(金) 12:00:57 ID:589fc6ab0 返信

    ssbrainさん、みなさん、ありがとうございます。
    僕がこの株を見て感じたのは3点ぐらいありました。
    ■バリュエーションが測りづらい
    保険業に共通する話ですが、保険の利益はいわゆる「利差、費差、死差」と呼ばれる利益ポイントがあり、これらはP/L、B/Sからその実態が全く見えません。https://www.dai-ichi-life.co.jp/support/glossary/term0069.html
    このため企業がどれぐらいうまく行っているのか判断できません。僕の基本フレームワークである「PERで見る」という考え方さえも適切かわからず、「配当利回りで見る」ぐらいまでつなげる必要があるのではと思っています。
    バリュエーションが測りづらいということは、株価も適切な評価をしづらいということで、四半期決算等で利益が多く出たから株価があがるという普通のストーリーも通用しづらいように思います。
    ■競争が激しい
    「ネット保険」という市場は長期的に伸びるのは間違いないものの、資本さえあれば参入は難しくない市場のように思います。ssbrainさんが仰るように、ネット証券と似た方向性になるように思います。コスパ競争の果てに5社ぐらい生き残るという感じです。生き残ればそれなりの存在感を示すことになりますが「儲かる」という感じにはならないように思います。
    ■長期投資で見る必要性
    これらを考えると、1〜2年で報われるというよりも、ぼーっと10年持ってたら報われるかもぐらいの視点で投資するような銘柄に思います。
    邱永漢さんが2004ぐらいの中国株伸び盛りのときに「保険株は保険に入るようなつもりで持ちっぱなしにしてください」という表現をされていましたが、保険株はそういう視点で見る必要があるように感じました。
    いかがでしょうか。

  20. 名前:ssbrain 投稿日:2020/03/20(金) 21:55:51 ID:d62b251dc 返信

    タカさん
    コメントありがとうございます。
    ネット生保の価格競争に関しては同意見です。
    SBI生命ならではの強みという事ですと、住信SBIネット銀行の住宅ローン利用者向けの団信があります。最近のSBI生命の契約の純増数はほぼこの保険になっていると思います。
    住信は住宅ローンでかなり有利な金利を提示しており契約者は多いと思いますが、そのお客様に対してほぼ独占的に提案出来るのはSBIならではの強みではないでしょうか。
    SBI損保とSBI生命に関しては物量勝負というより、SBIグループ内の顧客に対しローコストな顧客獲得を狙っているように思います。
    最近の増資は少額短期の分野のM&Aの原資に使われているようなので、生保や損保の分野で物量勝負をするために増資すると言ったタカさんのご指摘とは少し違うのかなと感じています。

  21. 名前:ssbrain 投稿日:2020/03/20(金) 22:25:46 ID:d62b251dc 返信

    日吉っこさん
    コメントありがとうございます。
    まずは上場企業は投資家を儲けさせる事を目的に活動しているという前提で議論しませんか?
    そこを議論し出すとブログのコメント欄では収まらないでしょう。

  22. 名前:ssbrain 投稿日:2020/03/20(金) 23:03:29 ID:6585312f2 返信

    すぽさん
    コメントありがとうございます。
    ■バリュエーションが測りづらい
    これには完全に同意します。私もここ数日で色々な保険会社のP/Lを見ましたが、結局よく分からない事が多かったです。
    ■競争が激しい
    ここは半分位同意します。
    コスト競争の果てに5社位が生き残る←ここは同意します。
    生き残ればそれなりの存在感を示すことになりますが「儲かる」という感じにはならないように思います。←ここは「儲かる」の定義が曖昧に感じます。
    生き残っているネット証券は対面式の証券会社よりも高い利益率をだしています。大手保険会社の営業利益率はざっくり6~7%位に思えるので、
    生き残ったネット保険企業は営利10%以上は確保出来るのではないかと思います。
    実際にダイレクト損保トップのソニー損保はあれだけCMを打ちながら営利はすでに7%弱あります。保険会社が減ってこれば、同じ露出でも顧客は増えますし、露出自体も減らせるかもしれません。
    ■長期投資で見る必要性
    ここも同意します。
    将来的にはネット保険の会社は数社に収斂され、その中の一つにSBIIGも入ると見込んでおりますが、その将来が3年後なのか5年後なのか10年後なのかは現段階では見通せません。ブランド力と資本力が高い競合が多いので、赤字を出しながら何年も撤退しない企業もあるかもしれません。

