金融リテラシーの重要性は株式投資をされている方であれば実感すると思いますが、自分にどれぐらい力があるのかがイマイチわかりづらいと思います。そこで金融リテラシーをゲーム的に「レベル」で考えてみるというのを思いつきました。
レベル1~3
最初のレベルは「お金を考える、節約」です。基礎的なことですがやはり重要です。無駄な借金をしない、リボを使わないといったことから始まり、どうすると安く手に入るかということを考えるフェーズです。尊敬する邱永漢さんは「お金の話は、まずは道に落ちている一円を拾うことから始まります」と仰っていますが、コスパを常に考えられるかは金融リテラシーの基礎です。最強クレジットカード活用法なんかもここに入ります。
レベル5~7
次のレベルは「株式投資・資産運用の理解」です。インデックス投資、ドルコスト平均法などがここにあたります。レベル1~3とは違いお金がお金を生むということを理解できているフェーズです。日本ではこのレベルの人すら多くはありませんが、確定拠出年金(DC)なども制度が拡大され少しずつ増えてきている印象です。
レベル10~15
さらに上のレベルが「個別株投資を中心とした投資」です。このレベルは金融全般に関する理解が求められます。財務諸表が読める、企業がどう利益を産むのがわかる、経済政策の意図がわかるなど「平均ではなく個別」にフォーカスできる能力が求められます。
お気付きの方もいらっしゃると思いますが、ここでの「レベル」とは「長期的に複利で回せる利回り」を指しています。世界一の株式投資家であるバフェットさんはレベル23(37年間で平均利回り22.6%)なのでこの辺りが最高レベルです。(バフェットさんは小型株ならレベル30を超えそうですが・・)
このレベルの考え方は意外と順番通りになっており、下のレベルを飛ばして上のレベルに行くのはやはり無理があります。またレバレッジをかけて一時的にレベルを上げたふりをしても、マイナスも大きくなるので長期的には実力に近づきます。
というわけで私は・・・うーん、レベル10ぐらいまでは来たかなぁ。
インデックス投資家から個別株に移行しましたが、
レベルは下がりました・・・レベル3くらいでしょうか。
すぽさんのブログを見て、企業のビジネスモデルを重視するようになりました。
肝心の成長性予測が苦手です。