来年から株の売却益・配当金に対する税金が10%から20%に戻ります。(厳密には10.147%⇒20.315%)
単純に言えば100万円の利益確定を行った場合、今年中なら10万円の税金で、来年以降は20万円となるということです。ですので、含み益がある株については全て今年度中に利益確定すべき!と思っていたら、意外な事実がわかりました。
「クロス取引によって節税効果が認められるのは、クロス取引後からの資産評価額が2.25倍以下の時に売却を行った場合」
詳しくは梅屋敷商店街のランダム・ウォーカーさんのこの記事をご覧ください。
「今年中にクロス取引やっておくべき」は誤りでした。正しくは「今年中にクロス取引してはダメ」
私は一応理系なのですが、そのサイトに書いてあった不等式計算だけでは腑に落ちなかったので、自分でExcelでシミュレートしてみました。確かに売却金額の2.25倍が損益分岐点でした。当然利益幅によって差が大きくなります。
という訳で、保有株が2.25倍になるまで売らない自信がある場合は保有、そうでない方は今年度中に利益確定(クロス取引)をしましょう。
ちなみに私はインフォマート、スタートトゥデイ、日本M&Aなど、利益幅が大きい銘柄だけ売却(クロス取引)しました。成績の計算上では支払った税金は損失として計算し、平均取得単価は変更せずに表記します。
株1年生のボクですが、これから一生懸命勉強して先輩方に追いつきたいと思っています。
すぽさんのブログはストレートで明快なのでとても為になります。ありがとうです。
特に、左のサイドバーにあった投資についてのシリーズは非常に勉強になりました。
邱永漢先生のファンだという点もボクと共通なんで親近感が湧きました。
どうぞ、これからもよろしくです。