  23. 名前:タカ 投稿日:2020/03/21(土) 12:11:59 ID:ad7a01b53 返信

    競合参入という点では、大手生保も子会社作って参入している点も気になりますね。
    メディケア生命は住友生命グループ、
    ネオファースト生命は第一生命グループ、等作ってます。
    あと、SBIは、SBIアクサ生命保険で一回参入して撤退しての再参入です。
    アクサとうまくいかなかったのかもしれませんが、今頃になって再度参入したのは、金融業で手広くやっておきたいぐらいのノリしか感じません。
    確実に残りそうなのは、
    ・チューリッヒ生命
    ・メットライフ生命 
    この2社は、条件付きとはいえ、圧倒的な安さの保険料なので、顧客からするとわかりやすい魅力があり、契約数も着実に伸びています。健康体割引きとかは自社の豊富なデータがあるからできるんですかね?他の会社がなぜやってないのか、疑問です。
    チューリッヒ生命もやや遅れて参入したのですが、ここも伸びてます。すごい額の増資をして営業費用投入しています。SBI生命の事業費は安すぎるので、今の事業費では伸びないと思います。本腰入れるなら、巨額な増資路線になると思います。

  24. 名前:タカ 投稿日:2020/03/21(土) 12:12:14 ID:ad7a01b53 返信

    オリックス生命も残るとみています。ネット生保初期から商売をしていて、400万件を突破して、確固たる地位を築いています。
    5社残るとすると、残り2社。第一生命や住友生命等のいわゆる漢字生保系もネット参入し、楽天なども参入済。
    残れるかもしれませんが、その時にはかなりの競争で価格が叩かれている気がします。
    団信は私も強みだと思います(住信SBIネット銀行による力が大きいので、利益の分け前がどこまで来ているのかは気になります)。
    ちなみに、ネット証券は最近のアベノミクスによって儲けたものの、その前は苦戦が報じられていたぐらいです(松井証券などは株価が下落し続けていた)。景気後退期になると利益を出せるかは疑問です。
    ネット証券大手、3社が減益・赤字 4~9月期 2016/10/18 2:00日本経済新聞 電子版
    https://www.nikkei.com/article/DGXLZO08477630X11C16A0EE8000/

  25. 名前:ssbrain 投稿日:2020/03/21(土) 14:39:01 ID:94dd81e07 返信

    タカさん
    コメントありがとうございます。
    大手生保の子会社はそこまで懸念しておりません。ネット証券業界では大手証券会社の子会社は競争に勝ち残れず、殆ど撤退しました。
    メディケアは10年やってずっと赤字ですし、ネオファーストは最近出来たようで、2018年度は大幅に保険料収入を伸ばしましたが、今年度は既に契約を減らしています。
    大手保険会社がダイレクト生保で儲けようとしているのであれば、脅威ではないと考えますが、新興保険会社の台頭を邪魔するためにとりあえず存続させておくという考えであれば厄介な気がしますが。
    チューリッヒは保険料収入の伸びは目覚しい物がありますが、トップクラスの契約数を誇るネット生保は数年前に一度黒字だっただけで、他の年は全て赤字です。
    今は広告宣伝費をかけて契約を集める時期と判断しているからかもしれませんが。
    メットライフは業績は日本国内だけの業績は見当たらず調べられておりません。
    健康体割引を何故他社がやらないかという疑問でに対してですが、チューリッヒの業績からの推察ですが、契約数が伸びても『儲からない』からではないでしょうか?
    オリックスに関しても対面式とダイレクト型の物と商品がありどれくらいのシェアがあるか分かりかねたので評価が難しかったです。
    各保険会社や商品のシェアなどまとめてくれたサイトなどが見つかると良いのですが。

