にしさん
大変お待たせしました。それでは6238フリューです。よろしくお願いします。
■結論
写真保存先独占というアフタービジネス型のビジネスモデルを軸に高収益を生み出すが、既に成熟期に達しており今後の成長は横ばいからAクラス(5%程度)と見るのが現実的。四半期決算好調や株式分割などで、株価がもAクラス(PER20)に近いレベルまで上昇しており今からのお買い得感も弱い。3.5に近い3.0。
■基礎情報
GMOクリック証券の分析を使います。
・その他IR資料など
■ポイント
Step1:業績の確認
・売上、利益は概ね横ばい。営業利益率は15%と高め。
・セグメント別では「コンテンツ・メディア事業」の利益率が非常に高く(セグメント利益約50%)、利益の7割を稼ぎ出す。
Step2:事業の確認、ビジネスモデルは?
・プリントシール機でシェアNo.1。実は本体よりもシール機連動アプリが収益の柱になっている。
・シール機で撮影したデータをアプリ(ピクトリンク)で管理できるようになっており、このアプリの利用料が月額400円。プリンターとインクのような構造になっている。
・ピクトリンク有料会員は163万人(2016.9時点)
予想PER16.7
■にしさんへの質問
②5年後の売上・利益のイメージはどれぐらいですか
③その他、聞きたいことがあればどうぞ
ウェッジホールディングスという白熱した議論と、ハイパフォーマンス期待銘柄後で非常にやりづらいところがあります(笑)
稚拙な部分が生じてしまうかもしれませんが、よろしくお願いします。
STEP1:この企業の強みは、コンテンツメディア業での高い収益を次の事業(今であればゲーム事業)に回し、新規事業の開発を行っていける強い環境にあることです。
ガールズトレンドビジネスと世界観(キャラクター・ゲーム)事業の両輪のうち、ガールズトレンドビジネスは大崩れすることがないです。
高いストック性のあるピクトリンクアプリ(有料会員性で156万人以上が会員)と、消耗品であるシールでの継続利用によってこの企業のビジネスモデルの安定性は最高レベルで安定しているかと思います。
弱みらしい弱みもありません。しいて言うならゲーム開発能力が発展途上段階にあるため、有力なコンテンツがまだ開発できていないことでしょうか。