ソフトバンクがARM社を約3.3兆円で買収し話題になっています。孫さんファンからすればこういった驚きの行動にも慣れてしまうところもありますが、改めていろいろと感じることがあります。
本業は投資家
孫さんの肩書きは一般的には「経営者」ということになりますが、冷静に見ると「成長株投資家」と捉える方が適切ではないかと感じます。
Yahoo、アリババ、ボーダフォン、ARMなど、これまでの様々な投資案件に関して、シナジーやコングロマリットといったMBA的な思想をほとんど感じません。むしろそこにあるのは「爆発的に大きくなる(儲かる)可能性があるか」という投資家発想であり、
ARMに関しては「成長、ビジネスモデル」に沿った成長株投資に見えます。
孫さんについていくのは自分のルールに反する
私たちにはソフトバンク株を通じて、孫さんに付いていくという選択肢があるわけですが個人的には全くその気になりません。
投資はどこまでいっても自己責任です。孫さんの判断が失敗する可能性もあるわけですが、その際責任を負うのは結局私たちです。私は投資先は自分で決めるべきものだと思っており、経営者に投資先まで委ねるべきではないと考えています。
孫さんを上から批判するような人間にはならない
そしてもう一点。NewsPicsや経済記事などで、孫さんの行動に対して上から目線で良い悪いなどと語る方を見かけますが、
「お前が孫さんに何か言えるわけないだろ」
思わずそんなツッコミを入れたくなります。私たちとは比較にならない大きさの器で判断されている孫さんに対して、私たちごときが判断の是否を語るのは野暮ではないかと思うのです。
というわけで、稀代の成長株投資家である孫さんを尊敬しつつも、(小さい器なりに)自分の投資スタイルを今後も貫きたいと思います。
#記事をアップしようとしたら丁度imoekatさんも孫さんについて書かれていました。よかったらあわせてどうぞ。
すぽさん、こんばんは
奇遇でしたね 笑
孫さんに対して私も基本的に同じ見解です。