企業分析:2928RIZAPグループ(評価なし)

Gananさん

大変お待たせしました。それでは2928RIZAPグループです。よろしくお願いします。

■結論
今回は業績を左右する重要なポイント意見が分かれているため「評価は無し」とする
(以下、論点を整理。★は争点となり意見が分かれている)

———-
RIZAP(ジム)事業について
・店舗拡大、ストック化、シニア取り込みなどの成長ドライバーは期待できる
一方で競合が増加しており価格競争になるかうまく差別化ができるかは意見が別れる
 医療連携、ブランドなどが長期的な差別化要因になる
 ×消費者心理による差別化のため、変化するリスク

②事業拡張について
・英会話は既にコミット型の企業も多く、高収益シナリオは考えづらい
・ゴルフはニーズを捉えており一定程度期待できる
・低糖質食品の成長は一定程度期待できる
食品コラボ(ファミマ、ピザハット等)は意見が分かれる
 リーディングカンパニーとして成長ドライバーになる
 ×コラボは短期的な施策(ブーム)で終わる可能性がが高い
・牧之原市とのコラボ大きな市場規模になるように思っていない

M&Aについて
・バリュー投資のような、割安事業買収が中心
事業立て直しの力については意見が二分している
 全ての企業を黒字にしており、経営手腕の高さは信頼できる
 ×売上が伸びた企業は一部。利益改善だけでは経営手腕は測れない。
———-


■基礎情報

札証銘柄のためクリック証券に情報がなく、ValuationMatrixを使いました。



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・その他IR資料など

社長インタビュー記事(エコノミスト)

■ポイント

Step1:業績の確認

・2012から売上、利益が急上昇。2016は売上1,000億に向けて3Qまで順調に進捗。

・営業利益率は8%程度まで上昇中 

・B/Sは自己資本比率20%程度でレバレッジは強め

Step2:事業の確認、ビジネスモデルは?

・言わずと知れたRIZAPの大ヒットによる高成長。ここ数年はM&Aを積極化。

・利益の大半はRIZAPによるもの。他のフィットネスクラブに比べて設備投資が軽い上に単価が高い。積極的な広告費もペイしている。

・参入障壁は低く、スピード感で走り抜けているような経営スタイル

・シニア層の拡大は筋がよく、うまく取り込めれば成長ドライバーにできる

Step3:株価の確認

予想PER16.6

■Gananさんへの質問

①今後の成長イメージについてどのように考えていますか
②会社の強み・弱みについてどう考えていますか
③その他聞きたいことがあればどうぞ

『企業分析:2928RIZAPグループ(評価なし)』へのコメント

  1. 名前:Ganan 投稿日:2017/04/18(火) 21:34:50 ID:a9d9676a9 返信

    すぽさん、皆さん宜しくお願いします。
    まとめますので、明日までお待ちください。

  2. 名前:すぽ 投稿日:2017/04/18(火) 22:46:33 ID:589fc6ab0 返信

    Gananさん、ありがとうございます。
    急ぐものではありませんので、無理せずお返事ください。

  3. 名前:Ganan 投稿日:2017/04/19(水) 16:52:00 ID:6c3fd38bd 返信

    ①今後の成長イメージについてどのように考えていますか
    会社が2015年2月に発表した中期経営計画(COMMIT2020)では6年後(今から4年後)の2020年度の決算で売上高3,000億円、営業利益350億円となっています。
    過去の比率から推測して純利益は営業利益の半分強あるので、2020年の純利益は175億円前後になると思います。
    今期2016年の会社予想でみた第三四半期の業績進捗率は売上66%と若干達成が厳しいが、アナリスト向け説明会では達成見込みであると社長は言っています。
    営業利益、純利益の進捗率はそれぞれ79%、84.7%であり、今期目標の達成は間違いないと思います。

  4. 名前:Ganan 投稿日:2017/04/19(水) 16:52:44 ID:6c3fd38bd 返信

    今期2016年度の決算予測を起点にCOMMIT2020の目標から逆算して、毎年均等に成長すると仮定すると、
      毎年の成長率は売上高31.6%、営業利益36.3%, 純利益30.1%になります。この仮定のもと、2020年まで各年度の推移は下記になります。
    2016(予想) 2017 2018 2019 2020(COMMIT2020)
    売上高(百万円) 100,000 131,607 173,205 227.951 300,000
    営業利益(百万円) 10,150 13,831 18,848 25,684 35,000
    純利益(百万円) 6,000 7,840 10,247 13,391 17,500
    COMMIT2020以前にRIZAPは2013年12月にも中期経営計画を発表していますが、約1年の早期達成したので、COMMIT2020の新中期経営計画を発表しました。
      アナリスト向け説明動画では、RIZAPは結果にコミットをキャッチコピーにしているので、COMMIT2020は早期達成をも視野に決算でも必ず結果にコミットしま す、
      と瀬戸社長は言ってたので、中期経営計画に自信が伺います。根拠は以降の②の会社の強みにて述べますが、私自身もこの目標は達成できると思います。
      2020年度以降も高成長を維持していくには海外展開を本格的にやらなければいけないと思いますが、瀬戸社長は自己投資市場で世界一の会社になると
      壮大な目標を持っているので、それ以降も成長目標を下げずに積極的に攻めていく思います。

  5. 名前:Ganan 投稿日:2017/04/19(水) 16:54:56 ID:6c3fd38bd 返信

    ②会社の強み・弱みについてどう考えていますか
      ・会社の強み
    1.金のなる木であるRIZAP事業
     ○事業内容
         今では知らない人がいないほど有名になったプライベートジムのRIZAP。実は私は昨年9月から会社調査のために入会して会員になりました(2ヶ月で8kg減)
    入会者の多くは2ヶ月30万円、週2回(全16回)の基本コースに入り、個室でトレーナーとマンツーマンでトレーニングし、
        1日3食(糖質を1日50g以下に抑えた食事)をすべて写真に撮ってトレーナーに報告し、1日1回以上トレーナーからフィードバックを受けます。
        内容に満足しなければ入会1ヶ月以内であれば、無条件で全額返金し、退会できます(RIZAP Englishで退会を経験済み、問題なくスムーズに退会できました)。
    基本コースの修了者限定に月2万円で2回マンツーマン・トレーニングができるライフサポート・プログラムに入会することが出来ます(私もこれに加入)
    そして今月から、同プログラムの人限定のトレーニングルームが新たに開設され(私の店舗では2部屋)、予約が必要だが毎日通い放題ができるようになりました。
        ライフサポート・プログラムは会社が昨年1月に発表したもので、これまで基本コースを修了した人はライザップに通うことがなくなる休会者になる人がほとんどであったが、
    月額2万円のリーズナブルの継続コースが出来たことにより、Rizapを続ける人が2016年1月より7倍増えている(最新説明会資料)
    Rizapはこれまでのフロービジネスモデルから、ストックビジネスモデルへの転換を着実に進めていると言えます。

  6. 名前:Ganan 投稿日:2017/04/19(水) 16:55:31 ID:6c3fd38bd 返信

    ○高い利益率
    RIZAPの駅チカが基本の一般的なスポーツクラブと比較し、店舗は立地が良くなく、トレーニングマシーンも種類を限定し、
        シャワールームやロッカーなどの設備も必要最低限の数しかないから、下記(会社説明資料より)のように固定費がかなり抑えられていて、
        利益率が非常に高いので、すぽさんのおっしゃるように積極的な広告費もペイします。
         一般的なスポーツクラブ      RIZAP(プライベートジム)
    人件費 30% 25%
        家賃 20% 3~4%
    水道光熱費 10% 1~2%
    設備・維持コスト 10% 5%
    ○店舗拡大
    2017年2月時点で全国に110店舗展開しており、2015、2016年度(予定)はそれぞれ40店舗の新規出店になっています。
    利益率の高さから近年、プライベートジムの参入障壁が非常に低いこともあり、
        RIZAPのビジネスモデルを真似た競合他社が急速に出てきており、
        (24/7:40店舗、エススリー:16店舗、その他bellezza、ガジャーラは数店舗)
        糖質制限ダイエットブームもあり、市場として非常に勢いがあります。
        フィットネスクラブの総会員数が400万人(goo.gl/ytWNn0)であるのに対し、RIZAPの累積会員数は7万人であることや、
    50代以上のシニア層の拡大余地(一般的なフィットネスクラブでは5割近くであるのに対し、RIZAPはまだ2割)が大きいことを考慮すると、
        毎年40店舗の新規出店ペースは2020年度まで維持できると考えています。

  7. 名前:Ganan 投稿日:2017/04/19(水) 16:56:36 ID:6c3fd38bd 返信

    ○競合他社の追随を許さない企業力
    現在、プライベートジム業界2位以下のすべての企業の店舗数をあわせても、RIZAPの半分程度しかない。
      ライバル社でも同じですが、RIZAPでのダイエット方は低糖質の食事が必要不可欠。
      しかし、外食では殆ど選択肢がなく、自炊でも低糖質の料理を作るのは結構ハードルが高い。
    RIZAPは2003年創業時(前の社名:健康コーポレーション)から、ダイエット食品を作り続けており、
      入会者はRIZAPから低糖質の食事を買うことができる(約50種類、味もそこそこおいしい)。
    私個人の経験でもそうですが、糖質を抑えた食事を取り続けることが一番きつい。
      これは他社が真似出来ない分野であり、RIZAPは5年以上の積み重ねたノウハウもあり、
      他の大手がスポーツジム会社が新規参入しても、RIZAPの業界1位の地位を脅かすことができないと思います。

  8. 名前:Ganan 投稿日:2017/04/19(水) 16:58:42 ID:6c3fd38bd 返信

    PCのノートからここのコメント欄に移したら、フォントが崩れてしまいました。。
    書きたいことは1/5程度しか書ききれませんでしたが、今日はこれ以上時間が取れないので、続きはまた明日書きます。今日の書き込みで、ご質問やご意見あれば、よろしくお願いします。

  9. 名前:Ganan 投稿日:2017/04/20(木) 17:24:07 ID:8db22f3fd 返信

    会社の強みその2. 低糖質食品市場を席巻できる可能性
    当社は2003年創業時は低カロリーのダイエット食、豆乳クッキーを作り一時100億を超える売上を達成するほどの食品会社でした。
    その後もダイエット食品・低糖質食品作り続け、RIZAP会員は低糖質パスター、弁当、アイス、ケーキなど50種類を超えるラインイン・ナップから商品を購入することができます。
    低糖質食品市場は2015年は3,185億円(前年比11.1%増)、2016年は3,431億円(前年比7.7%増)と年々増加し、今年は更に成長が見込まれ、大きな市場になっている(goo.gl/LuFEO3)
    RIZAPは昨年8月にピザハットとコラボして低糖質ピザを3種類発売し、当初6店舗のみだったが、ピザハットの過去のコラボ商品の7倍の売れ行きを受けて、32店舗に拡大し、
    今年1月に全国372店舗中149店舗と更に拡大しました。私も食べましたが、えこひいきなしにピザハットの他のすべてのピザより美味しいと感じました。
    1枚1000円で、興味ある方ぜひ試してみてください。

  10. 名前:Ganan 投稿日:2017/04/20(木) 17:24:26 ID:8db22f3fd 返信

    そして当社は昨年11月にファミリーマートともコラボ商品をファミマ系列の全18,000店舗で販売しています。コラボ商品の発売後16日で300万食を突破し、
    定番商品をおさえ、2週連続で焼菓子カテゴリー内の人気 No.1、No.2 を独占するなど、当初計画を大幅に上回る販売となり、
    その後コラボ商品第二弾、三弾、四段と続々新商品を発売し(全部で30種類ほど)、今後もさらに新商品を投入し続けていくそうです。
    私も殆どの商品食べ、コーヒーゼリーなど微妙なものもありましたが、チーズケーキ、プリン、カップ麺など結構美味しい商品が多かったです。
    さらにキリンとも先月ライザップ プロテインボトルのコラボ商品を発売しており、今後他の企業とのコラボも期待できます。
    このようにRIZAPはもともとダイエット商品の会社であり、味を落とさず糖質を落とす食品の開発にかなりノウハウを持っているようなので、
    これからも伸び続ける低糖質食品市場でも大きなシェアを取れるとチャンスがあると思います。

  11. 名前:Ganan 投稿日:2017/04/20(木) 17:29:10 ID:8db22f3fd 返信

    会社の強みその3. RIZAP GOLFなど二匹目のドジョウが狙える
     RIZAP事業で殆どの入会者がダイエットに成功できる最も大きい要因は値段の高さだと思います。
    入会者は30万円もの大金を支払っているから、絶対に痩せて元を取り戻さないととの思いが強く、自宅でも筋トレを頑張り、糖質を頑張って制限します(私もそうでした)。
    その点、すべてのライバル社はRIZAPより安いことを謳い文句にしているから、その分痩せようという決意は弱くなると思います。
    私が通っている店舗の責任者は、RIZAPに来るお客さんの中に、他のジムでの失敗者も多いと言っています(裏付けはありませんが)。統計で、高い買い物ほど満足度が高いという有名な話があるくらいです。
    このように大金を払うことで正のフィードバックが働くビジネスモデルは、他の業界にも通用しそうなので、RIZAPは現在RIZAP GOLFに力を入れています。
    RIZAP GOLFはプライベートジムのRIPZAPと同じ2ヶ月30万円で、ゴルフのスコアを大幅に下げることをコミットします。
    同様、満足出来なければ、一ヶ月以内なら無条件でお金が全額返還されます。
    現在データを集めながら試行錯誤している準備期間で、まだ6店舗しかないが、体制が整えたので来期では20店の新規出店する計画だそうです。
    顧客満足度は90%以上と非常に高く、準備期間では広告を止めていたが、最近広告を再開したら問い合わせが数倍になり非常に需要があるようです。
    ゴルフの市場規模は1.4兆円とプライベートジムと同等の大きさで、プライベートジムと同等の規模になる、と社長は自信のある口調で説明会動画で言っていました。

  12. 名前:Ganan 投稿日:2017/04/20(木) 17:34:48 ID:8db22f3fd 返信

    それ以外、同社はRIZAP ENGLISH(2店舗)、RIZAP 英会話、 R-COOK(料理教室、1店舗。2店舗目準備中)、RIZAP KIDS(子供の身体能力を向上させる)
    を展開しています。実は私はRIZAP ENGLISHにも入会し(途中退会したが)、妻をR-COOKに行かせました。
    RIZAP ENGLISHはTOEICの点数のアップにコミットします。入会者一人一人に合わせた教材を選び、前期は単語や文法を大量に覚えさせ、
    後期はひたすら問題を解かせます。ノルマが重く、1日3、4時間勉強しなければいけなく、校舎も私の家から少し遠い新宿が最寄りだったので、
    自分にとって続けられないと感じ、一回授業を受けただけで退会しました。しつこい説得は一切なく、非常にスムーズに退会でき、お金も30万円全額戻りました。
    (需要をさばききれていなく、入会待ちの人も多かったからかもしれませんが)
    R-COOKは料理の美味しさと盛り付けにコミットし、レストランのプロがトレーナーとして教えてくれるようです。
    和食、中華、フレンチの全体から自分の習いたい料理を10品を選んで教えてくれます。
    (妻はダシのとり方や、魚の選び方、炊き込みご飯、餃子、寿司、ラザニア、パスタ、野菜炒めなどを選びました)
    プロの料理はとにかく下処理が大変で、プロセスが家庭料理よりかなり多く、料理は劇的に美味しくなりましたが、
    友人を呼ぶパーティなら良いが、共働きの我が家では普段作れないな料理が殆どだなと思いました。
    店舗は自由が丘にあり、そのあたりはセレブな専業主婦が多いので、結構需要があって、1店舗目の成功を受けて2店舗も計画しているようです。
    このようにRIZAPは他の分野とも相性が良く、実際ゴルフは成功しそうな感じで、英語と料理教室もそこそこうまくと感じています。
    第2、第3のプライベートジムにまで成長できる事業を見つけられる可能性はかなり高いと思います。

  13. 名前:Ganan 投稿日:2017/04/20(木) 17:35:32 ID:8db22f3fd 返信

    まだまだ書きたいことがありますが、続きはまた明日にアップします。。

  14. 名前:すぽ 投稿日:2017/04/21(金) 00:48:56 ID:589fc6ab0 返信

    Gananさん、ありがとうございます。
    調査のために実際に使われており素晴らしいですね。
    その他の強みや懸念点などもぜひお聞かせください。

  15. 名前:Ganan 投稿日:2017/04/21(金) 17:50:24 ID:ce2a4d282 返信

    会社の強みその4. 分散された事業内容、シナジーを生む企業の買収・再建
    当社は創業4年目の2007年は売上100億を超えるほど、ダイエット商品の豆乳クッキーが大当たりしたが、
    翌年ブームの終了と競争の激化で売上が急落し、2年で10億円まで落ち、会社は倒産の危機に瀕しました。
    その当時の教訓を活かし、現在はRIZAP事業だけに偏らず、バランスの取れた収益を確立し、借入金を長期化しました。
    現在、RIZAP事業の売上は全体の2〜3割しか占めません。
    有価証券報告書によると、RIZAPは今年度に26.5億の無担保社債を発行し、平均の償還期限は2022年と期限が長く、利回りも平均0.26%と、
    無担保の5年債でこれほどの低金利で資金を調達できるのは、高い信用力の証拠だと言えます。

  16. 名前:Ganan 投稿日:2017/04/21(金) 17:50:40 ID:ce2a4d282 返信

    RIZAPは2013年度に6社、2014年2社、2015年2社、そして今年度は6社と非常に早いペースで企業を買収してきました。
    そのうち7社は上場企業であり、買収時はすべての企業が純利益が赤字、PBRが1未満のものであり、負ののれんとして一時利益を計上しています。
    2013年度に買収したイデア(コード3140)とSDエンタ(4650)は2年後に黒字化し、
    (SDエンタはその翌年そして今年度の3Q時点までは赤字転落したが、先行投資や天候不順が重なったため、四季報とフィスコのレポートでは
    ポジティブに捉えられ、売上は成長を続け、既存店の営業利益は拡大しつづけ、来期は増収増益の評価をもらっている。実際株価はそれほど下げていない)
    2014年度に買収した夢展望(3185)は1年前から妻に販売サイトをチェックしてもらってきました。
    Webページの作りや品揃えはどんどん改善し、業績をよくしようと会社の努力や意気込み非常に感じられたが、
    減収減益が止まらず、ずっと苦しい状態で、私にとってここは頭痛の種でした。
    しかし、今年の3Q決算では単独四半期で初めて黒字化に成功し、妻からの話では、ゾゾタウンや楽天では昔では10ページ目くらいだったが、
    最近では常に1ページ目に現れ、キーワードによっては一位と表示されることもしばしばで、やっと光が見えてきた感じです。
    このように、2、3年前に買収した上場会社はすべて大きな赤字から黒字化に成功し、非上場の子会社も含め、
    昨年度以前に買収した企業はすべて黒字化に成功し、RIZAPの経営再建術は確かであると言えます。

  17. 名前:Ganan 投稿日:2017/04/21(金) 17:51:02 ID:ce2a4d282 返信

    その他、RIZAPの買収はシナジーを考えた良い買収が多いように感じました。
    今年度買収した日本文芸社が出版した「大人の男のライザップ」「女子のライザップ」の書籍は今年1月17日時点でAmazonのダイエットカテゴリの
    ランキングで1、2位を独占し、買収先の矯正用下着のマルコやオーダーメイドスーツの子会社などは、
    RIZAPで痩せたあとの会員に提案し買ってもらうことによって、業績は好調のようです。
    最近買収したぱどはフリーペーパーで全国1位の発行部数を誇り、
    毎年数十億の広告費を掛けてきたRIZAPにとって、広告費の節約が期待できる。
    当社は自己投資産業でNo.1の企業を目指しているので、それに関連する企業を買収してきました。
    しかし、昨年度に買収した注文住宅の建築会社であるTatsumi Planningは自己投資産業に当てはめるには、強引すぎる気がして、
    当初私は理解できなかった。そこで横浜にあるTatumiの住宅展示場見学に行し、そこ大きな衝撃を受けました。
    Tatumi以外全ての住宅メーカーは200平米以上の豪華のモデルルームを作り、実際の100平米未満が相場であり、
    他社は見学してもあまり参考にならなかったです。しかし、みなとみらいにあるTatumiの展示場は200平米を中で2分割し、
    3LDKと4LDKの100平米未満の2個の住宅を一つのモデルルームで見ることが出来ます。
    デザインや技術力も本当に素晴らしく、他のすべての大手の住宅メーカーよりも魅力を感じました。
    もし私が持ち家じゃなかったら、契約していたかもしれません。実際見学中は3組もの客と商談中で盛況でした。
    この事をRIZAPのスタッフに話したら、Tatsumiの技術力は高く、RIZAPの店舗開発やリフォームはTatumiが行っていると
    言われて、やっとTatumiを買収した意図が理解できました。

