そーせい候さん、みなさん
それでは4665そーせいグループです。一緒に議論をお願いします。
■結論
2020年に利益が5倍になる中期計画すら保守的という驚異的な成長可能性を秘めた創薬ベンチャー。収穫期に入った薬だけで100億円程度の売上が見込める中で、StaRと呼ぶレセプター探索の基礎技術を使ったブロックバスター薬(売上1,000億円以上)を生み出すパイプラインを保有しており、大きな期待ができる。
■基礎情報
GMOクリック証券の分析を使います。
■ポイント
Step1:業績の確認
・ここ2年でようやく黒字化。2015はの売上は30億程度だが、2016の計画は117億と桁違いの成長を見せる。
・創薬会社なので利益率は極端に高い。
Step2:事業の確認、ビジネスモデルは?
・新薬系ベンチャー。赤字の苦しい時期を乗り越えて収穫期に入った上に、大型買収(ヘプタレス社)に成功し注目を浴びる。
・1本目の柱は慢性閉塞性肺疾患(COPD)治療薬。
・ビジネスモデルは特許独占型。他社参入リスクはほとんどない。
Step3:株価の確認
予想PER 26.2
■そーせい候さん、皆さんへの質問
①この企業の5年後の収益はどれぐらいだと予想しますか?
②リスクやプラスの可能性についてはどう考えますか。
③その他、聞きたいことがあればどうぞ
まんぼうです。よろしくお願いします
まず質問に答える前にまず私なりのそーせい株のストロングポイントについて分析をしたいと思います
●そーせいの強み
「開発の終了したブロックバスター候補あり。ロイヤリティが安定して入る」
・ノバルティスに導出した「グリコピロニウム臭化物」これは商品としてCOPD薬「シーブリ」「ウルティブロ」、として既に販売されています。欧州日本では既に承認済み。販売中ですが、去年末に米国でも承認を受けましたのでほぼ全世界が市場となります
また、同成分の喘息薬としてQVM149の臨床治験が開始されノバルティスがフェーズ3治験中です
そーせい(と今の株主)は上記薬剤について今後のコストは不要で利益だけを享受できる収穫期にあります
市場規模は非常に大きく、反面、既存または将来の競合品も多いですが
導出先ノバルティスの規模、販売網を考えると主流になる力は十分にあると考えます
売上から推定されるそーせい社の受け取るロイヤリティは5%以下程度と予想されます
現在この分野で最も売れている薬はGSKの「アドエア」で年商額は日本円換算8000~9000億円。
非常に安定した収入源が確保されているのが強みです
上記収益を基にM&Aでヘプタレス社を傘下にしました。買収金額200億+最大280億
買収の規模的にそーせい株はヘプタレス社の評価が外せないものになっています
次にヘプタレス社のストロングポイントの分析をしたいと思います