邱さんの教えでもありますが、私は投資で勝つことよりも中長期的に負けないことを重視しています。そのために銘柄選定以前の、破滅を防ぐための3つのルールを遵守しています。
1.信頼あるところにしかお金を預けない
銀行に慣れ親しんでいるため、私も含め多くの人が「お金を預けること」に対し信用しすぎているように思います。友人に100万円預けることにはためらいがあると思いますが、本来はその延長で考えるべきものです。
私は「小規模FX業者にも預ける気にはなれない」ぐらいの感覚でお金の預け先を選定しています。
東京電力株は2011.3.10までは日本で一番安全な株でしたが、たった1日で株価の8割以上毀損しました。私は、株を持つ時は常に紙クズになることを意識すべきだと思っています。私の場合は、6~7銘柄程度、1銘柄で全体の1/3を超えないぐらいを目安に分散投資しています。
初めまして。ヴェリタスでお見かけしてから毎日読ませていただいております。去年の12月から中長期投資を始めた新参者です。
どのように考えて投資するのか大変勉強になります。今後株で退場しないためには、今の好況な相場よりも、ショック時にどう行動するかで変わってくるのではないのかと思っております。すぽさんは、リーマンショック時に手放さずに持っていたとのことですが、大暴落時にはどのように行動するのがいいのかその心構えとやってはいけないことなどお考えをお聞かせいただけたらと思います。
私は以前はショック時にはすぐに売却するのかと思っておりましたが、逆にこのときこそ割安で仕込み、なおかつ暴落が懸念される時にはキャッシュポジションを調整することで安易に手放さないのが正解のように思えてきました。
しかしながら、いざ大暴落時には平静を保つのが難しいようにも思います。すぽさんのお考えをお聞かせいただけたら幸いです。