  18. 名前:Ganan 投稿日:2017/04/21(金) 17:51:18 ID:ce2a4d282 返信

    強みその5. 東証一部への鞍替え期待
     これは会社の強みではないかもしれませんが、昨年の株主総会で社長は現在上場している札証から、東証一部への鞍替えを明言しています。
    東証一部上場の条件である、株主数、流通株式数、時価総額、売上・収益などはすべて満たしています。
    さらに鞍替えにとってマイナス要因である家族経営の懸念を無くすため、社長の妻を取締役から解任し、社長の持株比率も7割から29%に減らしました。
    実は昨年元子会社の社長がインサイダー取引で逮捕され、四季報ではこのことにより鞍替えが遠のくと書かれたが、
    最近のニュースでそれが不起訴のなったと伝えられ、鞍替えへの障害が取り払われたと言えます。
    現在RIZAPの7個の子会社が東証に上場され、その中に東証1部のものもあり、親会社のRIZAPはいつ鞍替えしてもおかしくない状況だと思います。
     現在上場の札証では取引が非対応の証券会社が非常に多く、機関投資家からの投資も見込まれないので、
    こと事が株価が予想PER17倍と低迷している大きな原因だと考えています。
    会社の知名度が高く、日経の伸びる会社ランキングで3位につけるほど高成長で、
    配当・優待の総合利回りが6%と高く、東証1部になるとPER30倍台の定着が期待できます。

  19. 名前:Ganan 投稿日:2017/04/21(金) 17:52:52 ID:ce2a4d282 返信

    すぽさん
    そう言っていただき、大変うれしいです。
    すぽさん、皆さん、
    文章を書くのに慣れていないため、投稿が遅く申し訳ございません。
    続きはまた明日にアップします。

  20. 名前:Ganan 投稿日:2017/04/22(土) 23:26:59 ID:4528adc2f 返信

    皆さん
    すみません、本日はあまり時間が取れなかったため、続きは明日書きます。
    明日はまとまった時間が取れるので、残りの強み、弱みそしてその他聞きたいことをすべて書きます。
    本日はRIZAPが今年度に買収したパスポート(雑貨屋)とジーンズメイト(洋服屋)を見に行ったので、その報告を致します。
    両社は買収を発表直後に見に行ったことがあり、RIZAPグループに入ったことによってどういう風に変化したのかを見極めたかったです。
    ジーンズメイトはまだ2ヶ月しか時間が経ってないこともあり、新しいロゴにはまだ変わっていなかったが、
    商品の陳列などの魅せ方は良くなり、お店の雰囲気は明るくなりました。2ヶ月前のごちゃごちゃした感はなくなり、
    商品の価格帯に幅が出てきて、前の安っぽさはなくなり、流行りの商品も積極的に取り入れた感じです(主に妻の意見)
    パスポートは久々に訪れ、私の印象は商品と商品の間の通路が広くなり、洗練された感じがして、ロゴも変わったなという程度しか分からなかったですが、
    妻の意見は違いかなり高評価でした(男には雑貨や洋服はよくわからないかもしれません)
    彼女曰く、前回見に行ったのときの安っぽさは全くなくなり、RIZAPの子会社イデアの高級感やオシャレ感はかなり近づいていて、
    ロフトの縮小版のような印象でした。品揃いが大幅に変わり商品はきれいに陳列されたことにより、種類が前よりも増えたが、
    通路が広くなりお店の雰囲気が格段に明るくなった感じです。Petit fluerなど他の雑貨屋では見かけない商品も多く子供から大人までワクワクするようなお店になりました。
    たまたまかもしれませんが、両方とも客は前回より多かったです。
    両社とも今年度大きな赤字決算を発表したときはあっと息を飲むほど、ショックを感じましたが、
    2、3年前に買収した各社も先行投資のため、当初は大きな赤字を計上していたので、これから業績の好転を期待したいです。

  21. 名前:ssbrain 投稿日:2017/04/23(日) 01:44:35 ID:bd05646b2 返信

    Gananさん
    こんばんはRIZAPは楽しみな企業ですね!仕事で出張に行く機会が多いのですが、地方都市にもLIZAPの店舗があり、拡大が進んでいると感じています。
    勉強不足なのですが、現状のLIZAPの利益の7割はスポーツジム事業だと思いますので、そこに対して質問させて下さい。
    市場規模に関して:
    プライベートジムの市場規模は1.4兆とありましたが、ソース等ありましたか?私の軽く調べた限りフィットネスクラブで4000億程度でした。
    http://idegene.com/mktg/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%8D%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%96%E5%B8%82%E5%A0%B4%E8%A6%8F%E6%A8%A1%E6%8E%A8%E7%A7%BB%E5%8B%95%E5%90%91
    また、店舗拡大もGananさんのおっしゃるペースで拡大すれば、2020年で300店舗近くになり、現在の3倍近くなのですが、これは2位のセントラルを抜き去り、1位のコナミに迫る店舗数です。店舗を維持できる損益分岐点は他より低いのでしょうが、単価が10倍近い施設がここまで拡大出来るのかは少し疑問です。
    参入障壁に関して:
    RIZAP自身が先発ではなく、これは低いと考えざるを得ないと思います。
    差別化要因として食品やサプリメントを提供出来ることとありますが、今は通販など発達をしてるので他の企業はフィットネスに特化して、食品等は顧客に調達してもらうことは難しくない気もします。
    たまたま知人がRIZAPグループに勤めていた(退職済み)ので従業員の意見や内情も聞けたら、ご報告しようと思います。

  22. 名前:Ganan 投稿日:2017/04/23(日) 16:33:28 ID:899acef8b 返信

    ssbrainさん
    ご質問ありがとうございます。
    >プライベートジムの市場規模は1.4兆とありましたが、ソース等ありましたか?私の軽く調べた限りフィットネスクラブで4000億程度でした。
    おっしゃる通り4000億程度ですね。
    私は”ゴルフの市場規模は1.4兆円とプライベートジムと同等の大きさで”と書きましたが、”プライベート以上の大きさ”に訂正します。ご指摘ありがとうございます。
    ゴルフの市場規模は1.4兆円というのは、会社の説明資料に書かれ、社長はゴルフ事業は第二のRIZAPになると言っていたので、私は市場規模も同じくらいだと勘違いしました。
    >現状のRIZAPの利益の7割はスポーツジム事業だと思います
    会社はRIZAPの利益を公表していないが、美容・健康関連の営業利益が7割を占めていますね。ただ健康コーポレーションの美容・健康食品などの利益も大きいと思うので、RIZAP単体は5割り程度だと私は思います。それでも大きいことには変わりないですね。
     後で書こうと思ったのですが、2020年度の会社目標の営業利益350億円では、プライベートジムのRIZAP事業3割、ゴルフや英語などそれ以外のRIZAP事業2割、雑貨・アパレル・建築などその他の子会社の利益3割、買収による負ののれん益2割と、バランスの取れた収益になると私は予想しています。

  23. 名前:Ganan 投稿日:2017/04/23(日) 16:33:48 ID:899acef8b 返信

    >店舗拡大もGananさんのおっしゃるペースで拡大すれば、2020年で300店舗近く
    そうですね、私の予想では280店舗になってますね。
    >単価が10倍近い施設がここまで拡大出来るのかは少し疑問です
    現在はまだ2ヶ月30万円コースの会員のほうが多いと思いますが、会社はストックビジネスへの転換を目指しており、月2万円のライフサポートコース(私も加入)の会員がどんどん増えますので(昨年の7倍前後まで増加)、他のスポーツジムより少し高い程度です。
    今月から、ライフサポート会員は毎日良い放題ができるようになった上、毎回着替えとペットボトルの飲水を用意してもらえて、さらに月2回のプライベートトレーニングもそのまま付いてるので、他の一般的なフィットネスクラブとも勝負できる価格になってると思います。
    私の周りでも、2回のトレーニングしかないのに月2万円は高いよと言っていたが、行き放題になったと伝えると、それならいいねと言ってくれるようになりました。
    参入障壁は本当に低いと思いますが、現状プライベートジムで2位以下に大きな差をつけ、知名度も抜群で、ライバル他社は差別化にRIZAPより安いとアピールの時点でRIZAPの名前を出しており、グループ全体の売上・時価総額ともに1000億円前後大企業になり、成長スピードも落ちていないので、2020年度まではこの状況がひっくり返ることはないと思います。10年後ならありえるかもしれませんが、その時RIZAPは海外展開やゴルフやアパレル・雑貨などがプライベートジムよりも10倍の規模になっていると思うので、どのみち会社全体への影響はそれほど大きくないと思います。
    >知人がRIZAPグループに勤めていた(退職済み)ので従業員の意見や内情も聞けたら、ご報告しようと思います。
    元従業員なら私が今聞けないことも話してもらえるかもしれませんね。ぜひお願いします!

  24. 名前:もりやま 投稿日:2017/04/23(日) 17:01:47 ID:de685c795 返信

    Gananさん
    RIZAPとても魅力的な企業だと思いますが、やや気になっている点もあります。
    どのようにお考えになっているのが、お考えを聞きたいです。
    ①負ののれんの評価
     負ののれんによって、利益が嵩上げされるかと思いますが、これを素直に受け取って、利益と考えるべきなのでしょうか。それとも除外して考えるべきなのでしょうか。というのも、負ののれんの利益は、利益としては計上されるも、キャッシュフローは産んでいないわけで、どのように評価してよいか自分自身決め兼ねています。
    ②今後のM&Aの成否
     RIZAPのM&Aは今のところはうまくいっているようですが、今後もうまくいくのか。行くとするとなぜそう言えるのか、といったところがいまいち不明です。
    一般にM&Aの成功率は高くなく、特に垂直統合の場合は成功確率は低いのが普通だと思います。
     特にRIZAPのM&Aはアパレル、住関連、メディア等多岐に及びますが、スポーツジムとのシナジーがそれほどあるとも思えないです。(あることはあるが、それによって、買収元の業績がすぐに向上するほどとも思えないという意味です。)
    個人的にはシナジーより、純粋に企業再生屋として能力が高いということだと思いますが、そしそれが正しいなら、それはRIZAPのどのような能力・施策・社長の経験によって実現できているんでしょうかね?

  25. 名前:Ganan 投稿日:2017/04/23(日) 20:57:21 ID:899acef8b 返信

    もりやまさん
    コメントありがとうございます。(インベスターズCの時もありがとうございました)
    ①負ののれんの評価
    私は素直に受け取っています。買収時は大きな負ののれん益が計上されますが、
    その後数期赤字が続き、現在の利益は過去の買収した企業の赤字を引いたあとの利益でもあるのです。(今期3Q累計では負ののれん益4,136百万円に対し、過去買収した企業の赤字は1,650百万円)
    過去の買収した企業の再建に成功したからということもあるんですが、買収した企業の赤字はどんどん縮小して黒字化が期待でき、
    さらに上場企業に関してはすべて市場価格にプレミアムをつけずに買収しているので、現在の株価から計算したRIZAPの保有分の時価総額は270億円程度もあり、買収金額の84億の3倍強あるので、
    キャッシュ・フローはまだ産んでいないが、第三者に売却することがあると負ののれん益よりもかなり大きな利益が手に入ります(goo.gl/qfjl9l)。

  26. 名前:Ganan 投稿日:2017/04/23(日) 20:57:43 ID:899acef8b 返信

    ②今後のM&Aの成否
    >一般にM&Aの成功率は高くなく..
    それは民事再生による再建の成功率が低い、もしくは(goo.gl/fZMIwj)こちらの成功企業36%のようなデータから得られた結論でしょうか?
    RIZAPは民事再生には当たらなく、上記URLでは非成功企業が16%と成功企業より2倍以上低く、それ以外が半分を占めているので、
    こちらのデータからは失敗する確率よりも成功する確率のほうが高いということが読み取れます。
    私はベンチャー業界に精通している友人がいるのですが、彼いわく、多くの企業は長年のしがらみから、痛みの伴うリストラを改革を断行出来ないため赤字がどんどん拡大するが、外部から人が来てそれらを実行すると、多くの企業は好転し、企業再建はそれほど難しいものではないだそうです。
    さらに、M&Aは証券会社から高い値段をふっかけられて、それがペイしないことが多いとも言っていますが、RIZAPは株価の市場価格に全くプレミアムをつけていなく、
    goo.gl/W8Wu4U
    goo.gl/U6UNkr
    goo.gl/V7Rzcp
    上記から、関係が深い提携先の伊藤忠から買収先の紹介も受けているのも、買収の成功率の向上に貢献すると思います。

  27. 名前:Ganan 投稿日:2017/04/23(日) 20:58:40 ID:899acef8b 返信

    >RIZAPのM&Aはアパレル、住関連、メディア等多岐に及びますが、スポーツジムとのシナジーがそれほどあるとも思えない
    アパレルの買収は私もそれほどシナジーは生まないと思います。当社は過去に収益をダイエットクッキーに偏らせたことによって経営危機を引き起こしたので、アパレルはその教訓からの多角化ではないかと私は思います。
    しかし、住関連のTatsumi PlanningはRIZAPの新店舗、改装を引き受けることで、メディアは数十億の広告費節約の観点から、グループ全体では大きな経費節約が期待できます。
    さらに、下着矯正のマルコやオーダーメイドスーツの子会社などは大きなシナジーが期待できます。
    >純粋に企業再生屋として能力が高い
    >RIZAPのどのような能力・施策・社長の経験によって実現できているんでしょうかね?
    後述の会社の強みその6では優秀な経営陣からも実現できますが、RIZAPの高い広告のノウハウによるところが大きいと思います。
    CM(goo.gl/1ITEuJ)や会社の沿革からも、RIZAPは広告に大きな強みを持っていることが分かります。
    社長インタビュー(goo.gl/rixcnI)では創業4年目の2007年は昨年度を超える69億円もの広告を費やしたことがあり、RIZAPが宣伝パンフレットを作ったときは100種類以上のものを作り、
    それぞれ全て異なる問い合わせ電話番号が載せてあり、どのデザインが問い合わせ率高いのか常に定量的に分析し、広告のノウハウを積み重ねています。
    私個人はRIZAPが他社が持っていない一番の強みは広告のノウハウだと思います。

  28. 名前:コミット 投稿日:2017/04/23(日) 21:04:08 ID:cd2e5b9fb 返信

    楽しみに拝見させて頂いております。
    Gananにぜひ今後語って頂きたい点としては人材面ですね。
    特に経営層に異常なまでに優秀な人材を取り入れています。
    古い所では新 将命さん。
    「人は変われる──伝説の外資トップが教える生き方の教室 単行本 – 2017/5/29」
    という本を出版予定で、タイトルがRIZAPの経営理念ですので、何か関連が深い内容なのかなと感じます。
    http://www.sse.or.jp/wp-content/uploads/2016/09/kenkou160905-1.pdf
    経営諮問委員には、竹中平蔵慶應義塾大学名誉教授、藤田勉シティグループ証券顧問(前副会長)、松岡真宏フロンティア・マネジメント代表取締役、伊藤レポートの伊藤邦雄氏など、成長と内部固めに向けた本気度がひしひしと伝わってきます。
    また、負ののれんに関する意見としては
    本来は除外して考えるべきだが、予算達成しつつ将来の成長投資に向けてうまく利用している(利益が嵩上げされる分は広告を前倒しで実施するなど)という印象です。コミット2020の段階の利益には入ってこないと思っていますが。

  29. 名前:Ganan 投稿日:2017/04/23(日) 21:45:25 ID:899acef8b 返信

    お待たせしました。会社の強みの続きを書きます。
    会社の強みその6. 優秀な経営陣
    コミットさん、コメントありがとうございます。私が書く前に書かれてしまいましたね(笑)
    RIZAPは M&A を中心とする経営戦略や大局的な成長戦略の策定のために経営諮問委員会を設置をており、
    その中に小泉政権の金融担当大臣の竹中 平蔵氏や、セブン&アイ鈴木前会長を放逐したことや、経済産業省の「伊藤レポート」をまとめたことで有名な伊藤 邦雄氏などそうそうたるメンバーで占めている。
    さらに、昨年11月にユニクロのCIO岡田章二氏を引き抜き、
    今年1月にソフトバンクグループの「新30年ビジョン」のプロジェクトリーダーを務めた鎌谷賢之氏をグループ全体の成長戦略を練る作戦参謀に据え、
    2月に02冬季、04年夏季五輪の日本選手団の公式ユニホーム開発責任者だった宇山敦を迎え、優秀な経営陣で構成されている(goo.gl/NwkyYN)。
    社長の瀬戸健氏は豆乳クッキーで会社を急成長させたあと、美顔器で会社経営危機切り抜け、その後もどろあわわのヒット商品を出し、ライザップのビジネスプランを考えたアイデアマンの社長です。説明動画で社長の有能さ、謙虚さが感じられ好感が持てます。私はボディメイクグランプリ(goo.gl/tllrzk)の観戦に行った時、社長は最後に登壇し、出場者の感動ストーリーを受けて、感無量のスピーチをし、この人はただ儲けたいだけじゃなく、本当にRIZAPを通して会員の幸福を願い、社会に貢献したいんだなと感じました。私担当のトレーナーも社長は熱い人で表裏がなさそうな人だと言っていました。

  30. 名前:Ganan 投稿日:2017/04/23(日) 21:46:18 ID:899acef8b 返信

    会社の強みその7. 株主重視の姿勢
    RIZAPは配当性向20%を明言し、さらに2020年度では30%を目指すと表明しています。
    100単元の株主は現在の株価では配当・優待全体の利回りが6%もあり、優待内容もどんどん充実させ、株主還元を積極的に行っています。
    中期経営目標の発表ももちろん、毎四半期に1時間にも及ぶ会社説明動画と資料を掲載し、IR、ニュースリリースは頻繁に更新され、積極的に経営状況の説明を行っています。

  31. 名前:Ganan 投稿日:2017/04/23(日) 21:47:24 ID:899acef8b 返信

    次から会社の弱みを書きます。
    弱みその1. 今年度買収した企業の大きな赤字
    私は黒字化が達成できると期待していますが、今年度に買収した企業の赤字の大きさを見ると息を飲みます。
    パスポート(7577)は3Qでは売上前年比-10%,純利益 -7億円と大きな減収減益です。
    ジーンズメイト(7448)は2016年度12億もの大きな赤字を計上しています。
    ぱど(4833)は3Qで売上前年比-7%, 純利益-5億円と大きな減収減益です。
    これらの企業の業績がもし今後好転しない場合、RIZAPにとって大きな重石になります。
    弱みその2. 現時点のプライベートジム事業への依存
    RIZAPは現在過半数の利益はプライベートジム事業に依存しています。
    現在は低糖質ダイエットブームの真っ只中で、会社の業績は急成長を続けていますが、
    ブームが終わってしまうと
    (低糖質ダイエットはこれまでのブームと違い、科学やデータの裏付けがありダイエットの本質であると思っているので終わらないと個人的に思っていますが)、
    減収減益に傾いてしまいます 。

  32. 名前:Ganan 投稿日:2017/04/23(日) 21:50:15 ID:899acef8b 返信

    弱みその3. 無理にCOMMIT2020達成するリスク
    RIZAPは中期経営目標(COMMIT2020)で現在の売上の3倍の3,000億円を目指しています。今期の売上予想は1,000億円と既に大企業の部類に入り、この水準から短期間での3倍はやはりかなりハードルが高いと思います。
    私は無理に達成して欲しくはないが、社長は経営目標にもコミットすると明言しており、
    現在の事業が想定通りに成長しないと、無理に買収を増やして経営リスクを大きくしてしまう可能性があります。
    弱みその4. 海外事業がそれほどうまく行っていない可能性
    RIZAPは2Qの説明動画で米国事業から一旦撤退することを発表しました。
    理由は企業統治が上手くできなかったとのことですが、現在の東芝の問題を見ると、
    コントロールできないなら潔く手を引くのは英断かもしれません。
    私個人が米国に遊びに行った時に感じたことは、米国人の食卓はピザやハンバーガー、ホットドッグ、ポテトなど糖質が殆ど占めていました。
    上手く行かなかったのは、日本に比べて低糖質食を取るハードルが遥かに大きいからではないかと推測しています。
    市場が巨大で、肥満大国だからチャンスは大きいのですが、一筋縄ではいかないと思います。

  33. 名前:Ganan 投稿日:2017/04/23(日) 21:51:49 ID:899acef8b 返信

    すぽさん、皆さん、
    今日中に強みの続きや弱み、すぽさんに聞きたいことを全て書こうと思ったが、皆さんへの返事もあり、ここら辺で力尽きました。。また明日続き書きます。

  34. 名前:Ganan 投稿日:2017/04/24(月) 16:44:14 ID:f355a8db0 返信

    弱みその5. ライバル社の急成長
    すみません、最初の書き込みでRIZAPのプライベートジムのライバル社24/7: 40店舗、エススリー:16店舗と書きましたが、
    本日公式サイトで数えてみたら、24/7が43店舗、エススリーは27店舗もありました。
    特にエススリーは半年前に確認した時は16店舗しかなかったのですが、いきなりステーキとコラボするなど急成長を続けています。
    他のライバル社の店舗数を合わせると、RIZAPの2/3ほどあり、規模としては無視できないものになっています。
    他社は皆RIZAPより10万円前後安いこともあり、コース内容がそれほど変わらないことを考えると、RIZAPのほうが普通コースでは少々割高と言わざるをえません。
    短期間で急激に痩せると、どうしてもリバウンドしてしまう人が多いというのが私の印象なので、
    RIZAPのようなライフサポートコースがない現在、ライバル社ではリバウンドする人が多く、
    その中にRIZAPで再挑戦する人も多く出てくると思うので、RIZAPにとってもプラスがありますが、
    参入障壁が少ない以上、ライフサポートコースもいつ真似されてもおかしくないと思います。