  26. 名前:ssbrain 投稿日:2020/03/21(土) 15:07:53 ID:94dd81e07 返信

    タカさんのSBI生命のご指摘から推察すると広告宣伝費をかけて先行している企業と『真っ向勝負しなければ生き残れない』というお考えが前提となっていると感じます。
    SBIIGは上場する際はコストをなるべくかけずに顧客獲得していくと方針を発表していました。
    劇的な伸びではありませんが、SBIIG各社は契約数を積み上げておりますし、黒字基調です、損保に限っては昨年、一昨年と大型台風や洪水など災害が多かったので、業績は落ち込むと見ていますが、ある程度、上場前の狙い通りに出来ているのではと感じます。
    例えばネット証券の業界ではGMOクリックはSBIや楽天と真っ向勝負していなく、FXに注力していますし、マネックスは仮想通貨に力を入れています。決して上位の企業と同じ事をしなければならないら訳ではありません。
    SBIIG各社が業績を積み上げ、不採算の競合他社が撤退していけば、最初のコメントにあげた、売上1000億、営利60億位の会社には5年から数年先位にはなっているのかなと思いこの議論をお願いしています。
    もちろん、『先行企業と真っ向勝負しないと潰れてしまう』という業界もあると思います。もう少し教えて頂けるでしょうか。

  27. 名前:ssbrain 投稿日:2020/03/21(土) 15:37:37 ID:94dd81e07 返信

    あと、ネット証券の業績について一言、言わせて頂くと、売買代金が落ち込む時期に業績が落ち込むのはネット証券というより証券業界全体の特性と言えます。対面中心の証券会社は2016年度は赤字になっている企業もありました。
    ※松井証券は他のネット証券と比較して手数料がズバ抜けて高く顧客が流出している背景がありました。
    ですので、ネット証券会社は対面式の証券会社と比較し、利益が残しやすい業態といえると思います。
    貼り付けて頂いた記事はネット証券の苦戦を伝えるものですが、その裏で対面式の証券会社はもっと苦しんでいたでしょう。ですので、『ネット証券業界が儲からない』というお考えは誤解ではないかと思います。

  28. 名前:タカ 投稿日:2020/03/21(土) 16:18:43 ID:ad7a01b53 返信

    ライフネット生命という対比で語られていたので、ネット生保に価値があるという前提で語ります
    SBI生命は団体信用保険専門とみなすべきですね
    SBI生命の資料を見たところ、個人向けは年間1万件を切っており、かなり少ないです
    ネット生保で勝ち抜くというストーリーでは評価できないと思います
    あと、解約返戻り金が多いのが気になりました
    前身がピーシーエー生命でしたので、その時の財産で黒字になっているけど、解約が続いているのでは?という印象です。
    あと、赤字か黒字かは、今のSBI生命では余り意味がないと思います。
    ライフネット生命が一時期黒字になりかけて、今急激に赤字になっているのは、初期投資で契約獲得に動いているからです
    つまり、初期費用がかなりかかって、それを中長期で回収するのが保険業です
    かけた費用に相応しい新規契約が取れているか否かという軸で見るべきだと思います
    SBI生命が本気でネット生保で個人に売る気なら、年間1万件も満たない数では満足するとは思えず、やはり莫大な投資をせざるを得ない気がします
    有価証券は余り気にされないというコメントでしたが、年間で数十億単位の資産有用収益があるとなると、今の相場環境ではインパクトがあるのではないでしょか。

  29. 名前:タカ 投稿日:2020/03/21(土) 16:29:38 ID:ad7a01b53 返信

    SBIインシュランスがいい、悪いではなく、SBIインシュランスが成長していくコアや収益源がまだ明確に特定されていない気がします。
    少なくとも、SBIはネット生保の領域ではない気がしました。2017→2018年で年間7千件で全然伸びてないのでやる気を感じません(むしろ、この2年間では2018年は新規契約数は減っている)。
    団信がコアだとすると、団信の評価が必要だと思います。ここがどれくらいの収益源になりうるのか、よくわかりません。
    何となく、SBIグループでシナジーで上がるかもしれない、指標も低いし、割安かもしれない、ぐらいのノリに感じています。
    SBIインシュランスのように関係会社が多い会社だと、コアの特定が難しく、投資判断の過ちを引き起こしやすくなりますので、何を収益源・成長源にするかの特定がもう少し必要なのではないでしょうか。
    直近だと、3Q単独・2Q単独では赤字ですし、売上も利益もQ単位で見ると、結構変動があって、その要因も気になります。
    SBI生命は、経常収益も減っています。
    ここら辺がうまく理解できてないと、何を評価して投資したのか、その評価方法が間違っていたか正当だったかがの検証ができず、業績が変動して株価が変動した場合にも、それが適切か否か判断できず、逃げ遅れる事態が生じる気がします。

