それでは議論よろしくおねがいします。
■結論
「美容室への経営コンサルを通じた高級シャンプー販売」というユニークな戦略でストック的な安定成長を遂げる。高級シャンプーは値崩れしない優秀な商材だが売るのが難しい。コタは美容室とのつながりを通して美容室への高級シャンプー販売しており、さらに「一般ユーザーへの販売チャネル」として美容室を上手に活用している。競合にはミルボンなどが居るが、ターゲットがやや違っており一定程度棲み分けができている。
高収益で強固なビジネスモデルをもつ良い会社だが、5%成長でPER20を超えておりほぼ実力通りの水準。評価は3.0に近い3.5。
■基礎情報
GMOクリック証券の分析を使います。
・美容経済新聞
・会社IRページ
■ポイント
Step1:業績の確認
・ゆったりとした成長(3~5%程度)
・営業利益率は約20%と高収益。利益率は近年向上傾向。
・B/Sはキャッシュが多め。有形固定資産も多い。
・美容室専売商品(シャンプー、ヘアカラー、整髪料等)を主力とする。
・美容室に対しコンサル的な営業を行うことで、定期的な商品販売(ストック化)につなげるというユニークなビジネスモデル。コタが用意した「旬報店システム」は無料で利用でき、美容室の売上等の経営管理が可能となる。
・商品は美容院が使うだけではなくユーザーも買えるようにしている。商品はネット販売業者などを排除(制限)し、美容室の利益貢献商品になるようチャネルコントロールを行っている。
・資生堂等の大手化粧品メーカーに対しては、髪質も踏まえたハイエンド商品にすることで棲み分けを図っている。
■FPかもめさんへの質問
①今後5年の成長イメージについてどのように考えていますか
②会社の強み・弱みについてどう考えていますか
③その他聞きたいことがあればどうぞ
今回は前回のじげんのように資料とか用意せずまったり行こうかと思ってます。
よろしくおねがいします。
1
成長ペースは特に変わらず今までのペースでわりと長く続くのではないかとお考えてます。
2
旬報店という仕組みが強みになってると考えてます。
これはとても防御力の強い事業モデルなように思えます。
俗に言うワイドモートなのでは?と考えてます。
3
といったものの長期の成長性の確度とか、ほんとに堀を持つといえる事業モデルを備えてるかは一緒に考えたいと思ってます。