  35. 名前:Ganan 投稿日:2017/04/24(月) 16:48:03 ID:f355a8db0 返信

    弱みその6. 会社の発表通りのCMの脱却が進んでいるか疑問が残る
    2期前の会社説明動画では、RIZAPは2015年週刊新潮に悪意のある記事が書かれたことによって、入会者が一時大幅に減ったが、
    記事が事実と異なっていると、憤慨した会員から積極的な紹介により、すぐ回復し入会者が逆に増えてしまったと伝えています。
    それをきっかけに、RIZAPはCMに頼らない集客に注力し、昨年度は紹介による入会者が前年比3倍も増え、
    最新資料では紹介による入会者40%を超え、半年前の2倍弱まで増えています。
    しかし、実はヤフオクでは3万円の商品券のキャッシュバックを謳い文句に、数多くの出品と落札があり、
    それを利用して入会した人は実質RIZAPにとって収入減になっています。
    その割合はどれほどか分かりませんが、会社の説明のような、真の意味で紹介による入会者比率は40%を超えてはいないと思います。

  36. 名前:Ganan 投稿日:2017/04/24(月) 16:51:22 ID:f355a8db0 返信

    弱みその7. IRやスマホアプリのバグの改善が遅い
    RIZAP会員専用のiPhoneアプリの出来が悪いです。
    昔のように毎日落ちる頃に比べれば、落ちることがなくなり、かなり改善されていますが、
    半年経った今でも自動ログインが出来ず、メッセージもたまに通知されないなど、私はその出来に不満を持っています。
    会社のWebページの中にIRに対するお問い合せフォーム(goo.gl/2s4A7T)があり、
    問い合わせをすると数日内に登録したメールで返信するというメッセージが表示されるのですが、何度問い合わせしても、一度も返信がもらえません。
    LINEと電話番号ではつながるのですが、掲載情報が古い(goo.gl/QOJ5jl)などの問題点を伝えても一向に改善されなかったです。
    さらに会社説明資料(goo.gl/PfK7O0)の8ページで各上場子会社の数字がおかしいと伝えると、間違っていることがわかり、
    IR資料室の資料は直したが、説明会動画のダウンロード(上記のURL)資料の数字がおかしいままになっています。
    とにかく、IR担当はあまり優秀ではないようです。

  37. 名前:Ganan 投稿日:2017/04/24(月) 16:52:19 ID:f355a8db0 返信

    ③その他聞きたいことがあればどうぞ
    RIZAPゴルフへの印象についてお聞きしたいです。
    私がRIZAPに投資するのは、RIZAPゴルフなどプライベートジム以外の2匹目のドジョウへの期待が大きな要因の一つですが、
    私自身はゴルフをやったことがなく、会員になって体験することはできません(調査に更に30万円をかけるのは割も合わない)。すぽさんや皆さんはRIZAPゴルフが成功する確率は高いと思いますか?お考えをお聞かせください。
    またそれ以外についてもご意見や質問などがあればよろしくお願いします。

  38. 名前:ssbrain 投稿日:2017/04/24(月) 20:43:58 ID:90b682271 返信

    Gananさん
    もの凄い熱意で圧倒されますが少し見通しが甘めだと感じます。
    揚げ足取りのようになるのが申し訳ないのですが、ゴルフと英会話は私も期待できると思いますが、会社の言う市場規模は鵜呑みにしない方良いと思います。ゴルフ1.4兆円もゴルフコースと用品を含んでの物で、ゴルフ練習場の市場規模は1300億程度で、フィットネスの3分の1程度です。英会話スクールは3000億程度で4分の3程度のポテンシャルと見ておくのが妥当だと思います。
    フィットネスでの強みは健康食品のノウハウとしていましたが、これが強みだとしたらゴルフや英会話にはどんな強みが生かせるのでしょうか?

  39. 名前:ssbrain 投稿日:2017/04/24(月) 21:21:03 ID:90b682271 返信

    ゴルフ事業に関しても、英会話事業に関してももちろんフィットネスに関しても私は成功するすると思います。
    但し適正な規模も見失わなければ。。。
    適正な規模はどのくらいかは分かりませんが、フィットネスは増やし過ぎたと感じます。
    本日は長野に出張してますが、こちらにもありました。
    理論的でなく、感覚値で申し訳ないのですが、1次的なブームが続くと思い込み店舗を増やしてしまった状況に陥ってると感じています。
    私が以前投資していた塚田農場のAPカンパニーは数年単位で既存店前年割れが続いていますし、話題になった相席屋もたまに行くのですが、東京以外は悲惨な状況です。
    私の前職もブランド力のある素晴らしい製品を扱っていたのですが、1次的なブームを切っ掛けに過剰な投資、陣容の拡大に走り、ブームが過ぎ去った後はブランド力の低下、価格の下落、減収減益、リストラなどがあったようです。
    その状況に見切りを付けて新天地を求めたのが私と同僚でした。そして同僚が次に選んだ会社が社名変更前のRIZAPGでした。同僚の活躍?もあり拡大はしましたが、約1年前に同僚はRIZAPを去っています。

  40. 名前:かつ 投稿日:2017/04/24(月) 21:26:00 ID:3e10d093d 返信

    こんばんわ
    英会話とゴルフに限らずですが、ライザップの強みは結果にコミットするという経営精神だと思います。
    ゴルフクラブや英会話教室、フィットネスは数あれど既存のモノは結果を保証しないものが大半です
    イングリッシュについては少々疑問(ホントに目標点数まで上げられるのか)がありますが、ゴルフはそのコミットも現実的に思えますし、スコア100切りコミットは吸引力もあると思います
    最近は自治体との連携も始まって、これが収益に結びつくはまだ分かりませんが、結果にコミットした契約(医療費削減分からマージン)はすごく面白いと思います。
    まだまだ不確定要素や懸案があるため、高成長にも関わらず株価はこの位置ですが、非常に面白い(投資していて楽しい)企業なので弱小ホルダーですが応援している企業ですね

  41. 名前:かつ 投稿日:2017/04/24(月) 21:29:01 ID:3e10d093d 返信

    事業領域が多岐に渡り、新規事業も多く、非常に分析が難しい企業であると思いますので、すぽさんがどのようならまとめるかは大変興味があります。よろしくお願いします。

  42. 名前:もりやま 投稿日:2017/04/24(月) 22:51:36 ID:97851fcf5 返信

    RIZAPゴルフは、ゴルファーの私としてはとても興味を持ちました。ゴルフにある程度お金をかける人は多いですよね。すこし、本気になっている人なら、月2回のゴルフを半年間やるとして、ラウンドで年20万、レッスンで10万、あとは練習場、ゴルフギア、会員権等で、年50万くらいは平気で使うでしょう。でもなかなかスコアは縮まっていかない。そこにきて、30万で10打縮まることをコミットされれば、響く人には響くでしょう。体験してはいないので、わからない部分はありますが、RIZAPの結果にコミットのイメージとゴルフの相性はとてもよいと感じています。

  43. 名前:ジョーカー 投稿日:2017/04/25(火) 08:21:40 ID:58aae8f9b 返信

    弱小ホルダーの小生から見たコメントです。
    ライザップはCMの印象が強く、やや胡散臭い所もありますが、投資の観点からもなかなか面白い企業だと思います。
    クッキーから始まって、美容、フィットネスに業態変換をすることで、成長を持続し、次はゴルフ、英語などの自己実現の事業領域に拡大を志向しています。
    瀬戸社長の経営センスも中々ではないでしょうか。
    経営陣も外部から有能な人を招聘している姿は10年前のユニクロとダブる部分があります。
    MA巧者の印象があるうちに、シナジーによる企業再生の成果が何処まで出せるかが鍵ですね。
    時価総額も1000億で意外と大企業なので、何処まで成長できるかが、興味のあるところです。

  44. 名前:コミット 投稿日:2017/04/25(火) 08:22:58 ID:d89dccf97 返信

    ジムについては特にですが
    最初の出店時は「プライベート型(マンションの1室のような)」で出店し、その土地で需要が見込めると確信した段階で「大型化(いわゆるジム)」に踏み切るということをやってきたかと思います。
    そのため、特に地方の店舗においてはプライベート型から始めていることから、店舗数ほどには、まだまだ飽和状態には見えないんですよね。
    その点の説明があるといいと思いました。
    ゴルフについても小規模で始めて、行けると確信した段階での大量出店になると思いますので、最初の段階(20店規模)での成功は見えていると思います。

  45. 名前:コミット 投稿日:2017/04/25(火) 08:33:22 ID:d89dccf97 返信

    そしてプライベート型での出店は、失敗した時のリスクを抑える役割も果たしていると考えております。
    ゴルフ、英語、料理、キッズもすべて小規模で始めて、徐々にデータを蓄積してから拡大に向かうという点で一貫している所は好印象です。

  46. 名前:Ganan 投稿日:2017/04/25(火) 16:49:16 ID:967093afb 返信

    ssbrainさん
    質問ありがとうございます。
    >ゴルフ練習場の市場規模は1300億程度で、フィットネスの3分の1程度
    おっしゃる通り通りですね。
    ただプライベートジムでもそうですが、RIZAPのメインターゲット層は富裕層なので、フィットネス業界全体の上位20%以下だと思うので、
    ゴルフをやる人は富裕層が多く、ターゲット層の対象者は同じ規模なのではないかと思います。
    >フィットネスは増やし過ぎたと感じます
    店舗の適正数を判断するのは難しいですが、コナミの店舗数は300超もあり、コミットさんもおっしゃるように、RIZAPの現在の110店舗の中にマンションの1室しかないプライベート型も結構多く(特に都内)、
    シニア層の取り込みもまだまだこれからと考えると、まだまだ増やせると私は思います。
    さらに、RIZAPが新店舗の出店にかかるコストは安く、プレイベート型なら数百万円で済み、
    その工事もグループ会社のTatsumiが行っているので、数ヶ月で投資を回収できると思います。
    ライバルもどんどん店舗数を増やしている中、需要はまだまだ強く、新店舗を速いスピードで開設し、
    その儲けで他社を買収し、バランスの取れた収益の確立を進めた現在のやり方はとても理にかなっていると思います。

  47. 名前:Ganan 投稿日:2017/04/25(火) 16:52:35 ID:967093afb 返信

    あと味の飽きが来やすい飲食店とは異なり、RIZAPのサービスはコミュニケーションだと思います。RIZAPのトレーナーになれるのは3%と狭き門で(本当にこれほど難しいのか少々疑問ですが)、研修にかなりの労力をかけています。
    RIZAPのスタッフと接して感じることは、皆さん本当に人当たりが良く、接客の訓練をよくされている感じです。
    私のトレーナーは15人前後を担当し、その中の半分はなんと1年以上も続いている人です(月2万円の継続コースではなく、2ヶ月30万円のスタンダードコースです!)。
    トレーナーとは友人のようになんでも話せて、彼に会いたいからトレーニングを続ける人は相当多いんじゃないかと思います。
    このようなコミュニケーション型は、時間が経つに連れて味に飽きが来る飲食と違い、経てば経つほど関係が深まり、切れにくいものになると思います。
    特に年配な方にとって取って、若い人と接する機会は多くないと思われるので、シニア層にはかなりマッチしたサービスではないかと思います。

  48. 名前:Ganan 投稿日:2017/04/25(火) 16:54:31 ID:967093afb 返信

    >フィットネスでの強みは健康食品のノウハウとしていましたが、
    >ゴルフや英会話にはどんな強みが生かせるのでしょうか?
    プライベートジムで他社にない強みとして健康食品がありますが、
    それ以上の強みは業界の先駆者として圧倒的な規模と知名度があり、広告力も他社を圧倒しているところです。
    ゴルフと英会話も先導権を握れば、他社がひっくり返すのは決して容易なことじゃありません。
    ダイエットもゴルフも、英語もそうですが、本来決意を強くして、目的に対して努力すれば誰でも良い結果が得られ、スクールに頼る必要は全くありません。
    でも多くの人はそれができないのです。30万円もの大金を支払い、RIZAPからきついノルマが課せられ、30万円も払ったんだからそのもとを取ろうと本人が頑張れば、必ず結果がついてくるはずです。
    RIZAPの一番の強みは、このビジネスモデルを考え出し、”結果にコミット”を商標登録し、他社にないスピードでそれを実行していることではないでしょうか。
    >約1年前に同僚はRIZAPを去っています
    同僚がRIZAPを去った原因など、ぜひ色々聞かせてください!

  49. 名前:Ganan 投稿日:2017/04/25(火) 16:58:42 ID:967093afb 返信

    かつさん
    私が言い忘れたことも書いてくださりありがとうございます。
    どうなるのは未知数ですが、牧之原市との健康増進プログラムも非常に楽しみですね。

  50. 名前:Ganan 投稿日:2017/04/25(火) 17:01:13 ID:967093afb 返信

    もりやまさん
    ゴルフについての見解ありがとうございます。
    年間50万円平気で使うとは、やはりお金を使う人が多いですね。

  51. 名前:Ganan 投稿日:2017/04/25(火) 17:02:53 ID:967093afb 返信

    ジョーカーさん
    コメントありがとうございます。
    最近の人材の引き抜きなどを見てると本当に第二のユニクロを目指しているかもしれませんね。

  52. 名前:Ganan 投稿日:2017/04/25(火) 17:03:59 ID:967093afb 返信

    コミットさん
    プライベート型店舗のこと思い出させてくれてありがとうございます。

  53. 名前:かつ 投稿日:2017/04/25(火) 19:22:24 ID:8ed27132a 返信

    ライザップ自体の成長はまだ続くでしょうが間違いなくこれから鈍化すると思います。
    第二の成長ドライバーである英会話、ゴルフがどの程度の利益を出せるようになるかがキーポイントでしょう
    私の考えでは重要度は以下ですね
    ①第二のライザップ(ゴルフ、イングリッシュ、クック、特にゴルフ)育成
    ②子会社の黒字化及び成長
    ③ライザップブランドの横展開(ファミマ、ピザハット提携)
    ④自治体提携
    中期計画は①、②が成功しないと厳しいと思います ③は今後ノーリスクで多額のロイヤリティを稼げると思うので夢がある
    ④は全くの未知数だが場合によっては社会インフラに近いサービスにすらなり得る面白い取り組み
    定性的な話ばかりで定量面での分析が難しいですね笑

  54. 名前:コミット 投稿日:2017/04/25(火) 19:42:24 ID:d89dccf97 返信

    直近の第3四半期決算の説明会では、来期は、負ののれんを含まない本業だけの利益で、当期の(負ののれん込みの)営業利益を上回ると明言しました。
    そのため来期予想はそれなりの増益(四季報予想くらい?)が予想されます。中長期の定量面は難しいですが、まずは来期は良い数値を出せそうです。
    来期に本業でしっかり稼げることをきちんとアピールできるのであれば、現状の株価位置は魅力的ではないかと考えます。

  55. 名前:すぽ 投稿日:2017/04/25(火) 20:27:45 ID:589fc6ab0 返信

    Gananさん、みなさん、ありがとうございます。
    Gananさんから頂いた詳細な情報などを踏まえて考えたのですが、堀(ビジネスモデル)が弱く、経営力で突き進む会社はやはり苦手ですね。
    私が考える懸念点を3つほど挙げたいと思います。
    ①コミットか、三日坊主か
    エコノミストのリンク記事の中にある「三日坊主市場」というキーワードが印象に残っています。
    今は「コミット」としてブランディングがなされており急成長しているわけですが、2年後もその信頼感は続いているのでしょうか。
    ファミマとの低糖質商品などは「コミット」する商品ではありませんが、こういった商品を買った人の多くは痩せることはありません。
    「結局ラクな話はない」つまり「RIZAPも万能ではない」という認識に変わると、夢から覚めたような評価になる可能性があります。
    (続きます)

  56. 名前:すぽ 投稿日:2017/04/25(火) 20:28:00 ID:589fc6ab0 返信

    (続きです)
    ②達成できるなら安い方
    過去にこんな記事を書きました「健康食品が価格競争にならない理由」
    http://www.spotoushi.net/archives/42361638.html
    RIZAPは今のところ「自社だけがコミットしている」という状態なので、ある意味独占状態のような値付けができているわけですが、「どの会社でも達成できる」のであれば価格勝負がスタートします。
    例えば英会話では「TOEIC対策・コミット」というのは流行りになりつつあり、私もECCや特訓コースを受講したことがあります。多少はRIZAPの強みも出せる面もありそうですが、GABAなど個別指導の会社が参入してきたら私なら単純に値段で決めそうです。
    ③M&A戦略に対する懸念
    「売上と営業利益にコミット」ということですが、背伸びした目標に対し辻褄を合わすためには以下の手法が考えられます。
    ・売上のかさ上げ
→売上大・利益小の事業を取り込む
    ・営業利益の捻出→経費を抑制する
    本来はRIZAP事業で成長するべきだと思いますが、コミットの枷があるため無理をしている印象は否めません。
    成長の真っ只中ですので、ここ2年ぐらいは目覚しい成長も十分期待できますが、その先は必ずしも楽観できるものではないように思います。

  57. 名前:ヤギ 投稿日:2017/04/25(火) 21:19:10 ID:1e2f8ea53 返信

    すぽさん、Gananさん
    初めて投稿致します。不手際等ございましたらご指摘ください。
    私は牧之原とのコラボによってRIZAPを自分のPFの主力に据える事に決めました。私は某地方自治体の財務関係部署に在籍しています。
    行政の文化は良くも悪くも前例踏襲です。前例が無い事には見向きしない食わず嫌いです。しかし、牧之原が「前例」作っりました。もし、これが良好な高齢者施策のモデルとなると、一気に全国に普及する可能性があります。全国の各自治体の高齢者施策の部署が牧之原を視察し、サンプルとして契約の仕様書を取り寄せるでしょう。
    そして一度始めたサービスは享受する住民の既得権となり、終了させる事はとても困難です。なぜならサービスの終了は首長の得票に関わるため、職員が終わらせたくたくてもトップが、議員がそれを許さないからです。
    他にも行政と組むことのメリットとして、クリーンなイメージの定着、市のサービスとして利用者が安価にRIZAPに触れられるなどもあると思います。
    RIZAPの強みは成長力や経営陣の人材もさる事ながら、やはりブランド力だと思います。
    読み返してみましたが定性的な評価が少なく恐縮です・・・。

  58. 名前:ヤギ 投稿日:2017/04/25(火) 21:24:04 ID:1e2f8ea53 返信

    ↑すみません。誤りです。
    定性的×
    定量的○

  59. 名前:かつ 投稿日:2017/04/25(火) 21:28:11 ID:54f152684 返信

    ①について
    低糖質ダイエットはそのメカニズム自体が一般に知れ渡るようになり、一定の信頼を既に確立していると思います。ローソンのブランパンがロングヒットしているのもその証拠で、これまでのダイエットブームとは一線を画していると思います。
    「痩せる」という一つの目標に対して数えきれないほどの数多のアプローチがあり、胡散臭いものも多々ある中で、これほど一般に有効と理解されたダイエット法は無いのではと考えます。私は陳腐化どころかダイエットという大きな悩みに対して定番のアプローチになると思います。
    ②について
    大きな懸案のひとつだと思います。現に10万円ほど安いプライベート型ジムが複数ブランドで展開されており、現状ブランド力による差別化で突き進んでいる状況だと思います。いつか近い将来頭打ちすると思います。イングリッシュも端的に言えば猛勉強させてコミットという形なので数多の競合がいる中で拡大は辛いと思います。
    一方ゴルフについては、トレーナーの確保が難しく、設備投資もライザップやイングリッシュよりも高い(と思われる)ため、参入障壁が高く、価格競争も起きにくいのではと考えています。
    ③について
    M&Aについては、赤字事業再生屋の側面(アパレルや雑貨など)が強く、私も楽観できないと思っています。ライザップ事業だけでない、複数の柱による企業拡大を目指したいのだろうと考えていますが、経営手腕など客観的に判断しづらい要素が多分に含まれるためそれなりのリスクを背負っていると思います。
    私の見解はライザップ事業は既存のモデルのままでは数年以内に頭打ちすると考えており、第二の事業(成長ドライバー)の成功可否が今後の成長のカギとなると思います。
    ただ、ライザップもシニア層へのアプローチとライフサポートがうまく嵌ればまだまだ伸びる余地もあると思うので、あくまで既存のビジネスモデルによる仮定の話でということです

  60. 名前:博多もん 投稿日:2017/04/25(火) 21:55:18 ID:90084ea33 返信

    すぽさんいつも拝見しております。Gananさん詳細な分析ありがとうございます。
    私は、最初にライザップのCMを見たとき、鳥肌が立ち、会社を調べ、割と成長の初動付近で運よく購入していたホルダーでした。しかし昨年すべて売却しました。
    理由としては、自分はライザップの海外展開に非常に期待していましたが、そのスピードが自分が思うものと違ったこと。
    それと最近あちらこちらでプライベートジムが新店舗をオープンするようになり、明らかに競合が増えてきたという理由です。昨年仕事で街中を歩いているだけでも以前に比べてかなりの数になってきたという変化を感じたので売却しました。
    とはいえ、これからも国内でゴルフなど別のジャンルで大きく成長していく可能性は大いにある会社だと思います。
    ライザップの海外展開に関しては皆さまどのようにお考えですか?