  30. 名前:ssbrain 投稿日:2020/03/21(土) 19:32:44 ID:94dd81e07 返信

    タカさん
    コメントありがとうございます。
    タカさんの意見を受けて、まずSBI生命について考えを述べます。ピーシーエー生命は2010年に新規の契約を停止しています。SBIが買収した2013年には13万件の契約者数がありました。恐らく13万人のお客様は保険料の振込を終えられている方も多く、SBI生命で資金を運用し、お客様が亡くなったり、解約されたら資金を払い戻している状況だと思います。この契約はいずれ0になります。
    また、SBI生命の個人向けは契約者数は伸びていなく、やる気が感じられないというご指摘ですが、これは同意致します。
    ライフネットは新規の契約者数は伸びたが、1契約辺りの獲得コストも上がったという趣旨のコメントがあったと思いますが、先行企業でもかけた費用に相応しい契約が取れていないので、敢えてそこで勝負していないと考えられます。
    SBI生命は団信に力を入れていく方針で、2018年で2万件、2019年で5万件程度契約数を伸ばしています。何故かSBI生命の報告書に契約件数は書かれていません。SBIIGの資料だと確認出来ます。
    元々、13万人のお客様からスタートした企業からならかなりのインパクトでは無いかと思います。
    また、団信を専門にやっているカーディフ生命の資料から推測しましたが、団信1件辺り、年間¥20000位の保険料収入が上がります。ですので今年度だと年間10億位、保険料収入が向上する事を期待しています。
    住信SBIの住宅ローン契約件数は年間2万件位なので、最低でも2万件程度は毎年契約件数の積み上げは期待出来るのではないかと考えます。
    有価証券の保有に関しては気にしていないと申し上げたのは、この場を中長期投資を考える場と認識しているからです。結果的に今年度や来年度の業績は評価損などで下がるかもしれませんが、それが5年後や10年後の保険料収入や契約者数の伸びに影響を与える事はないと考えています。

  31. 名前:ssbrain 投稿日:2020/03/21(土) 20:14:28 ID:94dd81e07 返信

    タカさんのご指摘の通り、SBIGのシナジーで上がるかも?指標も低いし割安かも?位のノリでこの議論をお願いしています。
    タカさんからのコメントも頂けましたので、SBI生命に関しては色々と調べてる事も出来ました。
    保険会社の報告書は四半期毎に見ていくと、『責任準備金戻入額』『責任準備金等繰入額』など良く分からない数値が結構あるので、ちゃんと読んでいくと混乱します。
    ※今季のSBI生命は保険料は10%以上伸びていますが、昨季に責任準備金戻入額が58億円あったので、その分で減収になってます。
    タカさんご指摘の通り、保険料収入が伸びていなくても、資産運用収入や???金戻入額で経常が上がっている事もあるので、あくまで保険料収入や契約者数が伸びているか?事業費がかかり過ぎていないかを見る事にしています。
    タカさんのご指摘の通り、コアの特定は大事だと考えます。SBIIGは損保、生保、小額短期の売上が均等に近いので、各社のコア事業や収益源、売上を伸ばすフェーズなのか、利益を出すフェーズなのかの見極めを各社していく必要があると感じています。

  32. 名前:タカ 投稿日:2020/03/25(水) 09:13:31 ID:738e69d9d 返信

    ご返信ありがとうございます
    正直ベース保険は難しくて、私も色々とリスクを知りたいのが本音です
    ライフネット生命でも、EEVの値がころころ変わったり、計算方法変えて数値が変わったり、創業時に保険業法113条関連で赤字が少なく見せていたり、あまりにも専門的なテクニカルで数値が変わっていたので、保険業は、素人だと価値評価が適切にできず、悪材料に気づかず逃げ遅れないかと、警戒心が強いです
    責任準備金も難しいですよね
    新規契約取れば取るほど、積み上がるので、決算も単純に利益が増えたとかで評価できなくなります
    こういう点をどのように評価して他の方は投資しているか知りたいのが本音です

