昨年12月に購入した銘柄ですが、分析記事を書いていなかったのでまとめておきます。議論は行っていませんのでその前提での評価です。
■結論
営業利益率6割を超えるキャッシュリッチ企業。主力のサイトコントローラーは、プラットフォームを束ねるプラットフォームというユニークな商品で、ホテル業の基幹システム的なポジションを確保。ストック型ビジネスモデルで極めて安定的にキャッシュを生み出す。現在4,000~5,000社で15,000社あたりまでの成長期待と、長期的にはポジショニングを活かした新商品やキャッシュを活かしたM&Aもしくは自社株買いなどを期待する。株価は高め。評価は4.0に近い3.5。
■基礎情報
GMOクリック証券の分析を使います。
■ポイント
Step1:業績の確認
・2014を底に美しい右肩上がり。売上、利益ともに2割程度の成長。
・営業利益率は驚異の62%。B/Sも9割以上がキャッシュという状況で例を見ない財務健全度。
Step2:事業の確認、ビジネスモデルは?
・ホテル業向けサイトコントローラー「TEMAIRAZU」を主力とする。ホテル業は複数のOTA(楽天トラベル、じゃらんといったオンライン予約サイト)に部屋を掲載しているが、このサイトコントローラーを使うことで一括で部屋管理ができるようになる。
・プラットフォーマーはお客さんに最も近いビジネスのほうが有利。サイトコントローラーはホテル業の基幹システムのような立ち位置におり、盤石なポジションを確保。
・競合は楽天の「ねっぱん!」や、リクルート系の「TLリンカーン」など。ねっぱん!が無料だったこともありシェアトップ。7月から有料化にするので動向に注意。これを機にTEMAIRAZUへ流れる可能性もありマイナス要因ではない。
・現在の契約施設数は約4000件、1件あたり平均約22,000円/月程度。市場の上限は楽天トラベル登録施設が約30000施設であることあたりから推測し15,000件程度か(情報はyahoo掲示板の昨年の株主総会レポート)。
・ホテル業向けサイトコントローラー「TEMAIRAZU」を主力とする。ホテル業は複数のOTA(楽天トラベル、じゃらんといったオンライン予約サイト)に部屋を掲載しているが、このサイトコントローラーを使うことで一括で部屋管理ができるようになる。
・プラットフォーマーはお客さんに最も近いビジネスのほうが有利。サイトコントローラーはホテル業の基幹システムのような立ち位置におり、盤石なポジションを確保。
・競合は楽天の「ねっぱん!」や、リクルート系の「TLリンカーン」など。ねっぱん!が無料だったこともありシェアトップ。7月から有料化にするので動向に注意。これを機にTEMAIRAZUへ流れる可能性もありマイナス要因ではない。
・現在の契約施設数は約4000件、1件あたり平均約22,000円/月程度。市場の上限は楽天トラベル登録施設が約30000施設であることあたりから推測し15,000件程度か(情報はyahoo掲示板の昨年の株主総会レポート)。
Step3:株価の確認
予想PER35.1、PBR6.2
予想PER35.1、PBR6.2