  61. 名前:タカ 投稿日:2017/04/26(水) 01:32:07 ID:f7e4ee684 返信

    初めて投稿いたします。
    RIZAPに関して私が重要と感じている点の順番で列挙します。
    (かつさんの意見が私と近いと思いました)
    1.堀に関して
    事業自体の堀はないですが、ブランド力(結果にコミットというイメージ戦略)で差別化はできているため、広告コストが高いにも関わらずジムでは高い利益率を保てています。ポイントは持続性ですが、「結果にコミット」というブランド戦略は他社が正面から真似するのは難しいため、優位性を保てるのではないかと考えます。
    (ビジネスモデルとは異なるのですぽさんの興味対象外かもしれませんね)
    2 国内ジムに関して
    店舗拡大で現行の1.5~2倍、高齢者の取り込みで1.5倍-2倍の利益貢献が見込めると考えてます。

  62. 名前:タカ 投稿日:2017/04/26(水) 01:32:34 ID:f7e4ee684 返信

    3.第2の柱に関して(RIZAP GOLF,English)
    1の「結果にコミット」というブランド戦略が広く認識されるにはジムだけでなく、ゴルフやEnglishが成功するかどうかが2nd stepと考えます。(ここでいう成功は将来的にジム並みに利益貢献+市場認知という点)この点は2018年が勝負の年かと思います。
    4 海外展開に関して
    博多もんさんと同様に私も海外展開に期待していました。
    結果にコミットという差別化戦略は海外でも通用するのかどうか。
    (成功すれば市場規模考えると利益10倍も夢ではないと考えてました)
    ただ、会社のIRからはあまりうまくいっていない印象を受けます。
    アジア圏だけでも展開できればと、かすかに期待しています。
    5.その他新規事業に関して
    牧之原との結果に応じた収益モデルというのも着眼点がすばらしいと感じてます。
    高齢者の平均年間医療費70万円/人に対して仮に10万/人の医療費削減につながると仮定して、そのうちの20%をRIZAPの利益とすると、1人2万円。10万人で20億円の収益貢献となります。
    ファミリーマート、ピザハット、キリンとの提携に関しては現時点ではそれぞれ5億円/年、1億円/年、1億円/年程度の利益貢献を想定しています。
    6、アパレルや雑貨屋、エンターテインメントに関して
    私はここには全く期待していません。当たればラッキーぐらいの感覚です。
    健康コーポが運営している通販に関しては、現在の利益貢献度合いがよくわからないですが、RIZAPの成長と共に同じような成長は見込んでもいいのではないでしょうか。

  63. 名前:ゆか 投稿日:2017/04/26(水) 06:05:16 ID:6d6c4f862 返信

    すみません、完全に出遅れてしまいました。遅ればせながらで恐縮です。どうぞよろしくお願いいたします。
    大きく2点質問を投げさせてください。
    ①ライザップは何で他社と差別化をしているか?
    商材については後追いの印象を拭えません。いまや低糖質ダイエットというとライザップ、のように言う人もいますが、低糖質ダイエットが低炭水化物ダイエットと同じなら、10年前にはすでに簡単に継続できる・我慢せずやせられるダイエット法として流行がありました。ゴルフはわかりませんが、英語・英会話についてもすでに有名な企業が複数ある状態です。過去の代表的な商品であるおからのクッキー(豆乳クッキーダイエット)、小型美顔器、泥洗顔(どろあわわ)を考えると、「後追い」だという確認は取れませんでしたが、類似の商品は山ほどあります。
    私としては、ブランディング能力の非常に高い会社であり、この点が強みだと考えます。既存のうもれているものを有効に活用し、魅力的に見せ、流行をつくっていく。そして流行の半ばまでを先駆的ポジションを利用し高価格で駆け抜けていくイメージです。
    したがって流行が本格化し価格競争が起きる前、どれほど遅くても流行が廃れる前に次の流行に移動する必要があり、安定的に「健康コーポ・ライザップといえばコレ」という商売ができないのが弱みにもなり得ます。今後ライザップ(企業)が「ライザップ」(プライベートジム)を続けるか・続けられるか、ライザップで得た蓄積を別のところで活かすことができるかで判断すべき点でしょう。
    「ライフサポート・プログラム」や自治体提携がどうなるのか、大変興味深いです。

  64. 名前:ゆか 投稿日:2017/04/26(水) 06:05:33 ID:6d6c4f862 返信

    (続きです)
    しかし何が「ブランディング能力」を支えているのかはわかりません。経営手腕ということになるのでしょうか。
    なお、私もシナジー効果には懐疑的です(「シナジー」というワードでライザップ流行に巻き込んでいるという点での効果はありという評価)
    ②ライザップの市場規模はどの程度か?
    フィットネスやゴルフ、英語の市場規模をそのままライザップの市場規模に読み替えるのには疑問です。
    月1万ならジムに通うが2ヶ月30万は払わない人は少なくないでしょう。ライザップの顧客層を絞って市場規模を検討し直した方がよいと思います。具体的には都市部(地方都市も含められそうですね)の会社勤めの独身者、DINKS、ある程度子供が成長した富裕層あたりを想定していますが、いかがでしょうか。
    ゴルフについてもりやまさんにお伺いしたいです。会社の付き合いでやってもゴルフはお金のかかるものだと感じますが、その程度でもやはりスコアは伸ばしたいと思うものでしょうか? だとするとゴルフは期待のもてる市場になりそうです。

  65. 名前:すぽ 投稿日:2017/04/26(水) 08:31:53 ID:589fc6ab0 返信

    すぽです。
    皆さんが書かれている「ブランド力による高収益」ですが、もう少し深く考えてみます。
    今のRIZAPの高収益を支えているのは「RIZAPだけが結果を出してくれるという期待」です。
    ここには「①RIZAPだけ」と「②期待」という二つのポイントがあります。
    「RIZAPだけ」というのは言い換えると独占ということです。独占だから会社が望む価格を付けられるわけです。
    参考:営業利益率と競争
    http://www.spotoushi.net/archives/42361818.html
    これが2、3社と増えれば利益率はたちまち下落しますので、RIZAPは今の独占状態を維持する必要があります。
    「期待」ですが、今はRIZAPに対して期待過剰になっているのではないでしょうか。
    いわゆる魔法の杖のような捉え方をされており、「結局自分次第」という部分が抜け落ちているように見えます。
    元々そういうブランディングをしている訳ですが、そこが剥落するとその分だけ競争力が下がります。
    こういう観点から前回の懸念点を書かせて頂いています。

  66. 名前:コミット 投稿日:2017/04/26(水) 08:55:18 ID:9b85e0b9c 返信

    ライザップはたしかに一般人については期待が先行している部分はありますが、その間に多数のデータの蓄積を行い、100以上の医療機関と提携し、多数の医師に実際にライザップを試して頂くなどしています。
    ダイエットの先には予防医療や介護市場などが見えている。数年前から取り組みは始まっている。そうしたことがライザップにしかない付加価値かと。
    ジムは現状の稼ぎ頭ですが、蓄積したビッグデータを今後どう収益化できるかで楽しみな会社です。

  67. 名前:長ちん 投稿日:2017/04/26(水) 11:05:28 ID:2f7226469 返信

    私もこの企業には期待して昨年よりホールド中です。
    話題のライザップゴルフについてです。私自身も趣味でやってますが、まず初心者が経験するのがスコア100の壁です。
    初心者ゴルファーが100を切るための投資なら、それなりの金額払うことに抵抗はないと思います。(中間層から富裕層が多い紳士のスポーツですし。)
    スコア100切りというのは、同行者とラウンドする際に迷惑をかけない最低限のボーダーのようなもので、接待ゴルフ等で取引先に迷惑をかけるわけにいかない営業職、若い社員の前でいい所を見せたいお偉方等々、結構需要はあると見ています。
    プライベート空間で練習できるというのも、良いと思います。通常はオープンスペースの打ちっぱなしで、誰かに見られながら練習するもの(ヘタなうちはとにかく恥ずかしい)ですが、恥をかくこともなく、同僚に見られることもなく、コッソリ練習ができるのも大きいと思います。
    ※続きます。

  68. 名前:長ちん 投稿日:2017/04/26(水) 11:05:52 ID:2f7226469 返信

    ※続きです。
    そして今後の展開として、用品プロデュースもあると思います。
    一般にゴルフクラブというものは、身長170センチ程度の標準な日本人体形をベースに、角度や長さが設定されてるそうです。私は身長180センチ超えのため、市販品ではライ角(クラブの角度のようなもの)が合わないですし、同様に小柄な方も市販品では合いません。(合わないクラブでは結果として、正しい打ち方でも曲がってしまう。)
    私自身も、ミズノ社のフルオーダークラブを使用していますが、市販品と比べて圧倒的に易しく打てるようになりました。
    ライザップのゴルフレッスンでフォーム等を固め、ついでにクラブ診断後にオリジナルのオーダークラブをプロデュースすれば、高確率でクラブ購入に繋がると思います。
    ちなみに金額は、アイアンセット10万~15万、ウッドセット20万程度、パター等を含めてフルオーダーとなると1セット40~50万円が通常の相場でしょう。
    ライザップなら、それにプレミアムを乗せることも十分可能ですよね。
    なかなか夢のあるビジネスだと思います。

  69. 名前:Ganan 投稿日:2017/04/26(水) 17:43:41 ID:98dd8e0dc 返信

    すぽさん
    鋭い問題提起ありがとうございます。
    ①コミットか、三日坊主か
    >「コミット」としてブランディングがなされており….2年後もその信頼感は続いているのでしょうか。
    >ファミマとの低糖質…..商品を買った人の多くは痩せることはありません。
    >夢から覚めたような評価になる可能性
    RIZAPは30万円払って痩せる、ゴルフのスコアが下がる、TOEICのスコアが上がることにはコミットしますが、
    低糖質商品は美味しさにのみコミットしています。数百円の低糖質商品を食べて、RIZAPの普通コースと同じ効果で痩せられると期待する人は流石にいないのではないでしょうか。皆さんは本当に「RIZAPは万能である」と今思っているのでしょうか。

  70. 名前:Ganan 投稿日:2017/04/26(水) 17:43:59 ID:98dd8e0dc 返信

    ②達成できるなら安い方
    >RIZAPはある意味独占状態
    ライバル社は確かにRIZAPより5〜10万より安いのですが、高額であるに変わりなく、RIZAPは他社より10〜30%高いことになりますが、これは本当に独占価格と言えるほど高いのでしょうか。
    コカ・コーラでもキューピーのマヨネーズでも、乳酸菌のヤクルトでもそうですが、最も認知されるブランドのほうが、高い値付ができるのは当たり前だと思います。
    RIZAPは他社と比較して、7万人もの蓄積データがあり、低糖質食品の提供ができ、
    継続コース会員になれば、月2万円で全国のジム通い放題ができ、多い店舗数がプラスに働くので、
    他社よりプレミアム分のサービスが全くできていないとは言い切れないと思います。
    RIZAPは圧倒的なシェアではあるのですが、シェアは市場全体の50〜60%程度で、独占しているほどでもないと思います。

  71. 名前:Ganan 投稿日:2017/04/26(水) 17:44:10 ID:98dd8e0dc 返信

    ライザップは昨年までに発売した書籍は50万部を超え、今年に入ってからも発売した本が1月17日のAmazon ランキング 「その他の美容・ダイエットの本の 売れ筋ランキング」で1位、2位を独占し、
    生活情報誌ESSEでも「自宅でできるライザップ」の書籍が今年の流行20位にランクインするほど多くの人に読まれています。
    RIZAPは胡散臭いイメージの払拭に動いており、RIZAP式ダイエット方を書籍でもメディアでも公表しています。
    公表することでRIZAPの潜在客が減るのではとスタッフに聞いたら、「自分でできる人はもともとRIZAPに来なくて、できない人が来るのです」
    RIZAP本を読んで、意志の弱さでダイエットできなかった人がジムに入会するのです。
    英語に関してはRIZAPよりも経験や権威があるECCやGABAのほうが選ばれるが、自分で痩せることに失敗して、大金を払って自分を変えようと決心する人は皆、20%程度安いからといって、RIZAPよりもまったく無名なジムに通うのでしょうか。

  72. 名前:Ganan 投稿日:2017/04/26(水) 17:44:28 ID:98dd8e0dc 返信

    RIZAPのストックビジネスへの転換についてですが、
    昨年11月発表の2Q決算で、同四半期ではRIZAP事業が初めて前期より売上減になり、成長の頭打ちへの懸念で株価はその後20%以上下がりました。
    しかし今年2月の3Q決算では3Qとして過去初めて2Qより売上増と、高成長が再確認され株価はもとに戻りました。
    これを受けての私の分析ですが、例年強かった2Qが初めて弱かったのは月2万円の継続コースの本格開始で客がそちらに流れたのではないかと考えました。
    RIZAPの2ヶ月コースでは殆どの人はどう頑張っても-10Kgが限度で、最終目標に達成できなかった人は今まで30万円追加して普通コースを継続するしかなかったですが、
    昨年始まった継続コースにより、多くの人は単価が15分の1であるそちらに流れたため、売上が一時的に減ったに過ぎなかったと推測できます。
    その後、今までの累積会員で休会中の人たちも継続コースにどんどん加入し、継続コース会員は昨年比7倍にもなり、閑散期の3Qにもかかわらず、売上が好調になったのだと思います。
    すぽさんは常にストックビジネスを重視していますが、コールセンターやITサービスなどとは全く違うビジネスモデルですが、
    RIZAPは時間が経つほどトレーナーと客の関係が深くなり、他社に移らないインセンティブはどんどん大きくなるのではないでしょうか。
    このように先駆者として同社はストックビジネスに関して既に結果が出始めており、この点でライバル社との距離は開くばかりだと期待できます。

  73. 名前:Ganan 投稿日:2017/04/26(水) 17:44:44 ID:98dd8e0dc 返信

    ③M&A戦略に対する懸念
    かつさんやタカさんもそうですが、多くの皆さんがRIZAPのM&Aを評価していないのは意外です。
    RIZAPは今期より前に買収した11社の内10社は黒字化に成功しており、
    私の目からも、買収した子会社の商品の品揃い、陳列、webサイトなどは劇的に良くなっているのが分かるので
    これほどの成功率は再現性ありと評価しても良いのではないでしょうか。
    素晴らしい人材も揃っており、今まで買収した企業の含み益はRIZAP事業の利益にも匹敵するので、もっと評価して良いのではないでしょうか。
    すぽさんは目標達成に対して無理な買収を懸念していますが、
    確かに今年度は7社を一気に買収し、ペースの心配も無理ないのですが、
    実は2013年度は6社も買収し、同社の規模からして、今年度以上のペースでした。
    しかし、2014、15年度は2社ずつとペースを落とし、2013年度に買収した企業の再建に経営資源を割いてきたと判断できます。
    今年度になりそのすべての企業で黒字化の目処がついたことから、M&Aを加速したのだと思います。その中に下着矯正のマルコがメディアの日本文芸社、ぱどなど、シナジーが大きく期待できるものも含まれており、買収金額からしても決して無理をしてはいないと思います。
    会社のM&A戦略に竹中平蔵、伊藤邦雄、ソフトバンクグ「新30年ビジョン」のプロジェクトリーダーを務めた鎌谷賢之氏などそうそうたるメンバーで構成されており、これからも素晴らしい仕事をしてくれると期待しています。

  74. 名前:Ganan 投稿日:2017/04/26(水) 17:45:31 ID:98dd8e0dc 返信

    時間が足りないため、他の皆さんへの返事は後日にやります。皆さんありがとうございます。

  75. 名前:田舎の司法書士 投稿日:2017/04/26(水) 18:21:31 ID:f42bb008c 返信

    ライザップが儲かっているのは事業モデルというより、
    ① 経営者の辣腕
    ② ①によって生み出されたライザップというブランド力
    によるところが大きいと思います。
    実際、今はライザップというブランドが流行になっており、ライザップと名前がつけばそれだけで売れるという実力以上に評価される風潮があるように思えます。
     もちろん、このことは悪いことではありませんし、短期間での成長を考えるなら問題ないと思うのですが、5年後という投資スパンで考えた時に、5年後まで今の状態が続くかはばくちの要素が大きいように思えてならないです。
     私事ですが、妻は結婚前に一度ライザップを利用してダイエットに成功しており、結婚後には2度ほどライザップと同じようなシステムでライザップより10万円以上安い他のダイエットジムでダイエットに成功しています。
     で、妻は他の人には高いライザップ以外でも成功すると友人たちに話しているそうです。
     ライザップは高いよね、他のジムでもいいよね、他の~~が今はやっているよというSNSでの積み重ねによる、徐々に客離れでも、何らかのネガティブニュースでも、ライザップのブランドに一旦傷がついた場合、この会社の業績も株価もPCデポクラスの墜落をするのではないか・・・という心配がありますね。
    仮にライザップのブランドが傷がついた場合、会員のストック化を進めていたとしても、ライザップのブランドに傷がついた場合、皆さん一斉に解約するでしょうから当てにならないと思います。
    この企業に投資する場合、事業モデルの良さに投資するというより、ライザップというブランドを信じるかどうかに左右される気がします。

  76. 名前:コミット 投稿日:2017/04/26(水) 19:15:49 ID:2c1bdad04 返信

    ライザップのブランドについてですが、かつて週刊誌でライザップ叩きがありましたね。ヤフートップにもブラック企業などと書かれたでしょうか。その際、新規の問い合わせは一時急減したそうですが、業績は全く落ちませんでした。むしろライザップの良さを知っている既存会員が積極的に知り合いを紹介してくれたというエピソードがあります。
    一斉に解約なんてしなかったのです。真逆です。
    週刊誌の噂話などにビクともしませんでした。
    そしてその後、社名を健康CPからライザップGに変更したことに、会社のブランドに対する覚悟を感じました。
    一連の書き込みを見ていると、同じ投資家であっても、実際に通っている人とそうでない人の分析に、かなりの温度差を感じます。面白いものです。
    今の株価もまた、本当にライザップは今後も高成長できるのか、懐疑の段階なのかもしれません。高成長を見せた時、どうなるか見ものです。

  77. 名前:MEANING 投稿日:2017/04/26(水) 21:11:11 ID:390830a7c 返信

    アンビシャス銘柄だ!健康コーポレーションだ!という事で少し参加してみます。
    ここのブログに書き込みするのは2回目で、1回目はパンチ工業でした。2年前位でしょうか。パンチ工業は業績は増収増益傾向ですが少し物足りないですね。もう少し良いと思っていましたが、まぁこんなもんなのかもしれません。1年ほど前まで株価下落していたので買いました。
    閑話休題。
    健康コーポレーションというなかなか面白い銘柄の話なのに今まで基礎的なファンダメンタルの話が余りないのでそこら辺を書いてみます。
    Gananさんの書き込みが熱意にあふれていたので触発された感じです。熱意のある書き込みは良いですね。とても良いです。
    僕は現在保有していないので、買い推奨でも売り推奨でもありません。
    細かい所で間違っているところもあると思いますが、適当に聞き流してください。
    現在の株価水準は
    PER:17.4倍
    PBR:7.27倍
    と随分割高な感じですが、もちろん高ROEの成長銘柄なので今後の成長度合いによって割安にも割高にもなります。どうしても今後の成長がどうかの感覚的な話になりますので、過去の話をしましょうか。
    アンビシャス市場上場当時は、ライブドアショックが始まった後の小型株大暴落中の状況下でした。上場後に株価は急落して半値八掛けに割引、になりましたがそこから急伸。値動きの激しい銘柄でしたが上場1年後には大体上場時の株価でした。
    そこら辺の話から。
    興味なければ読み飛ばしてください。

  78. 名前:もりやま 投稿日:2017/04/26(水) 21:11:55 ID:d3f6324d6 返信

    私は寧ろ、M&Aに強いところにとても興味を持ちました。
    M&Aが得意な会社はそれだけで、強力な成長ドライバーを持っていると言っていいのではないかと思います。ウィルプラスしかり、日本電産しかり。(但し、これらの企業は同業の買収であり、RIZAPと大きく違うとはおもいますが。)Gananの言うとおり、RIZAPもM&Aのノウハウをもっていることについて、評価があっても良いとは私も思います。
    プライベートジム事業の今後については、私はカーブスの成長が参考になるかと感じています。カーブスは平成18年、RIZAPは平成24年が一号店ですので、カーブスが先輩にあたります。
    (参考)
    http://www.magicalir.net/2157/slideshow/021/html/22.html
    カーブスは、始めてから10年近く経ちますが、未だに15%程度の伸びを示しています。同じようには語れないところもあるかと思いますが、RIZAPの今後の成長に参考になるのではないでしょうか。

  79. 名前:MEANING 投稿日:2017/04/26(水) 21:23:15 ID:390830a7c 返信

    ということで株価が安定した、投資家の評価が安定してきた、2007年。
    時価総額は100億円を少し超える程度でした。
    PER:18倍
    PBR:15倍
    なんだ今より割高だったじゃないか。という感じです。業績は2006年から2007年にかけて、売上・経常利益ともに4倍になり、翌年は売上・経常利益ともに2倍になるという見込みであったにもかかわらず、株価は伸び悩んでました。
    ROEは実績値で48.4%。2007年予測値で80%超でした。
    従業員年収は336万円です。自己資本比率は10%。
    当時から内部留保を積極的にM&Aに充てる方針で、多角化経営をすると明言。
    収益の柱は「豆乳クッキーダイエット」。広告費をガンガンかけてブランド力の向上を目論む。
    多角化方針と広告費を惜しまないところは今と変わりませんね。
    キャッシュフローは営業CF以上に投資CFがあり、それをはるかに上回る財務CF、という所です。
    もう少し見てみましょうか。