  33. 名前:ssbrain 投稿日:2020/03/25(水) 17:21:27 ID:55c55dcda 返信

    タカさん
    コメントありがとうございます。
    有価証券の保有についてIRに問い合わせ確認しました。
    有価証券の保有はSBIIGで1300億、生命で1000億と生命が殆どです。ライフネットは契約数が2倍近くあるにも関わらず、保有の有価証券は80億程度と非常に少なく見えます。
    ただ、PCA生命時代の保険契約が10万件弱残っている事を考え、同じような貯蓄性の生命保険を扱っているソニー生命やプルデンシャル生命と比較した所、契約件数と有価証券の保有資産はほぼ比例しました。また、SBI生命の持分はその他証券が多い様に見えますが、IRに問い合わせると内容は国債、公社債の投資信託が多いので、そう見えているだけとの事でしたので、他の生命保険会社と比較し特別リスクの高い運用を行っているわけではない様です。

  34. 名前:すぽ 投稿日:2020/04/01(水) 16:19:20 ID:589fc6ab0 返信

    ssbrainさん、タカさん、みなさんありがとうございます。
    ここまでいろんな意見/情報が集まりましたが、「保険業界は数値面から強さが見通せない」というのがどうしてもネックになりそうですね。
    わからないものには投資しないという原則に立ち返ると、投資対象とするには難しいかなぁと思っていますがいかがでしょうか。

  35. 名前:タカ 投稿日:2020/04/01(水) 22:55:09 ID:38dc02f10 返信

    残念ながら、投資対象にしづらいに同意見です。
    評価が難しい銘柄をうまく評価できれば、情報のギャップから勝算ありそうで面白そうかなと思って議論に参加しましたが、やっぱり難しいなという感想でした。難しいか否かは、投資する人の専門知識によるところがあるので、評価できる人にとっては別の結論になるかもしれませんが・・・。
    昔、ライフネット生命株を触っていた際に、他の保険業の決算の質疑応答も色々見たのですが、保険制度の改正や金利など様々な要因で業績が変動し、アナリストの人はその点から将来を予想していた質問しているのを見て、個人投資家が手を出すには、そういった専門分野がある人と差が付きやすく、敷居が高い業種かなと思っています(それが理解できる人にとっては、小型の保険業株だと、ある意味、やりやすい業種の気がします)。
    ただ、アニコムホールディングスでIRに責任準備金などの専門用語を質問して、実質は何も変わっていない表面的な業績悪化による株価下落をうまく見抜いて成功した有名個人投資家さんの話も聞いたので、本当はそういう知見に至る結論を期待したかったので、ちょっと未練あります。
    ただ、SBIの場合、生保も損保も跨いでいるので、なかなか監視負担が大きいですね。。。

  36. 名前:タカ 投稿日:2020/04/01(水) 23:00:08 ID:38dc02f10 返信

    ssbrainさん、有価証券のIRの情報ありがとうございます。
    決算資料を見ていても、国債、公社債の投資信託の保有割合が大きいことが開示されていますね。
    株などよりは安心なのはわかりますが、運用面でコロナ相場でどれくらいの影響があるのか余りわかってないのが本音ですが・・・(やはり保険は難しい)

  37. 名前:ssbrain 投稿日:2020/04/01(水) 23:31:18 ID:dd9de080b 返信

    すぽさん
    タカさん
    コメントありがとうございます。
    この数日間、色々と資料を漁ったのですが、
    現時点で明確な強みを確信する事は出来ませんでした。
    詳しい方にも参加頂いて教えてもらいたいという
    気持ちもありましたが、不発でした。
    投資対象にし難いという方向性には同意致します。

  38. 名前:すぽ 投稿日:2020/04/02(木) 10:00:55 ID:589fc6ab0 返信

    ssbrainさん、みなさん
    それでは評価を確定しました。評価は2.5に近い3.0です。「わからないものには投資しない」という原則を優先した評価です。
    保険業界は触るのは難しいというのが、議論してみた結論ですかね。議論ありがとうございました!

  39. 名前:ssbrain 投稿日:2020/04/02(木) 11:24:14 ID:c41db8788 返信

    すぽさん
    タカさん
    みなさん
    議論にお付き合い頂きありがとうございました。