  80. 名前:MEANING 投稿日:2017/04/26(水) 21:41:05 ID:390830a7c 返信

    すいません、余り場違いなら書き込み止めますので言って下さい。
    続きです。
    まぁ5年後位にその高ROE企業がどうなっていたかというと、結構伸び悩んでいたんです。
    2012年は減収減益。2011年と大体同じ業績ですが、減収減益です。翌年の2013年予想では経常利益が少し上昇、ただ最終利益は減益予想です。
    株価は伸び悩み続けて時価総額は5年前の約半分。60億円です。
    ただ、驚くべきことにその時でもROEは30倍を超えていたんですね。
    株価水準も、下の状態です。
    PER:9倍
    PBR:8.5倍
    非常に高い水準でROEを維持していた企業ということでかなり優秀なのですが、営業CFは殆どゼロ。多角化を進めて自己資本比率は19%。ただし従業員給料は545万円になっています。
    この2012年というのは健康コーポレーションにとって転換期になる訳です。
    投資家にとって極めて重要な時期です。
    理由は、新事業の減量トレーニングを始めたこと。
    夏に都内3店舗だったのを、2012年内に全国展開する方針としました。
    急な事業転換、というやつです。
    四季報予想はこの新事業についての業績を織り込んでいません。
    この時点で四季報の2013年3月期売上高予想は2倍になりました。200億円です。
    利益は2013年も2014年もほとんど上昇しない四季報予想です。
    株価的にはここから急伸することになります。2014年の暴騰前に、株価は暴騰していました。今のチャートでは対数曲線みたいになっているので分かりませんけどね。
    まぁ業績低迷期でライザップを始める前でも上場以来5年にわたりROE30%以上を維持していたという事です。なかなか凄い企業です。
    もう少し見てみましょう。

  81. 名前:MEANING 投稿日:2017/04/26(水) 22:03:32 ID:390830a7c 返信

    ということでもう少し続けます。
    2014年が終わって2015年に入った頃。ここら辺からは皆さんご存知の株価の大暴騰。
    時価総額は1000億円に迫る勢い。
    PER:50倍
    PBR:14倍
    笑ってしまいますが、投資家の皆さんは大真面目。
    ROEは70.7%に急伸。自己資本比率は18%。経常利益は倍々ゲームで毎年伸びる見込み。株主は1万人を超えました。
    第三者割当増資をしながらM&Aを実施。営業CFは急激に伸びてきます。
    従業員を増やし、従業員の平均年収は482万円。それでも今より高いですけどね。当たり前ですが今はもっともっと従業員が増えました。ただ、着目したいのは従業員の平均年齢は2015年初頭の方が34.0歳と今より低かったんですね。若い人員を採用していないのかもしれません。
    さて、その株価が急伸した2015年初頭の年々倍々ゲームの業績予想ですが、実際はそれ以上の業績をたたき出したわけです。立派。
    2014年3月期で13億円だった経常利益は、2017年3月期の業績予想で95億円。ROE予想で50%越え。
    こんなに長期にわたって劇高ROEを、劇高PBRを維持してきた企業が他にあるだろうか。
    仮に業績の伸びが低くなったからと言って、毎年成長を続けるのであれば今のPER水準は魅力的に映るというものです。ましてや多角化成功の実績と強気の中期計画まであれば、ね。ライザップ事業の将来性の綿密な調査などは会社側もしているでしょうし。
    不祥事や環境の著しい変化はリスクとして付きまといます。まぁ低自己資本比率の高PBR銘柄の宿命でしょう。
    ただ中期計画を達成する可能性があるなら、本当に大した企業です。本当に本当に大した企業です。高ROEを維持する企業は日本には珍しいですから、是非とも頑張ってもらいたいですね。

  82. 名前:すぽ 投稿日:2017/04/27(木) 12:51:35 ID:589fc6ab0 返信

    すぽです。
    「ブランド力によって10万円高く売れている」という意見が多いようですが、本当でしょうか。私は違う見方をしています。
    「期待過剰にして、その期待に唯一答えられると言い、それを信じる人に対して独占的なポジションを得て、比較できないようにする」
    これがRIZAPの高収益のメカニズムだと思っています。
    ジム事業は広告宣伝費を考えないと営業利益率は20〜30%になりますが、私の捉え方でいうと1社独占と2社競合の間ぐらいに位置します。
    営業利益率と競争
    http://www.spotoushi.net/archives/42361818.html
    これは「ライザップだけが結果を出してくれると何となく思える」という、今のブランド感覚に符合します。
    こう考えたとき、RIZAPのポジションは盤石なのでしょうか。
    ・どの企業でも結果は出る
    ・RIZAPでも結果は出せない(期待に応えられない)
    どちらになっても私のグラフでいう左側にシフトし、利益率は半減します。
    ジム事業に関してはここが最大の懸念点に見えます。
    いかがでしょうか。

  83. 名前:タカ 投稿日:2017/04/27(木) 14:19:07 ID:899661bed 返信

    自分1人で考えるよりいろいろな意見が聞けてとても参考になります。
    ・ブランドの持続性に関して
    すぽさんや田舎の司法書士さんの懸念点のように
    仮にジム事業が他社でも痩せれるという認識が世間一般に広まる場合は
    利益は大幅に落ちると思います。
    ただし、どのジムが痩せられるかという情報が自然に耳に入ってくるケースは稀かと思います。(もちろん自らの意思で調べれば別)
    イノベーター理論でいうと市場の15%程度は自らいろいろな情報を調べてRIZAP以外を選択することは十分考えられます。
    私はその他の50%以上の人は安易にRIZAP ブランドを選択するのではないかと期待しています。
    ・ブランドイメージに関して
    前も書きましたが、私は「結果にコミットするRIZAP」というブランドイメージにとても魅力を感じています。現状、「ダイエット=RIZAP」というイメージが大半と思いますが、GOLFやEnglishが成功すれば、「ダイエットのRIZAP」から「結果にコミットするRIZAP」
    というブランドイメージに転換したとき、この企業の事業の広がりに心が躍ります。
    (やや妄想しすぎでしょうか?)
    私が恐れているのはRIZAP以外にソリューションを売りにする企業(かつ認知度の高い企業)が出てきたときです。その時にすぽさんのいう価格競争が起きてしまうと懸念しています。
    何にコミットするのか不明なので、私はRIZAPのアパレル事業に魅力を感じていません。がたがたの企業を買収して赤黒とんとん程度にはできても増収増益を続ける事業体にするのは難しいと感じてます。

  84. 名前:コミット 投稿日:2017/04/27(木) 19:28:16 ID:adeb30ce7 返信

    すぽさんの考え方は概ね同意ですが、その懸念以上のスピードでライザップのジムは進化していると感じています。例えば、当面の戦略ではシニアにアプローチすることで稼働率と単価を上げ利益率の向上をはかっています。
    ・どの企業でも結果は出るというイメージ
    出るかもしれませんが、局地的(というより個人個人)な影響。
    そのイメージを(全国的に)浸透させることは非常に困難。
    ・RIZAPでも結果は出せない(期待に応えられない)というイメージ
    ライザップは過去の会員データに基づき、どうすればどの程度結果が出るのかの膨大なデータの蓄積を初期段階から進めてきました。医療機関とも多数連携してきました。その結果、9割以上の成功率と言っていたと思います。だからこその30日全額返金保証があるのです。データの蓄積は今も進み日々進化しているわけです。
    「独占」かつ「ブランド」かつ「確かな実績(価値)」があると考えればいいのではないでしょうか。
    そしてそれを世間にアピールすべく広告だけでなく、出版に力を入れるため、出版社や広告の会社自体を買収して内製してコスト削減してしまうのはすごい戦略です。

  85. 名前:かつ 投稿日:2017/04/27(木) 20:18:41 ID:e5f866726 返信

    >・どの企業でも結果は出る
    概ね間違いないと思いますが、ただターゲットと事業モデルの見直しによって、ここはある程度緩和されるのではと思っています。
    ターゲットの見直し:シニア層へのアプローチ
    シニア層は一般にリテラシーも低く、名も知らない他のプライベートジムを選択しづらい 高価格であり、信頼のできるライザップを選択する可能性は高い
    裏を返せば資金も乏しい20〜30代の世代の流出は大いにあり得る
    事業モデルの見直し:ライフサポートプランの拡大
    ライフサポートプランはある程度の規模のジム施設が必要であり、競合プライベートジムでは参入しづらい(施設の拡大が必要)
    とはいえ想像と期待の話が多く、すぽさんの言われる通り懸案事項であることは間違いないと思います
    >・RIZAPでも結果は出せない(期待に応えられない)
    これまでも結果にコミットすることでブランドを確立しており、結果ありきの事業を行っているため、結果を出せないと思われることはない(そもそも結果は出して続けている)と考えます
    前者は打開見込みはあるものの大きな懸案、後者は問題ないと考えます

  86. 名前:Ganan 投稿日:2017/04/27(木) 21:56:03 ID:97ac01832 返信

    すぽさん
    すぽさんが書かれた営業利益率と競争のグラフはイメージ書かれたので、実証データがないか探したら市場占有率と営業利益率の関係(goo.gl/KcA3t2)のデータが見つかりました。
    リンク先のグラフの曲線に従うと確かにシェアが50%から40%まで減ると利益率は半減するのですが、
    グラフのドットのバラツキがとても大きく、相関係数も0.24と非常に低いので、ほぼ相関がないと言えるのではないでしょうか。
    実際、シェアが減るというよりも、RIZAPが値段を下げないと会員が集まらない状況まで追い詰められると利益率は減ると思います。
    しかし、コミットさんとかつさんも書きましたが、
    市場が拡大している現在、シニア層の取り込みもこれからどんどん進むので、あと4,5年くらいは値段を下げなくても会員は集まるのではないでしょうか。
    もちろんもっと早く、値下げ競争に引きずり下ろされる可能性はありますが、その可能性以上に、ゴルフが成長したり、他の事業が成長する可能性のほうが高く、
    万が一2、3年後に価格競争に追い込まれても、それによって減る利益をカバーできるのではないかと思います。

  87. 名前:Ganan 投稿日:2017/04/27(木) 21:57:37 ID:97ac01832 返信

    すぽさんは”今はRIZAPに対して期待過剰になっている”とお書きしましたが、RIZAPはあと2週間ほどで期末決算が発表され、予想PERは今期から来期に移るのですが、
    四季報予想では来期のPERが13.88しかないから、市場はRIZAPの成長を全く期待していないと言っても過言じゃないと思います。
    そもそも、自動車の燃費のような業界標準の指標はなく、他のジムはRIZAPと同じ効果で痩せられると証明するのは至難の技だと思います。
    各社は独自に宣伝文句を決めてアピールすることはできますが、広告でRIZAPの上を行くのは非常に難しいです。
    因みに他社は現在RIZAPより安いことをアピールポイントにしていますが、RIZAPは健康、科学的根拠、「栄養学」に基づいた食事指導など、他社の先を行っています。
    口コミでRIZAPと同じ効果があると広まるリスクについてですが、皆さんは周りにRIZAPに通っている人はいますか?
    私は知り合いの知り合いなら2人いますが、直接の知人はいません。
    まして、RIZAP以外のプライベートジムに通ったことがある人は聞いたことがありません。
    そのルートで2、3年以内にRIZAP以外のジムも同じ効果があると広まることはないと思います。
    こちらも家電にとっての価格.comのような第三機関が、中立の立場で口コミしてくれる場所もないし、判断するのは知名度、メディアなどの広告戦略しかないのではないでしょうか。

  88. 名前:Ganan 投稿日:2017/04/27(木) 21:59:47 ID:97ac01832 返信

    私がボディメイクグランプリに観戦したときですが、出場者は医者や経営者、シニア層などの裕福な人が2/3以上を占めていました。
    その他、結婚式のためになんとしても結果を出さなきゃいけない女性も多く、それ以外の人はかなり太っていて、自分の人生を変えるために一大決心する人でした。
    私達のような普通の人は大金を払ってプライベートに行かないのではないでしょうか。
    富裕層やシニア層は金額の差よりもブランドや安心でRIZAP選ぶ人が多いし、絶対に失敗できない花嫁や一大決心する人も実績のあるRIZAPを選ぶのではないでしょうか。
    客層の特殊性もあるので、2、3年以内に、ほとんどの人が金額の安さだけで他のジムを選択し、RIZAPが値下げ競争に追い込まれるようなことは起こりうるのでしょうか。
    あと、ライバル社は本当にRIZAPと同じ効果があるのかという疑問もあります。
    コミットさんやかつさんがお書きになった蓄積データ、ライフサポートプラン以外の要因として、成功率も差があるのではないかと私は思いっます。
    そもそも筋トレして糖質を抜けば、誰でも簡単に痩せられます。その方法はRIZAPも公表しているので、それを実行できる人は殆どお金かけずにでき、プライベートジムに通う必要はありません。
    それができない人は、大金を払ったから、その代償に見合うように自分も頑張れるのであって、
    金額を30万から20万に下げれば、成功率も下がるのではないでしょうか。
    RIZAPは7万人蓄積データや、数々の著名人の成功例など圧倒的なアピールポイントがあり、
    殆どの人が2、3年以内に、30万円のルイ・ビトンのバックを買うよりも、20万円の無名なバックを買うような、急激な嗜好の変化が起こりうるのでしょうか。

  89. 名前:ジョーカー 投稿日:2017/04/27(木) 23:03:06 ID:59d760afe 返信

    ライザップについては、通常のビジネスの王道であるコスパを狙わず、『痩せたい』という強い意志を持った人を、30万という高い料金を敢えて設定することで、狙い打ちするという戦略にその本質があると思います。
    もちろん、食事管理やトレーニングメソッドの有用性もあるとは思いますが、入会する時点で『後に引けない』環境を作り出し、挫折しないように最後まで導く、それを『コミット』という言葉でうまくブランディングしているということです。
    そういう意味では、すぽさんの分析は的を得ていると思います。
    ジム以外の英語やゴルフでもこのノウハウは展開できると思いますが、経験上、ジムほどはっきりとした成果が出づらい気がしますので、業績貢献はするものの、過度な期待は禁物ではないでしょうか。
    とは言え、2〜3年は二桁成長は続けられると見ていますが、皆さん如何でしょうか?

  90. 名前:もりやま 投稿日:2017/04/28(金) 00:06:51 ID:2e47448cb 返信

    議論が噛み合っていないような気がするので、僭越ながら議論を整理させてください。
    すぽさんのおっしゃっていることは、
    「期待過剰にして、その期待に唯一答えられる」
    という神話の神通力が現在大変強力であるが、
    「・どの企業でも結果は出る
     ・RIZAPでも結果は出せない(期待に応えられない)」・・・(仮定)
    といった事態になった場合、その神通力が剥落するのではないか。ということだと思います。
    この主張自体は論理的に全く正しいと思います。
    それに対して、Gananさんなどは、すぽさんのおっしゃっている仮定の蓋然性が低いのではないかとおっしゃっているのだと思います。個人的には、Gananさんの感覚も私にはしっくりきます。
    というわけで、両者とも神話の神通力については認識は共通であり、現在の神通力が続く限りは、高収益がつづくということも、共通認識なのではないか、と。
    後は、神話の神通力が今後も続くかどうかの洞察ポイントになるかと思います。
    しかし、なかなかここの見解は埋まりにくいたぐいの問題のような感じもします。ルイビトンがなぜ売れるのか、機能面から説明するのは難しいですよね。ブランドとはそのようなものだと思います。
    先のことはわからないので、もしポジションを持っているのであれば、神通力に陰りがでた時点でポジションを整理、といった割り切りでも良いかとは個人的には思います。

  91. 名前:通りすがり 投稿日:2017/04/28(金) 12:31:24 ID:f043712f8 返信

    この会社の本質的なことが語られていないように感じますね。
    ジムのRIZAP売り上げは全体の3分の1。
    今は上場企業にも手を出していますが、過去から赤字会社をM&Aして黒字化している再建会社でもあります。
    なぜ、そのようなことが出来るかと言えば、SBIホールディングスの社長も語るように、RIZAPグループのマーケティング力は日本で1番優れているからです。
    美顔器のシェアもパナソニックを押さえて5割以上。泥石鹸も資生堂を押さえてトップ。フェイスマスクっていうのかな、美容用のはるやつ、それもシェアトップ、まだまだあります。
    マーケティングは、徹底的に実験を繰り返し、観測して修正する方法。RIZAPの電話番号も150番あり、広告ごとに番号を変え遡及方法を変え、実験を繰り返します。ネット遡及のリンクも短縮リンクで別計測。
    このノウハウの蓄積がすごいので、どこも真似できません。だから、ジムの広告の効果もすごいのです。
    ですから、最悪、ジムのRIZAPが駄目になっても、次々にヒット作を飛ばすでしょうし、M&Aした会社を建て直します。
    ですから、M&Aは、販売力がなくて赤字になっている所を格安に買収してマーケティング力を使って立て直すので、出来レースみたいなものです。

  92. 名前:猫好き 投稿日:2017/04/28(金) 15:51:12 ID:4b070f71a 返信

    書き込みは初めてですが、よろしくお願いいたします。
    タイムリーと言いますか、夢展望がトレセンテを子会社化したという適時開示がつい先ほど出ました。
    ブライダルジュエリー中心の宝飾品の販売を行う会社で、もとはニッセンの100%子会社。
    そして、やはり直近では業績悪化&赤字です。
    以下、適時開示から抜粋。
    「トレセンテにつきましては、ブライダル専門誌での広告に偏重した状況から脱しておらず、競合他社と比較しても、WEBを導線とした集客に改善の余地があると思われます。
    そこで、当社グループが有するWEB広告やECサイト運営のノウハウを活かすことにより、トレセンテの集客構造を改善し、顧客数の増大・売上の向上につながるものと見込んでおります。
    さらに、当社グループの約 160 万人の会員顧客の中には、その年齢層から未婚層の割合が多くトレセンテの顧客となりうる潜在顧客も多く含まれていると考えられ、相互送客等の施策の検討により、シナジー効果も発揮できるものと見込んでおります。」
    マーケティングのノウハウを生かして業績を立て直せる、ということでしょう。
    相互送客の観点は当方としてはそれほどイメージが沸きませんが。

  93. 名前:MEANING 投稿日:2017/04/29(土) 11:13:49 ID:c71aada4e 返信

    91の通りすがりさんの意見と同じです。
    ライザップ始める前から高ROEを維持している企業ですからね。
    ただライザップ始めてから急激にP/Lが変わりました。
    昔から健康コーポレーションは利益率の高い商品を取り扱っていますが、ライザップは広告宣伝費を除くとかなりの利益率ですね。昔から広告宣伝費を惜しまない企業なので、これからもブランド力向上のためにガンガン経費かけるでしょうが。
    この企業は結構珍しいタイプの企業なので数字で話をすれば面白い議論になるのに、勿体ない。バランスシートとか損益計算書とか見てみると、色んなファンダメンタル的な議論ができると思います。

  94. 名前:MEANING 投稿日:2017/04/29(土) 11:15:57 ID:c71aada4e 返信

    マーケティングが日本で一番優れているかどうかは知りませんけどね。
    今は大体どこも似たマーケティングソフト使っていますし。

  95. 名前:すぽ 投稿日:2017/04/29(土) 21:23:01 ID:589fc6ab0 返信

    みなさんありがとうございます。
    情報が多いのでこの辺りで整理してみます。現在の論点や私の見解を書きますのでそれをベースに議論しましょう。
    ①RIZAP(ジム)事業について
    ・店舗拡大、ストック化、シニア取り込みなどの成長ドライバーは期待できる
    ・一方で競合が増加しており価格競争になると収益が大きく削られる可能性がある
    →私はここは悲観的に見ており「競合水準(+数万円)まで下がる」と思っています
    ②事業拡張について
    ・英会話は既にコミット型の企業も多く、高収益シナリオは考えづらい
    ・ゴルフはニーズを捉えており一定程度期待できる
    ・食品コラボ→食品市場は群雄割拠で生き残るとは思えない
    ・牧之原市とのコラボ→大きな市場規模になるように思っていない
    ③M&Aについて
    ・バリュー投資のような、割安事業買収が中心
    ・事業立て直しの力については意見が二分している
    →私は「赤字をゼロ」にはできるかもしれないが、それ以上は難しいと見ています。
    (続く)

  96. 名前:すぽ 投稿日:2017/04/29(土) 21:23:33 ID:589fc6ab0 返信

    (続き)
    ④その他
    ・「負ののれん」について
    →明確には議論の俎上に上がっていませんでしたが、2016コミットの売上1000億、営業利益101億に向けて、M&Aと「負ののれん」を使って数字合わせをしている印象があります。
    IFRSでは、純資産より安く購入した差額(負ののれん)を購入年度の営業利益に計上されます。(日本会計では「特別利益」です)
    2016-3Qまでの80億の利益のうち48億は「負ののれん」で、実力としての利益(≒日本会計での営業利益)は半分以下です。PERも2倍だと考えて割高と見ることもできます。
    (ここについてはMEANINGさんから「今後もM&Aを続ければそれでも良いとも言える」といった意見もありそうですね。)
    負ののれんによる成長についての是非は議論するとしても、投資家説明資料に一切出さないところからは「騙そう」というトーンを感じます。
    ここまでいかがでしょうか。議論を続けましょう。

  97. 名前:かつ 投稿日:2017/04/29(土) 22:24:25 ID:3c5051f49 返信

    論点の整理ありがとうございます。
    ①ジム事業について
     ・競合増加は間違いなく、競争激化により単価が下がる可能性はあり得ます
    一方で前述したようにこの事業は単価が高く失敗できないため、ブランド力のあるライザップを選択する可能性は高い
     私の結論としては単価下落は今後数年は起きない可能性が高い(感覚値ですが8割方は起きない)=今の成長を維持できると思います。
    ただ、5年後となれば市場は飽和している可能性が高いとも感じてます
    ②事業拡張について
     ・英会話
       →レッドオーシャンでありそれほどの期待は持てない
     ・ゴルフ
       →一定程度期待できる(第二の成長ドライバーとして最も期待度が高い)
     ・食品コラボ
      →低糖質はニーズを捉えており、まだ一定程度の成長が期待できるが、すぽさんの仰るように維持できるかは不確定要素が大きい
     ・牧之原市とのコラボ
      →不確定要素が多く、収益予測が困難
       結果によっては非常に面白いと思うが当たればラッキー程度で捉えたほうが無難
    ③M&Aについて
     ・ライザップブランドとのシナジーの少ない事業も多く(アパレルなど)、経営再建は可能かもしれないが、当たればラッキー程度で捉えたほうが無難
      →悲観的です
    ④負ののれん
     ・17年3月期は利益を先行投資に回しており、負ののれんで調整しているのは間違いない
     ・説明資料で一切触れないのは私も騙そうとしていた印象を受けており、非常に不快に感じました(当時半分売りました)
     ・一方で直近の説明資料ではここにも触れており、今期は負ののれんなしで前期を超えると明言しており収益の目途も立っているものとある程度安心しています
     ・負ののれん自体はM&Aすれば出てきうるものですし、投資家を騙すようなやり方でなければ特別問題視は不要と思います。

  98. 名前:コミット 投稿日:2017/04/29(土) 22:33:12 ID:8776233ca 返信

    負ののれんについては意見が分かれる所だと理解してます。直近の決算だけ見るとだまそうという風に見えてしまうのも分かる。
    しかし、もともと実力でも営業利益100億出せたが、負ののれんが出たので、その分を広告の増加やゴルフ等の先行投資(人材確保など)やシステム投資に充てて利益をあえて抑え、来期以降の飛躍のために使った。という方向に考える人が少ないのが不思議なんですよね。割合は分かりませんがそういう要素はあると思っています。
    過去も業績予想からの上ブレ分は来期のための先行投資に使って、あえて上方修正しないという歴史がありましたから。本当の実力がどうなのかは5月15日の来期予想で分かることでしょう。

  99. 名前:Ganan 投稿日:2017/04/30(日) 00:23:19 ID:83fd7bc81 返信

    すぽさん、みなさん
    ①RIZAP(ジム)事業について
    >「競合水準(+数万円)まで下がる」と思っています
    私は2、3年以内でそれは起こらないという根拠を書きましたが、起こると思う方はなぜそう思うのか、根拠を書いていただけませんか。
    ②事業拡張について
    >食品市場は群雄割拠で生き残るとは思えない
    競争が高いから、生き残らないという結論を導き出しているという印象を持ちますが、
    現在、RIZAPは低糖質食品のリーディングカンパニーだと思いますが、どうして生き残らないとお考えですが?
    ③M&Aについて
    >「赤字をゼロ」にはできるかもしれないが、それ以上は難しいと見ています。
    イデアなど多くの企業で黒字達成させたあと、増収増益し続けています。
    赤字をゼロにする力と、黒字を増幅させる力は同じだと思いますが、
    前者ができて、どうして後者はできないとお考えですか?
    あと、赤字をゼロにできるのであれば、負ののれん分は利益計上してしかるべきだと思います。

  100. 名前:Ganan 投稿日:2017/04/30(日) 00:23:52 ID:83fd7bc81 返信

    ④その他「負ののれん」について
    >売上1000億、営業利益101億に向けて、M&Aと「負ののれん」を使って数字合わせをしている印象があります。
    営業利益は1Q:37億、2Q:27億、3Q:16億と、M&A増やしているにも関わらず、利益は減らしています。コミットさんがお書きのように、101億を超えないように、投資を増やして数字を合わせにいってると思います。
    >負ののれんによる成長についての是非は議論するとしても、投資家説明資料に一切出さないところからは「騙そう」というトーンを感じます
    最新のアナリスト向け説明動画できちんと説明しています。騙していないと思います。

  101. 名前:もりやま 投稿日:2017/04/30(日) 01:08:12 ID:ea2cdad47 返信

    すぽさん
    細かい点ですが、確認させてください。
    >2016-3Qまでの80億の利益のうち48億は「負ののれん」で、
    とありますが、3Qの説明会資料の9ページに41億がM&Aによる割安購入益とあります。48億ではなく、41億ではないですか。
    >投資家説明資料に一切出さないところから
    同じく資料の9ページ目に触れられているのよう思いますが。また、動画の中でも「来期は負ののれんなしで今期の利益を超える」と明言していました。

  102. 名前:すぽ 投稿日:2017/04/30(日) 01:34:45 ID:589fc6ab0 返信

    Gananさん
    ①RIZAP(ジム)事業について
    >「競合水準(+数万円)まで下がる」と思っています
    > 私は2、3年以内でそれは起こらないという根拠を書きましたが、起こると思う方はなぜそう思うのか、根拠を書いていただけませんか。
    Gananさんはブランドがあるから高く売れるとおっしゃっていますが、ブランドのことを誤解していると思います。「ブランド=高く売れる」ではありません。例えば、私の家の近くにはOKストアという安さで有名なスーパーがあります。この場合「OKストアは安い」というのがブランドになるわけです。ブランドとは単なる刻印でしかありません。
    高級ブランドが高く売れる先には「いいものを買ったと思いたい」や「商品を自慢したい」という欲望があります。
    RIZAPが今高く売れているのは「商品を自慢したい」という方向ではありません。痩せたい/かっこよくなりたいという欲望です。この議論の中で繰り返し書いている通り「RIZAPだけが叶えてくれる気がする」という刻印がRIZAPに10万円の差をつけさせているという構造です。
    また、ブランドは受け取る側が決めるのものであり「使ったことがある人」と「使ったことがない人」ではブランドの捉え方は当然変わります。使ったことがない人とは例えば私になるわけですが、私にとっては「CMで有名」という以上のものではありません。蓄積データがあるといった話も企業側の宣伝文句として捉えており、妄信的に信頼するスタンスは取れません。なにせ使ってないのですから。
    「使ったことがない人」に対するブランドなんてこの程度のもので、移ろい易いものです。これで+10万円をキープできると考えるのは楽観的だと思っています。
    (続きます)

  103. 名前:すぽ 投稿日:2017/04/30(日) 01:35:22 ID:589fc6ab0 返信

    (続きです)
    ②食品コラボについて
    コンビニに生き残るには優秀ではダメです。超ヒット作だけが定番となります。ラーメン、ジュースが週替わりでブランドが変わるのはご存知の通りで、今の売れ行きで生き残るようには思えません。ここは私よりコンビニの店長に聞くのが良いと思います。
    低糖質食品事業が厳しいと言っているのではなく、コラボ系は厳しいという意図です。
    ③M&A事業について
    私は「経営よりビジネスモデル重視」ですので、理由はそれだけです。儲からない事業を立て直してもそこそこが限界だと思っています。
    負ののれんは会計上、一括計上せざるを得ませんが昔の日本会計のように複数年償却するのが本来自然に見えます。
    ④負ののれんについて
    >3Qの説明会資料の9ページに41億がM&Aによる割安購入益とあります。48億ではなく、41億ではないですか。
    >同じく資料の9ページ目に触れられているのよう思います
    もりやまさん、指摘ありがとうございます。失礼しました。おっしゃる通りですね。
    48億は四半期報告書の「その他の利益」から引用しましたが、説明会資料に書いてあるのですからそちらが正しいですね。
    また「触れられていない」というのは誤解でした。訂正します。

  104. 名前:もりやま 投稿日:2017/04/30(日) 03:37:52 ID:ea2cdad47 返信

    M&Aについて議論するにあたり、共通の理解のために数字を補足します。
    (数字が間違っていたら指摘してください。)
    【現状の収益構造】
    現状(3Q時点)の収益構造を、負ののれんがない?(あまりない?)美容健康関連とM&Aで入手したその他事業と負ののれんに分けると以下となる。
    負ののれん 4136
    美容健康関連営業収益 5634
    その他事業営業収益 -1769
    (単位は百万円)
    こうして数字を整理すると、M&Aで入手したその他事業は、現時点では負ののれんをのぞくと、ネットで営業益を産んでいない。(18億の赤字)
    ※美容健康関連には負ののれんはないと仮定して数字を出しました。
    なお、「来期は負ののれんなしで今期の利益を超える」という発言は、現状17億のその他事業の赤字を、7億程度のプラスにするという宣言と受け取れます。
    ※美容健康関連が30%程度で成長すると仮定しました。
    負ののれん 4136→?
    美容健康関連営業収益 5634→7324
    その他事業営業収益 -1769→677
    その他事業の売上は、現状380億円あり、その営業利益が7億なので、営業利益率にして1.8%。
    ということで、先の発言は、その他事業についてはトントンにします、ということだと思います。

  105. 名前:ラッタッタ 投稿日:2017/04/30(日) 07:33:49 ID:749bf65f4 返信

    私は理学療法士をしております。リハビリ業務は幅広く、トレーナー分野に携わっている方も沢山おられます。ライザップのジム事業に関して(減量すること)は、ライザップ独自の理論は一切なく、その点では非常に底の浅いものであることは間違いありません。皆さんのおっしゃる通りブランド力がいつまで続くか、もっと悲観的に言えば、いつまで騙せるかだと思います。あと、私は町の公民館で定期的に運動指導を行っていますが、その観点から牧之原市とのコラボが利益を産む未来は想像つきません。行政サービスを利用する人は高いお金を出さない傾向にあります。

  106. 名前:MEANING 投稿日:2017/04/30(日) 08:35:09 ID:f9446c113 返信

    すぽさんのプランド力に対する考え方には大きく異論がありますが、そこを話すると脇道に逸れますので取り敢えず止めておきます。
    上の異論とはまた別になりますが、ブランド力は維持するにもお金がかかります。今後広告宣伝費の推移がどのようになるか。
    すぽさんの話は数字が少なくて説得力がないのではないかと思います。
    Gananさんから根拠を聞かれているのに、前の書き込みと同じような事を書いているだけの印象を受けました。Gananさんの主張・質問は分かり易いのですが、それに対するすぽさんの回答が求められているものになっていないようでもどかしいです。
    根拠は数字をベースにして説明すると良いと思います。数字(事実)に対する解釈の違いが明確になるので。
    (僕は今後もM&Aを続けて成長すればOKという意見は持っていませんが、日本会計制度の営業利益よりも経常利益を重視しています。別に本業だろうが副業だろうが、今後も高ROEを維持できるならOK)

  107. 名前:MEANING 投稿日:2017/04/30(日) 08:39:25 ID:f9446c113 返信

    蛇足ですが、僕は根っからの中期投資家ですので、長期的な視点からの投資をすることはまずありません。2~3年程度の業績予想と現時点での割安さで投資判断します。
    長期投資家さんとは全く違った視点で見ています。

  108. 名前:コミット 投稿日:2017/04/30(日) 09:00:48 ID:3bfecbdf0 返信

    もりやまさんの
    “なお、「来期は負ののれんなしで今期の利益を超える」という発言は、現状17億のその他事業の赤字を、7億程度のプラスにするという宣言と受け取れます”
    ですが
    会社は「超える」ではなく、「大幅に増益」といっています。
    単なるプラスではなく、大幅にプラスなのです。
    大幅増益がどの程度かはやはり5月15日に分かることですけどね。

  109. 名前:ドラマチック 投稿日:2017/04/30(日) 13:10:07 ID:01a4a859b 返信

    初めまして。
    議論非常に楽しく拝見しております。
    私は不勉強のため議論に参加はできませんが、ライザップ事業の今後については、正に「ブランド」の部分が最も重要なポイントになると思います。ですので、よろしければMEANING様の「ブランド」論を教えていただけないでしょうか?
    ぜひよろしくお願いいたします。

  110. 名前:MEANING 投稿日:2017/04/30(日) 14:29:44 ID:f9446c113 返信

    ここででなくて良いなら僕のブランドに対する考えを書いても良いです。ドラマチックさんの指定する場所で良いですよ。
    ※ここで書くと、議論があっちいったりこっちいったりしてまとまらなくなりますからね。
    (議論が終了してからで良いならここでも構いませんが、、、すぽさんが了承してくれるならですけどね)

  111. 名前:トカゲ 投稿日:2017/04/30(日) 19:49:57 ID:c18a75088 返信

    通りすがりで、すみませんが勉強の為に議論に参加させてください。
    自分のイメージを書かせていただきます。既に被っている内容があるところは申し訳ないです。
    RIZAPが急激に成長した要因として、タレントを起用し、一目瞭然でダイエットの効果が分かるCMの斬新さと目新しさだと思います。
    ただ広告のインパクトは時間とともに視聴者も見慣れていきCM効果が薄まっていくのではないでしょうか。広告のインパクトが薄まっていけば新規会員数の減少が起きると思うのですがいかがでしょうか。
    そして今現在M&A戦略に積極的なのは、フィットネス事業でキャッシュフローを稼げている後ろ盾がありますが、フィットネス事業が揺らいだときに、手広く広げた事業が返ってリスクになってしまう危険性は無いかと疑問に思います。
    RIZAPの競合はフィットネス事業社だけではなく、ダイエット関連企業全体だと思います。例えば、以前はビリーズブートキャンプというDVDが流行ってあっという間に見なくなったように、その前は次から次に新しい食品や運動法、様々な物が登場し目移りしやすいビジネスだと思います。
    その点で、RIZAPの旬はそこまで長いとは思えないのですが、いかがでしょうか。

  112. 名前:トカゲ 投稿日:2017/04/30(日) 20:28:16 ID:c18a75088 返信

    ライザップの競合障壁や優位性はフィットネス事業社に対しての優位性があるのだと思います。ダイエットをしたい人からするとフィットネスという以外にも沢山のカテゴリーがあると思います。食事療法、ダイエット器具、サプリメント、ダイエット関連のDVD沢山思いつきますが、消費者はその中から選択していると思いますので、その時々により、選択肢の上位にフィットネスが選ばれる時もあれば、健康器具に流れたり、ダイエットサプリメントに流れたりするので、それによりライザップ将来の業績予測は難しいと思います。
    また過去ライザップが急速に業績を伸ばしたのは、CM広告、強気な料金設定、キャッチフレーズ、その全ての目新しさに話題性があり、惹きつけられた人が飛び付いたと思います。
    その目新しさは時間と共に薄くなり、今のライザップのブランド力を維持していく事も難しくなるのでは無いかと思います。

  113. 名前:MEANING 投稿日:2017/04/30(日) 20:59:57 ID:f9446c113 返信

    80の僕の書き込みの、
    まぁ業績低迷期でライザップを始める前でも上場以来5年にわたりROE30%以上を維持していたという事です。なかなか凄い企業です。
    ですが違いました。すいません。
    上場2年後の決算の2008年3月期は赤字でした。2009年3月期もROE30%に届いていないですね。伏してお詫びします。

  114. 名前:のんびりや 投稿日:2017/04/30(日) 21:54:36 ID:076162bb2 返信

    始めまして。非常に面白い議論を拝見させて頂きました。
    今の議題について、参加させてください。
    ①RIZAP(ジム)事業について
    私は競合他社が今後増えたとしても、そもそも価格競争へのシフトはするべきではないと考えています。
    価格競争を開始すれば、シェア確保の結果の如何にかかわらず会社としては疲弊しますし、そもそも価格を下げるということは「提供している商品はその程度の価値ですよ」と言っている事と同義です。
    同じ企業努力であれば、同価格で付加価値を高めるように商品設計して顧客満足度を上げて頂きたいし、そうでなければこの会社の意義は薄れ、ブランド力も低下するでしょう。
    ②事業拡張について
    Gananさんの経験からして、英会話の伸び白は余りないかと思います。客側の「時間」を利用せざるを得ない以上、客層は限られますし、それがお金を持つ上位顧客と重なる部分となると拡大は難しいでしょう。
    ゴルフに関しては、ゴルフをするものとして言えば100切り30万は妥当なラインと考えますので、比較的に上手くいくと考えています。
    ただし、その後ライフサポートのように客を留まらせることができるかは疑問です。100を頻繁に切れるようになると、体力の衰えなどで飛距離を稼げなくなるなどの理由が伴わない限りはスコアを維持するのは容易で、スクールへのモチベーションを保てないでしょう。
    一方、90切りや80切りは100切りの比ではないので、そこをターゲットにするのも難しいかと。
    自己投資産業は、出来なかったこと(0)が出来るよう(1)になるから満足度が高いのですが、1を2にしても満足度が下がって行くのが難しいところです。
    (続きます)

  115. 名前:のんびりや 投稿日:2017/04/30(日) 21:54:51 ID:076162bb2 返信

    ③M&Aについて
    すぽさんは「儲からない事業を立て直しても」とおっしゃいますが、それは単独の会社で関連しない事業でのことではないでしょうか?
    例えばアパレル系。M&Aする前は店舗の売り上げだけで商売をしなくてはいけませんでした。しかし、RIZAPのお客さんに合わせたウェアを作って売ることが出来れば、これまではなかった顧客ルートが増えます。
    さらに、RIZAP-Gから見るとこれまで他社の売り上げになっていたウェアを自社Gで売ることが出来るため、アパレルの利益の一部がRIZAP-Gの利益となります。
    グループ化していて関連性がある以上、M&Aには事業の建て直し以上の意味があると捉えるべきだと考えます。
    ④その他「負ののれん」について
    この仕組み自体に興味がない(長期投資の判断に使わない)ので、ノーコメントとさせていただきます。

  116. 名前:コミット 投稿日:2017/04/30(日) 22:13:47 ID:389b5b492 返信

    トカゲさんのご意見のCM広告に関して
    最初はインパクトに引き付けられた人が主体でしたが、現在は高齢者層を取り込むにあたり30分番組のインフォマーシャルなどで、具体的にライザップがどういう取り組みを行いどのようにダイエットし、その結果人生がどう好転するかというのをBS放送メインでやっていたりします。
    その他、(チラシ等)広告もインパクトより内容を詳細に伝える方式に移行しています。
    懸念の点には既に手を打っているのです。

  117. 名前:タカ 投稿日:2017/04/30(日) 23:07:12 ID:c13a8be2b 返信

    ・ブランドに関して
    現在でもプライベートジムの比較サイトは存在します。
    調べようと思えば他社でも痩せられるというのはわかるはずです。
    しかし、RIZAPは他社よりも高い価格を維持できています。
    競合他社の立場:RIZAPより低い価格設定にするしかない
    RIZAPの立場:価格を下げても他社はもっと下げるだけ
    上記から、価格差は縮まらないと思います。
    現在は店舗拡大フェーズのため、価格低下は起こらないと想定されます。
    しかし、プライベートジムが供給過剰となったときは通常は価格低下が起こります。(ただし、のんびりやさんご指摘のようにあまりいい策ではないですね)その対策として、ライフサポートプログラムがあるのだと思います。価格を下げなくても、定期的な安定収入を見込める。
    3年程度は問題ないかと思いますが、10年先となると現在の延長では難しいですね。
    (現在のスポーツジム(コナミ、ホリデイスポーツなど)の事業領域を侵食できれば面白いのですが)
    ・トカゲさんのご指摘に関して
    トカゲさんの中ではブームが2年以上続いている感覚でしょうか?
    私の感覚ではブームではなく、安定してレッスンにより痩せたいという需要が存在してその中でRIZAPがいいポジションを占めているように受け止めてます。
    (この辺りはどちらが正解というわけではないかと思いますが)
    ご指摘のように新しいブームが来ると影響を受けそうですね。(最近では乳酸菌ダイエットとか・・・)ただし、ブームとは異なるという認識から、大きく落ちる可能性もありますが、軽微な影響もしくは一時的な影響と考えてます。
    ・皆さんへの質問
    「ダイエットのRIZAP」という世間一般で認知されているブランドから「結果にコミットするRIZAP」というブランド認知に変化すると考えている(それにより事業領域拡大がしやすくなる)のですが、皆様どのように感じますでしょうか?

  118. 名前:トカゲ 投稿日:2017/04/30(日) 23:19:39 ID:c18a75088 返信

    コミットさん、返信ありがとうございます。
    高齢者の健康を維持し長生きしたいという需要は人口動態を見ても、これから増大していきそうですね。高齢者の新規会員数を増やすことが出来れば新たな成長ドライバーになりそうですね。
    CM広告のインパクトが弱まって、今までのやり方では成長を維持するのが難しいと経営陣が判断し、高齢者の需要を取り込む戦略にシフトしていくのであれば、
    今のRAIZAP会員を引き留めていくブランド力の維持や、今までの主な入会する要因のダイエットや外見をよく見せる事が目的の人の新規会員数は減少していくと思います。
    その+要因と-要因を計算して、+要因が大きくなるか、-要因が大きくなるかが、RAIZAPの屋台骨を維持できるかにかかっていると思います。
    2匹目のドジョウが狙えると強みにありますが、
    その前提には、RAIZAPのブランド力(コミットする)
    を背景にして新規事業に進出していますが、このブランドイメージをダイエット以外で横展開して、同じようなインパクトを維持していけるかが、RAIZAPの成否を分けていくと思います。
    私の見立てですと、現状では明確な根拠が無く、この部分に関しては、
    五分五分の賭けに感じますが、いかがでしょうか。

  119. 名前:トカゲ 投稿日:2017/04/30(日) 23:33:08 ID:c18a75088 返信

    タカさんコメントありがとうございます。
    私の中では、正確な時期はずれてるかもしれませんが、
    TVCMで見かけて、インパクトを受けて、すぐに企業名と絵で見てダイエットの効果が一目瞭然なので面白いなという強烈な印象があり、私の知り合いなんかでも話題になったりしました。多分2年前ぐらいだったかと思います。その時点がインパクトに関しては一番強かったと思います。その半年か1年後に結果にコミットするというのも流行語的になった印象があります。
    その時期に比べると、現在はCMで見てもそれほどのインパクトは感じないので、
    CMでターゲットにしていた潜在的なライザップの需要はある程度掘り起こした後ではないかと思います。
    なので、今までの主な新規会員の取り込みは今後難しいと思います。
    そして次にダイエットだけではなく結果にコミットするというブランディングをしていく戦略にシフトしている現状なのですね。
    このブランディングにより、新規事業でも、高い料金でもRAIZAPを消費者が選ぶ
    メリットを感じるか、という事が今後のRAIZAPの業績に大きく関わってきそうですね。
    このブランディングが成功する明確な根拠があれば、中、長期投資に値する企業という事になると思います。

  120. 名前:トカゲ 投稿日:2017/04/30(日) 23:58:55 ID:c18a75088 返信

    そして、リスク要因としてはダイエットや、ゴルフのレッスンというのは、生活する上で必要不可欠な支出ではなく、景気が落ち込んだ時に、
    率先して削られる支出だと思います。
    不景気時には諸に影響を受けるリスクがあると思います。
    この点は弱点として認識したほうがいいと思います。

  121. 名前:すぽ 投稿日:2017/05/01(月) 01:24:00 ID:589fc6ab0 返信

    みなさんありがとうございます。
    全てのコメントへのフォローはできませんが何点か。
    >Gananさんの主張・質問は分かり易いのですが、
    >それに対するすぽさんの回答が求められているものになっていないようでもどかしいです。
    MEANINGさん、ご指摘ありがとうございます。
    Gananさんへの回答で直接的に答えてないのは2つぐらいでしょうか。(他にあればご指摘ください)
    1. M&Aへの見方
    M&Aの成否は売上の回復を軸に見るべきだと思っています。
    利益(黒字)は、短期的施策やグループ内の付替等お化粧がしやすく参考にしづらいです。
    そんな視点で見ると3140イデアは良いと思いますが、その他の企業はパッとしません。ジーンズメイトもかなり不安です。
    シナジーについても「薄い」と捉えています。このシナジー効果についても売上成長で見るのが良いのではないでしょうか。
    また、上場していない企業は「見えないため判断がつかない」です。

    (続きます)

  122. 名前:すぽ 投稿日:2017/05/01(月) 01:24:55 ID:589fc6ab0 返信

    (続きです)
    2. 営業利益率と競争の根拠
    この捉え方は私独自のものですし、学術的な研究結果がある訳ではありません。
    考え方は記事の通りで、独占の時の高収益の例は山ほどあります。
    (マイクロソフト、ヤフー、クックパッド、フリューのピクトリンクなど・・・)
    根拠というより原理でしか語れませんが、
    仮に「売価100円、90円がコスト」という商品があったとしたら、
    独占なら300円で売れて、競争激化だと90円でしか売れないという話です。
    どこかのデータを引用されて相関係数0.2だから根拠が薄いと言われても、反応に困ります。
    また、直近の議論の中で「値下げはするべきではない」という意見が多く上がっていますが、値下げしたくてする例などほとんどありません。
    価格が高いことで、お客が減り、泣く泣く値下げをするだけです。競争は恐ろしいです。
    >MEANINGさん、ドラマチックさん
    MEANINGさんのブランドの考え方のお話については、ご自由にご対応ください。長くなるのであればMEANINGさんのblogで書かれるのが良さそうですね。私も読みたいです。

  123. 名前:タカ 投稿日:2017/05/01(月) 01:39:52 ID:31b928be2 返信

    トカゲさんコメントありがとうございます。
    確かに不景気時には影響を受けるでしょうね。
    2匹目のドジョウですが、私はまずGolf(English)を選択したのがいいと感じました。
    「適切な方法で努力すれば大多数の人は実現できるが、自分一人ではできない人もいる」というのはダイエットと同じ状況です。
    従って、ゴルフでも結果にコミットする事業自体は十分成立できるとこの点は楽観的に見ています。
    問題は世間一般にアピールできるかどうか。
    この点は根拠がありません。(しいていえば広告を強みにしているので、今回もうまくアピールするのではないかなという期待。石川選手とも契約してますしね)
    ただし、のんびりやさんのご意見で気づきましたが、
    ダイエットと比べて、Golfに関してはレッスン終了後の継続性が小さいような気がしますね。

  124. 名前:タカ 投稿日:2017/05/01(月) 02:10:22 ID:31b928be2 返信

    ・M&Aに関して
    すぽさんの売り上げ成長で見るべきという意見に全く同意です。
    RIZAPのアパレル系のM&Aに関してですが、
    RIZAPのお客向けに商品を売るということですが、
    多少売れたところで利益としては微々たるもののような気がします。
    RIZAPのブランドを生かすのであれば、買収するのはぼろぼろの会社ではなく
    ブランド力のあるアパレルを買うのほうが筋がいいと思います。
    RIZAPで痩せて、ステータスのある服を着ることで、結果にコミットというわけです。
    そうすることでRIZAPの本業にもいいシナジーが出るような気がします。
    RIZAPであまりよく知らない服を勧められても・・・・微妙です。
    ・すぽさん指摘の値下げに関して
    Garanさんもかつさんも(私も)ライフサポートプログラムや高齢者の取り込みなどの対策により値下げを「2-3年」はしないだろうと推測しています。(その先に関しては飽和、値下げ傾向)
    No102がすぽさんのそれに対する返答かと思いますが、この点に関しては議論がかみ合わないですね。

  125. 名前:MEANING 投稿日:2017/05/01(月) 08:21:43 ID:4cc61ec10 返信

    すぽさん、どうもありがとうございます。
    ブランドについての僕の見解は気が向いたところで書くようにします。ここで議論が終わった後に書くのは少し気が引けるので、僕のブログで書くかどうか、かな。
    すぽさんに限った話ではないのですが、根拠が分かり難いです。
    繰り返しになりますが、ここまでの話は数字(事実)の記述が少ないので、財務諸表に書かれているファンダメンタルを元にして展開すると良いのではないかと思います。
    ここまで定性分析だけで定量分析がないんです。
    高PBR高ROE銘柄を定性分析だけで判断するというのはかなりリスクが高いです。
    また定性分析は事実に基づいて判断するのが普通のやり方なのですが、事実の説明が抜けているので各々が勝手に解釈した持論を展開しています。
    事実の説明は数字で表せるので、まず数字の解釈から入るのが良いのではないかと思います。
    延々まとまらない議論が続くだけで、収集つかなくなりますよ。
    適当なところで「はい終わり」とぶった切ると消化不良になってしまう。
    (続きます)

  126. 名前:MEANING 投稿日:2017/05/01(月) 08:22:00 ID:4cc61ec10 返信

    Gananさんの質問は下記2点。あとのM&Aはすぽさんの言っていることが間違っているという指摘です。
    ①RIZAP(ジム)事業について
    >「競合水準(+数万円)まで下がる」と思っています
    私は2、3年以内でそれは起こらないという根拠を書きましたが、起こると思う方はなぜそう思うのか、根拠を書いていただけませんか。
    ②事業拡張について
    >食品市場は群雄割拠で生き残るとは思えない
    競争が高いから、生き残らないという結論を導き出しているという印象を持ちますが、
    現在、RIZAPは低糖質食品のリーディングカンパニーだと思いますが、どうして生き残らないとお考えですが?
    ※③M&Aについて
    >「赤字をゼロ」にはできるかもしれないが、それ以上は難しいと見ています。
    イデアなど多くの企業で黒字達成させたあと、増収増益し続けています。
    赤字をゼロにする力と、黒字を増幅させる力は同じだと思いますが、
    前者ができて、どうして後者はできないとお考えですか?
    (続きます)

  127. 名前:MEANING 投稿日:2017/05/01(月) 08:22:28 ID:4cc61ec10 返信

    また、

    すぽさんが書かれた営業利益率と競争のグラフはイメージ書かれたので、実証データがないか探したら市場占有率と営業利益率の関係(goo.gl/KcA3t2)のデータが見つかりました。
    リンク先のグラフの曲線に従うと確かにシェアが50%から40%まで減ると利益率は半減するのですが、
    グラフのドットのバラツキがとても大きく、相関係数も0.24と非常に低いので、ほぼ相関がないと言えるのではないでしょうか。

    については、65の投稿ですぽさんがリンクをはった昔の投稿内容で、イメージで書かれている図は実際とは大きく違いますよ、という指摘ですのでこれは普通に「そうですか」で良いと思います。
    それを踏まえたうえで、先の投稿内容を撤回するのか、持論を展開するのかについて数字で示すと良いと思います。僕は撤回しなくても良いと思いますが、少なくても実際のデータと相関関係が低いイメージ図が根拠というのは根拠として脆弱かなと。
    なので、イメージで砂上の楼閣を説明しているだけになってしまいます。
    イメージ先行の定量分析だけではなくて、事実を元にした定量分析も半分くらいあった方が良いかな、という感じです。
    投稿を何度か読み返してみたんですが、上のような印象を受けました。

  128. 名前:トカゲ 投稿日:2017/05/01(月) 13:21:56 ID:bc7198579 返信

    イメージ先行の砂上の楼閣というより、
    ライザップが他のフィットネス事業社よりプラス10万円の利益を取れるのは、プラス10万円分の価値、根拠がある訳ではなく。
    プラス10万円払っても満足感があるという、消費者の心理に依存しているのでは無いでしょうか。
    今のライザップのブランド力はプラス10万円高くても満足感があるから成り立っていますが、それを維持するのが可能かを、定量分析で議論して答えが出るのでしょうか?

  129. 名前:トカゲ 投稿日:2017/05/01(月) 13:33:45 ID:bc7198579 返信

    定量分析をするとしたら、
    ライザップの新規会員数の推移と退会会員数の推移が重要だと思います。

  130. 名前:トカゲ 投稿日:2017/05/01(月) 13:38:32 ID:bc7198579 返信

    その推移に消費者心理が現ると思います。
    そしてフィットネス事業をストックビジネスとして維持する為にも、ライザップ=高い満足感を維持出来なければ、退会会員数の増加は避けられないと思います。

  131. 名前:のんびりや 投稿日:2017/05/01(月) 21:02:31 ID:e59486fb4 返信

    すぽさんの言う「コスト:90円の商品が独占なら300円で売れて、競争激化だと90円でしか売れない」というご意見は競争の1面しか見ていないと私は考えます。
    これは極論ですが、「300円で売りたい商品があり、独占ならコスト90円で良いが、競争激化ならコストを300円まで掛ける」として競争しても良いはずです。
    実際、RIZAPは黎明期~成長期(独占期)にはダイエットを前面に出して顧客を集めて高利益を得ながら第1人者としての地位を確立し、
    競争が激化するであろう現在~将来(競争期)にかけてはヘルスを前面に出して+αの価値を提案するビジネスに変革しています。
    私はRIZAPはかなり前から、競争のシナリオを念頭において、価格競争を回避する事業展開をしていると見ています。
    これは、豆乳クッキーの競争によって企業の存続危機を経験しているという過去の事実と、医療連携やシニア展開のタイミング(※商品企画、開発、提携などに掛かる期間を1~2年と推定)に基づいての私の見解です。
    <続きます 1/3>

  132. 名前:のんびりや 投稿日:2017/05/01(月) 21:02:43 ID:e59486fb4 返信

    ここで2つ、競争においてRIZAPが有利な要因があります。
    ①ライフサポートにより太った状態(ジム変更を選択出来る状態)への逆戻りを妨げているため、
    後発組は需要の削られたところを低価格を売りにして開発しなくてはならない。
    ②医療との連携には医療側にもメリット(論文提出など)が必要であるため、
    データの信頼性確保の観点から会員数の多さ(累計7万人)が大きなメリットとなり、①の要因から後発組が容易く後追いできるものではない。
    ※医療のサポートなしでのシニア層への展開は容易ではない
    さらに言えば、多くの会員によって得られた「ノウハウ」は運営コストを低下させる方向に働きますし、
    コストには広告費以外にも上記②を確立するための投資分も含んでいたはずなので、
    コスト領域には余裕があり、将来に渡っての付加価値の追加の検討は引き続き実施できる状態と考えられます。
    <続きます 2/3>

  133. 名前:のんびりや 投稿日:2017/05/01(月) 21:02:53 ID:e59486fb4 返信

    従って、RIZAPは競争において、「価格競争」に参加する必要は現状ほとんどありませんし、
    そもそも高級路線を走るRIZAPは、投資額の差などから、
    価格競争では低価格を売りにしているコンペチタに勝てるわけもないのですから、
    価格競争をするなど愚の骨頂だと思います。
    ※価格競争で得られる層は「価格を比較して選択する層」であるから、どうあっても獲得できません。
     獲得できる場合は相手が体力的に持たずに倒れた場合ですが、一度下げた価格は上げることが極めて困難で、そこまでして掘り起こす必要がある層とは思えません。
    なお、仮に低価格化を始めるならば、RIZAPのメイン市場が短期トレーニング市場から長期トレーニング市場への転換を完了した時点であれば理解可能です。
    定量的な数値がなくて申し訳ありませんが、RIZAPはそもそも価格競争を回避するための事業展開をしているとの持論を述べさせて頂きました。
    <以上 3/3>

  134. 名前:トカゲ 投稿日:2017/05/01(月) 22:06:18 ID:6d4478415 返信

    のんびりやさんの高級路線を走るライザップとありますが、ライザップが高級であり続けられる根拠は何故なのかが分かりません。ライザップ独自で開発したトレーニング手法があるのでしょうか。その効果により他社より高い価格が維持されるのでしょうか。

  135. 名前:トカゲ 投稿日:2017/05/01(月) 22:27:31 ID:6d4478415 返信

    トレーニング+健康食品+医療連携により、他フィットネス事業社よりもトータルで健康と美容を提供するというビジネスモデルでしょうか。そうなると確かに他社に無い強みになる気がしますね。高くてもトータルで充実したサービスを提供できるライザップは成り立つ気がしました。CM広告のイメージ戦略から、サービス内容を値段に見合うレベルに引き上げ、低価格でライバルの多い客層を相手にするより、余裕のある層にターゲットを絞り、競争を避けるという戦略なんですね。

  136. 名前:コミット 投稿日:2017/05/01(月) 23:00:46 ID:e3f67554d 返信

    医療連携もそうですが、大学との研究もたくさん進んでいますね。
    こういうのは後々効いてくると思いますよ。
    予防医療をどうビジネスに結び付けるかお手並み拝見。
    他社は低価格戦略しか取れませんから。

  137. 名前:すぽ 投稿日:2017/05/02(火) 00:56:19 ID:589fc6ab0 返信

    みなさん、ありがとうございます。
    うーん、様々な角度から意見が出て来てうまくまとまらないですが、前回書いたフレームをベースに現状をまとめてみます。
    ①RIZAP(ジム)事業について
    ・店舗拡大、ストック化、シニア取り込みなどの成長ドライバーは期待できる
    ・一方で競合が増加しており価格競争になるかうまく差別化ができるかは意見が別れる
     ○医療連携、ブランドなどが長期的な差別化要因になる
     ×消費者心理による差別化のため、変化するリスク
    ②事業拡張について
    ・英会話は既にコミット型の企業も多く、高収益シナリオは考えづらい
    ・ゴルフはニーズを捉えており一定程度期待できる
    ・低糖質商品の成長は一定程度期待できる
    ・食品コラボ(ファミマ、ピザハット)は意見が分かれる
     ○現在もヒットしており、成長ドライバーになる
     ×コラボは短期的な施策で終わる可能性がが高い
    ・牧之原市とのコラボ→大きな市場規模になるように思っていない
    ③M&Aについて
    ・バリュー投資のような、割安事業買収が中心
    ・事業立て直しの力については意見が二分している
     ○全ての企業を黒字にしており、経営手腕の高さは信頼できる
     ×売上が伸びた企業は一部。利益では経営手腕は測れない。
    概ねこんなところでしょうか。Gananさん、どう感じられていますか。

  138. 名前:すぽ 投稿日:2017/05/02(火) 01:02:46 ID:589fc6ab0 返信

    MEANINGさん
    ご指摘はありがたいですが、仰る方向で進めてもごちゃごちゃがより増すので、まずは定性中心に単純化する方向で進めさせてください。
    もしこの状況を簡潔にまとめられる方策をお持ちなら、MEANINGさんに仕切っていただいても結構です。

  139. 名前:MEANING 投稿日:2017/05/02(火) 08:37:30 ID:544b6d8c8 返信

    すぽさん、定性分析中心でまずは進めるというご意見承りました。
    皆が根拠が脆弱のまま議論が進むと感情論になりかねないので、ご注意下さい。
    まずは定性分析中心で進めるのであれば、要するにどういう事を言いたいのか考えがまとまっていないまま書き込みをしないように注意しないといけませんね。
    僕はどちらかというとまずは定量分析で、事実から初めて、その次に定性分析に移るという方がファンダメンタル分析としてスマートかなと思ったので提案させて頂きました。
    逆のパターンで進めるとどうなるか、勉強させて頂きます。
    (僕が仕切るなんてとんでもないです)

  140. 名前:トカゲ 投稿日:2017/05/02(火) 09:14:57 ID:387d988cc 返信

    ライザップの今後の業績成長をする根拠、又は成長を阻害する要素をまとめて、一つ一つに客観的な数字を出し分析して進めた方が議論の中心点を整理して、集中した議論が出来ると思います。
    自分の意見は
    ライザップの今までの急成長を支えたのは、
    消費者心理を上手くついたCM広告、結果にコミットするという安心感、分かりやすさ、
    それにより作り上げたブランドイメージ。
    これがハマったと思います。
    今後、ライザップが成長する為に、フィットネス事業で稼いだキャッシフローを使って次の戦略へ。それがダイエット事業から健康に活路を見出し、シニアの需要を取り込みへシフトしている所まで理解できました。
    やはり事業の本丸はフィットネス事業だと思うので、
    今までの稼ぎ頭のダイエット目的の会員数がどう変化するか、シニアの取り込みはどこまで伸びるか。
    それを定性的な意見と客観的な数字をだして議論していくとライザップのコア事業を整理出来ると思います。

  141. 名前:トカゲ 投稿日:2017/05/02(火) 09:22:03 ID:387d988cc 返信

    すぽさんの137の投稿に成長要素、マイナス要素、足りない項目があれば付け加えて順番に議論されてはいかがでしょうか?

  142. 名前:Ganan 投稿日:2017/05/02(火) 18:05:41 ID:2a173b6bc 返信

    持ち株が決算のラッシュでその分析に時間を割きざるを得ないため、書き込みが遅くなってしまい、申し訳ございません。
    ①RIZAP(ジム)事業について
    まずブランドの価値について、
    すぽさんはRIZAPブランドの価値は10〜20%程度(数万円)と考えているが、私は現状の30〜40%の価値はあると考えています。
    私がそう考える理由は、前述の1.市場の拡大、2.シニアの取り込み、3.ライフサポートプラン、
    4.プライベートジム入会者の特殊性 5.七万人の蓄積データ、6.知名度、7.低糖質食品の提供と書きました。
    これらの理由ではすぽさんや皆さんからは受け入れられなかったようです。
    上記で書かなかった点としては、8. 独自開発の痩せることを手伝うサプリ、9. 40%以上の入会者は会員紹介による入会があります。ちなみに会員による紹介で他社との価格の差は10万円ではなく、7万円です。
    さらに、RIZAPスタップからの話では、業界2位の24/7はRIZAPの元従業員の独立によるジムだそうで、殆どがRIZAPの厳しい採用基準で落ちたトレーナーが多く入社しており、
    コミュニケーションスキルはRIZAPのほうが断然上です。
    しかし、上記の理由を追加しても、おそらくすぽさんや皆さんはRIZAPのブランド価値は30〜40%ではなく、10〜20%と考えると思います。
    ここは主観が大きく影響しうる所で、解釈を詰み寄らせることは難しいと考えています。

  143. 名前:Ganan 投稿日:2017/05/02(火) 18:06:04 ID:2a173b6bc 返信

    ②事業拡張について
    4/27日のニュースでピザハットとのコラボピザは全店舗の361に拡大し、新メニューも3種類追加されました。
    コラボだから、コンビニで生き残るのは難しいとの意見ですが、コンビニで生き残るかどうかは正直わからないです。
    ただ、RIZAPが目指すのはコンビニで生き残るのではなく、低糖質食品市場で大きなシェアを占めることだと思います。
    現状、拡大を続ける当市場でのリーディングカンパニーであり、この分野で大きな可能性を感じるという意見は皆さんどう思いますか?

  144. 名前:Ganan 投稿日:2017/05/02(火) 18:08:22 ID:2a173b6bc 返信

    ③M&Aについて
    皆さんの負ののれん益は価値がゼロという意見は納得できないです(本当のPERは負ののれん益を除く現状の2倍であるという意見)。
    その前に数字のところですが、負ののれんは41.4億ですが、買収による子会社の赤字も16.5億あるので、子会社買収による一時利益は41億ではなく、25億です。本業による営業利益は55億で、子会社買収利益を除いたPERは2倍ではなく1.4倍です。
    負ののれん益は価値がゼロという意見ですが、子会社買収発表による株価の上昇だけで負ののれん以上の含み益ですが、これは価値がどうしてゼロでしょうか?
    他の会社も皆、株価にプレミアムをつけない買収ができるのでしょうか?
    あと、売上の増加を成功させたのは、イデア以外にSDエンターテイメントがあります(今年度以前の買収では3社中2社)。残りの夢展望も前述の通り、質的に変化してるので、売上の増加は時間の問題だと思います。
    ジーンズメイトも改善していないという意見ですが、当社を買収して2ヶ月しか経っておらず、これで改善したら魔法使いです。
    その前に、売上を伴わない赤字の解消は経営手腕として価値がないとお考えになる根拠はなんでしょうか?
    赤字を解消させるのは簡単なことでしょうか?もし簡単だとすると、この手法による赤字子会社の買収→黒字化→株価上昇による利益の増加(負ののれん益の計上)で、安定した収益が期待できるのではないでしょうか?

  145. 名前:もりやま 投稿日:2017/05/02(火) 23:19:01 ID:b8ae0a3fa 返信

    Gananさん
    他の内容については、大きな見解の相違はありませんが、負ののれんの解釈については、少々わたしと考え方が違うようです。
    私は、次のように考えてみました。
    ・我々投資家が、利益とみなすべきなのは、配当の原資や更なる成長のための投資となりうるものである。つまり、プラスのキャッシュフローを生む場合に限定されるべきである。
    ・この点、負ののれんはプラスのキャッシュフローを産んでいないため、利益から除外して考えるべきである。
    (ちろん会計上は間違っているわけではないが、投資家としては割り引いて評価したほうがよい、という意味です。)
    いかがでしょうか?

  146. 名前:すぽ 投稿日:2017/05/03(水) 00:06:00 ID:589fc6ab0 返信

    Gananさん、ありがとうございます。
    ①RIZAP(ジム)事業について
    仰る通りここは主観に依存する部分が大きく、意見の一致は難しいと思います。
    「それぞれの意見がある」ということが明らかになったことが成果ではないでしょうか。
    ②事業拡張について
    ロカボ(低糖質食品)市場は成長市場ではあると思いますが、参入が容易で、それこそどこでも参入できる市場です(すき家では「ロカボ牛麺」というのを始めましたね)。RIZAPのロカボ食品売上はジム経由がほとんどだと思いますし、それ以外の拡大はあまり期待していません。ただジムは店舗・会員が急成長しているのでそれと連動した成長は期待できると思っています。
    ③M&Aについて
    SDエンターテイメントはこの資料(最新決算資料)を見ているのですが、ターンアラウンドしているように見えませんでした。売上は横ばいで、粗利が下がっていますし、営業利益率も0.5%です。Gananさんはどこを評価されていますか?
    http://www.sugai-dinos.jp/company/pdf/expo20170306_session.pdf
    利益ではなく売上成長で見るのは「売上は外側のこと、経費は内側のこと」だからです。内側のことは、経費の先送りなど、短期的に色んな手が打てます。しかし、外側からの支持である売上は企業に実力が伴わなければ改善できません。そして売上改善がなければ長期的な成長はできません。ですので売上を重視しています。
    ④負ののれんについて
    >買収による子会社の赤字も16.5億あるので、子会社買収による一時利益は41億ではなく、25億です
    これはその通りですね。訂正します。
    負ののれんは、購入時にしか発生しませんので特別利益的に考えるべきですし、もりやまさんの仰るようにキャッシュも産まない「数字上の利益」ですので、PERからは除外するのが自然だと思っています。また短期的な株価の上昇で何かを評価するような考え方を私は持っていません。
    いかがでしょうか。

  147. 名前:コミット 投稿日:2017/05/03(水) 08:44:13 ID:5b16119cf 返信

    Gananさんの意見には概ね賛成ですが以下補足です。
    負ののれんについては評価から除外するのが妥当ですが、だからといって実質利益(実力、PER)が負ののれんを除いた分と考えるのは極めて危険です。
    負ののれんで上ぶれした分について、会社は来期以降に飛躍するための先行費用に充てています。そこを見誤ると会社の実力も、株価が魅力的かどうかもすべて見誤ります。
    また、子会社の含み益については数字上のものであり、例えば今の株価ですべて売り切ることはできませんので評価の対象外だと思います。ただし、SDやイデアでやったように一部を売るということはあるかと思います。そのため、気持ち程度に評価するものかと。

  148. 名前:のんびりや 投稿日:2017/05/03(水) 10:41:37 ID:f05ebb41c 返信

    >トカゲさん
    返信ありがとうございます。
    概ねその認識と私の認識に相違はないと考えます。
    RIZAPはフィットネス単体では取り込みにくい層へターゲットを切り替えて、
    価格競争に飲まれる前に客単価が高い層を取り込もうとしている(ライフサポートでの抱え込み含む)と考えます。
    >gananさん
    低糖質食品市場について、
    私は参入してくる相手の知名度、事業内容によっては「シェア」が拡大できない可能性を視野に入れています。
    RIZAPは一般消費者(フィットネス事業のターゲットとは違う)から見れば、現状は残念ながら「ダイエット」の企業です。
    従って、別の付加価値(「美容」や「脳育」など)を連想させる企業が+αの価値を押し出して来たとき、
    付加価値での競争は不利になり、シェアは思ったように拡大できない可能性が出てくると懸念しています。
    ただし、市場自体が拡大中ですので当面は売り上げ・利益共に拡大すると考えていますし、
    現状では優位であることは間違いないので、後追いの企業の出方次第で投資に修正をかければよいと思っています。
    >コミットさん
    その考えは「100円(市場価格)のものを70円で買ったから、余った30円(負ののれん)で別のものを買おう」という考え方だと思います。
    値切りが上手いといったところでしょうか?
    ただ、私としてはA社(市場価格100円)を70円で買おうが、B社(市場価格70円)を70円で買おうが変わらないと思うんですよね。
    むしろA社とB社の技術(領域、質、速さなど)のどちらがRIZAP-Gの将来に寄与できるかが重要だと考えます。
    そういう意味で私は負ののれんには興味がありませんし、投資をする上で実質利益として見る事もしません。
    如何でしょうか?

  149. 名前:すぽ 投稿日:2017/05/03(水) 10:53:00 ID:589fc6ab0 返信

    コミットさん、ありがとうございます。
    >負ののれんで上ぶれした分について、会社は来期以降に飛躍するための先行費用に充てています。そこを見誤ると会社の実力も、株価が魅力的かどうかもすべて見誤ります。
    「先行投資分を考えるべき」という普遍的な考え方については異論はありません。ただ、負ののれんと繋げて考える必要はないかと思っています。
    また、25億円分の先行投資の中身を探すことができませんでした。情報元などがあれば教えてください。

  150. 名前:コミット 投稿日:2017/05/03(水) 11:38:44 ID:5b16119cf 返信

    >148のんびりやさん
    100円のものを70円で買うこと自体が重要なのではなく、(業績予想を達成しながら)余った30円を将来の先行投資のために使えることが重要と考えております。
    >149すぽさん
    25億円を明確に表した資料はありませんが、会社から聞いている点と、過去もずっと業績予想の上ブレ分は先行投資に充てている歴史から判断しています。
    公開資料としては上期の上方修正時に以下のような文章があります。具体的には推測でしかありませんが、例えばライザップゴルフのCM(石川遼君の前)を下期に投入していますし、首都圏の電車内広告も一時期大きく増加しました。今後の大量出店のための人材確保や研修のための費用などもあるかと思います。
    3.今後の見通し
    当社グループ全体の業績としては、例年、下半期~年度末に向けて売上・利益が大きく計上される傾向があるものの、今年度は上半期中に営業利益ベースで年度予算の約6割を達成しており、予想を大幅に上回る実績で推移しています。そのような中で、来期以降の業績向上の礎となる事業への投資を積極的に行っていく所存であり、事業開始以降、想定を大幅に上回る反響を受け、多くのお客様にサービスの提供をお待ちいただいている状況にある、RIZAP イノベーションズ株式会社が運営する「RIZAP GOLF」やその子会社RIZAP ENGLISH 株式会社が運営する「RIZAP ENGLISH」などの事業における大型先行投資を積極的に行っていきます。

  151. 名前:すぽ 投稿日:2017/05/03(水) 16:55:07 ID:589fc6ab0 返信

    コミットさん、情報ありがとうございます。
    ゴルフや英語はまだ店舗数も少なく、25億円という感じではありませんね。1〜2億円ぐらいでしょうか。お金がかかるのは何と言ってもCMですが、減らす方針とやや整合性が取れません。
    コミットさんのコメントはやや期待過剰に感じますが、どういった期待をされていますか?

  152. 名前:Ganan 投稿日:2017/05/04(木) 00:11:46 ID:0fa8a9de2 返信

    ①RIZAP(ジム)事業について
    「それぞれの意見がある」という形で結論の収束に異論はありません。
    ②事業拡張について
    ロカボ市場の期待も意見の一致は難しいかもしれませんね。
    ピザハットとのコラボ商品は全店舗に拡大し、恒常メニューという位置づけになっており、
    ファミマとのコラボ商品も大きな収益を出し続け、キリンともコラボしています。
    数ヶ月前、テレ東のWBSという番組でRIZAPのコラボが取り上げられ、RIZAPの名前を出せば売れる状況なので、企業は皆コラボ従っていると伝わっていたので、私は同社をこの分野でリーディングカンパニーと位置づけ、同社のマーケティング力も信じているので、激しい競争を勝ち残れると信じています。
    私の意見はもちろん主観が入っていますし、すぽさんも競争が激しいので、生き残らないと主観的に判断してるので、ここでの議論も「それぞれの意見がある」に収束するかもしれませんね。

  153. 名前:Ganan 投稿日:2017/05/04(木) 00:12:32 ID:0fa8a9de2 返信

    ③M&Aについて、
    同社の子会社買収の発表だけで、負ののれん益と同等の株価上昇益があり、さらに今期以前に買収した子会社の黒字化による株価上昇でその2、3倍もの決算に計上していない含み益があります。
    もりやまさんやすぽさんはキャッシュフローを産まないから、利益と見なさないという意見ですが。株はキャッシュと同義ではないでしょうか。
    例えばA社が子会社をB社に1000億で売却する契約を交わし、1000億のキャッシュを貰う代わりにB社の株を時価1000億分もらったとしても、本質は変わらないし、世間も同様に評価します。
    株がキャッシュより劣るのならここで議論する私達は誰も株なんて買いません。
    あと負ののれんを一時利益とみなすべきという意見ですが、
    一時利益は字の通り一回だけの利益で、自社ビル売却のように同じ手法で今後二度と利益を生むことはできません。
    しかし、RIZAPは今後も過去同様、株価にプレミアムを付けない買収が期待でき、同社の場合一時利益には当たらないと考えます。
    SDエンターテイメントは買収時の売上高(2015年3月)が73.6億、16年81.9億、今期予想85億(四季報)、来季予想92億(四季報)です。
    すぽさんがイデア以外、売上増に成功した子会社がないと仰ったからここを言っただけです。
    もちろん私はSDエンターテイメントも分析しており、ターンアラウンドしていると結論づけていますが、詳しい分析はここでの新規企業の議論1社分に相当するので、労力がかかり過ぎて遠慮したいです。

  154. 名前:Ganan 投稿日:2017/05/04(木) 00:14:58 ID:0fa8a9de2 返信

    すぽさんの「売上は外側のこと、経費は内側のこと」の言いたいことは分かります。
    当たり前なことですが、私は売上だけ、利益だけ見てもだめで、きちんと中身を見なければいけないと思います。
    売上だけを上げるのは(すぽさんの言う経費の削減で利益を増やすのは簡単と同様に)簡単で、
    赤字覚悟で売る商品の値段を下げればいいだけです。
    私は米株にも投資していますが、P&GやIBM、マクドナルト、ウォルマートなどなど、売上がずっと下がっているが、優秀な経営により利益率が改善されたのを評価され、株価が大幅に上昇したケースは数え切れないほどあります。
    ここでの意見が一致しないのは、やはりみなさんがRIZAPの再建手腕を信じてないという一言に尽きると思います。
    すべての子会社の詳細な分析を掲載すれば納得してもらえる可能性はありますが、あまりにも膨大な作業なので、遠慮させていただきたいです。
    したがって、ここでの議論の終着点も「それぞれの意見がある」になるかもしれませんね。
    最後にコミットさんへの25億の使い道の質問ですが、
    同社の決算説明動画で、ゴルフのトレーナーが確保できたので、広告を再開し来期20店舗まで増やすと説明しいるので、雇用コストはかなりかかると思います。
    プライベートジムのトレーナーも採用してから、研修や実習などで3ヶ月以上かかるので、立ち上げから浅いゴルフはそれ以上時間がかかるかもしれません。
    さらにゴルフ店舗の設備はジムの比ではないほど高価なので整合性は取れていると思います。

  155. 名前:MEANING 投稿日:2017/05/04(木) 14:41:20 ID:b8ae55404 返信

    僕はGananさんの意見は、とても分かり易く丁寧に説明されていて、理路整然としていると思います。
    砂上の楼閣に「それぞれの意見がある」というのは当たり前で、その土台が確りしているかどうか(定量分析の根拠)がどれだけあるか、が重要だと思います。
    どうしても無形資産については解釈によって意見が分かれるので、高PBR銘柄では投資家それぞれの意見が生じるのは当たり前です。
    すぽさんに限った話ではありませんが、Gananの意見に対する方の意見の根拠が不明瞭で客観的に分かり難いものになっているような印象を受けます。質問の相手がすぽさんなのでどうしてもすぽさんの力量が問われてしまう形になってしまい大変だとは思いますが、Gananさんのすぽさんに対する質問の回答にはやはり根拠が必要な感じがします。
    定量分析のみには価値がなく、定性分析のみにも価値がなく、両方半分ずつくらいあった方が説得力は増します。定性分析だけまずはやって「それぞれの意見がある」のは当たり前で、その意見の相違はなぜなのかの原因を知りたいです。おそらくここから定量分析に移るのだろうと思いますが、Gananさんの上の書き込みにある「それぞれの意見がある」というのはかなり突き放した印象を受けるのが残念です。それを受けて「そうですね。色々な意見がありますね」と言ったら議論はそこで終了ですので、次の回答が重要になります。そろそろ定性分析のみの回答はやめた方が良いかもしれません。
    せっかく良い題材なのに、定量分析しないでイメージだけで議論が終わってしまったら勿体ない。

  156. 名前:すぽ 投稿日:2017/05/04(木) 15:29:00 ID:589fc6ab0 返信

    MEANINGさん
    私の投資スタイルは定性分析中心です。何せ「ビジネスモデル」至上主義ですので。RIZAPについても「なぜ高収益(高利益率)なのか」ということを明らかにして、未来を予測するというアプローチを取っており、そこについては既に書いたつもりです。
    「ビジネスモデルは数字じゃないから説得力が弱い」と言われているような違和感があります。
    MEANINGさんは会計畑と推測していますが、コメントから他人のフレームワークは許容しないという傲慢さを感じますね。
    MEANINGさんの願う議論を望むなら、MEANINGさんが汗をかいてくださいね。汗も書かず上からは無しでしょう。
    失礼の範疇に入ると思っていますよ。

  157. 名前:ラッタッタ 投稿日:2017/05/04(木) 17:02:30 ID:7485164e3 返信

    議論が険悪な感じになってきてましたので、再び入るつもりはなかったのですが、一言挟ませて下さい。MEANINGさんの主張はダイバーシティーに欠けた印象を受けます。私のかってな解釈ですが、すぽさんは皆さんの意見からベターを導き出そうと苦労されています。そこにMEANINGさんのように自分のベストを押し付けてくるのは、どうかと思います。あと、皆さんがライザップに懐疑的なのは、漠然とした胡散臭さがあるからでしょう(ジム事業の内容に真新しいものは何もなく、誰でも出来る)。そこは定量分析をいくらしても払拭出来ない部分だと思います。

  158. 名前:MEANING 投稿日:2017/05/04(木) 17:06:41 ID:b8ae55404 返信

    失礼のないように書き込みをするよう意識したのですが、うまくいかなかったようですみませんでした。すぽさんの意見を否定する気持ちは全くありません。
    他の読者の方がどう思っているか分かりませんが、Gananさんとすぽさんの会話が成立していない気がしました。
    一連のやり取りを読ませて頂いて、Gananさん可哀そうだなぁ、と思ったので少し意見を書きました。
    僕は自分の主張は書かずに一般的な意見を書いたつもりですが、すぽさんに不快な気持ちを与えるのであれば、これ以上はやめておきます。

  159. 名前:すぽ 投稿日:2017/05/04(木) 21:21:31 ID:589fc6ab0 返信

    MEANINGさん
    「汗もかかずに上からは無しでしょう」と書いた意味を考えて下さい。
    語り口ではなく、そのスタンスに誠実さを感じないと言っているつもりですよ。
    >ラッタッタさん
    気を遣わせてしまい、申し訳ありません。

  160. 名前:Ganan 投稿日:2017/05/04(木) 23:14:12 ID:0fa8a9de2 返信

    すぽさん、MEANINGさん
    私の「労力がかかり過ぎて遠慮したい」というコメントで険悪なムードにさせてしまっているのかもしれません。気をつかわせて申し訳ございません。
    ここまでの議論で、すぽさんとの意見の相違は埋められないと感じたので、これ以上膨大な時間をかけて壁を埋めるのはしんどいなと、正直な意見を書かせていただきました(私は文書を書くのに慣れていないので本当に時間がかかりました)。
    実は私もMEANINGさん同じく、1〜3年程度のスパンで投資する中期投資家です。
    すぽさんの4、5年と比較して、1、2年の差でこれほど分析の手法が違うのかと今回の議論を通じて勉強になりました。
    すぽさんは長期なのでとにかく強固なビジネスプランを重点に置き、その妥協のなさで中長期で素晴らしい成績を上げられたのだなと感じました。
    一方私は新規銘柄を購入するときは、とにかく1〜3年で高成長を期待でき、かつ、PER20倍未満の企業を新規購入するので、結果的にすぽさんの銘柄とは現在は被っていません(過去は色々被っていました)。
    これからどちらの投資法のほうが成績が良いのかも楽しみの一つにして、長期のほうが良いと結論づけたら、私はこれまでの手法を改め、すぽさんから勉強し、ビジネスプランを重視する投資法に変えるつもりです。
    なので、今回はこのことが分かって本当に勉強になりました。これで「それぞれの意見がある」という風に議論が終結しても私は満足です。

  161. 名前:トカゲ 投稿日:2017/05/05(金) 09:25:33 ID:35b56db10 返信

    投資方針の期間によって、この銘柄の分析のポイントや見え方や評価は変わりますね。
    私も、この部分で議論にズレがあるのかなと思いました。
    長期投資を考えるほど、足元の数字より、長期的な業績成長を支える道理と、死角を探すことが重要だと思います。
    私はここの業績を3年後の数字を予測するのも困難だと思います。
    私が考える、ビジネス自体の死角は大きく3つ、1消費者心理の変化による客離れ。
    2.消費税増税、物価上昇により消費者支出の落ち込み時。(フィットネス、ゴルフはプラスαの支出なので優先的に支出を、削られる可能性)
    3、参入障壁の低さ
    この3つは長期投資をする上では、成長を阻害する要因だと思います。
    逆に言うと、長期投資をする場合は、
    不景気時にも、支出を削りにくく、
    流行り廃りの変化に左右されず、
    競合他社が容易に参入できない事業という事を重要視するので、
    1〜2年スパンの投資方針より、厳しく死角について分析するのは当たり前だと思いました。

  162. 名前:トカゲ 投稿日:2017/05/05(金) 09:37:14 ID:35b56db10 返信

    そして議論を戦わせて、より精度を高めた分析をする場だと思うのですが、お互いに主観で折合わないと言ってしまえば議論にならないですね。
    すぽさんの個人投資家との銘柄分析は非情に勉強になるので、すぽさんの粋で沢山の労力を使ってもらい続いているのでまず敬意を払って議論を戦わせてもらいたいと思いました。

  163. 名前:z80 投稿日:2017/05/05(金) 17:18:23 ID:1da4c134c 返信

    これまですぽさんが「失礼だ」と指摘した事例は多くはありません。直近ではウェッジの件でしょうか。
    指摘されるほどの言動を容易に書き込む。指摘されても失礼だと気付いたのかもわからない。実社会で議論をしたことがない幼稚園児でしょうか?
    大人の議論の場になって欲しいものです。自分の意見(主観)が受け入れられない程度で相手を非難する輩は、巨大掲示板がお似合いです。
    荒れる様でしたら、すぽさんの判断で承認なしのスルーとしてください。

  164. 名前:鷲巣 投稿日:2017/05/05(金) 17:40:51 ID:5019068fb 返信

    163の方の言われる事も解ります、が、それだと誰でも参加できる訳では無くなりそうですね。ある程度の事理弁識能力のある方に限定するというのも判断基準が難しそうですし、例えるなら
    法治主義ではなく、中国のように人治主義のように、すぽさんの独断で非掲載されたものは、問題有りと判断するということでしょうか?ブログ主の方の負担が減るなら、それも仕方ないかもしれませんが

  165. 名前:すぽ 投稿日:2017/05/05(金) 18:21:46 ID:589fc6ab0 返信

    Gananさん、みなさん、ありがとうございます。
    >Gananさん
    >私の「労力がかかり過ぎて遠慮したい」というコメントで険悪なムードにさせてしまっているのかもしれません。
    いや、そんなことはありませんよ。Gananさんの現場に入り込んだ調査や、詳細な分析については素晴らしいと思っていますし、議論でも日々頭を悩ませながら書かれていると思っています。ありがとうございます。
    一方で議論は中々噛み合わないなというのは私も感じています。Gananさんやトカゲさんが仰っているように中期投資と長期投資によるポイントの違いもあると思いますし、企業の捉え方(フレームワーク、信頼する根っこ)の違いもあると思います。
    議論の目的の一つは妥当解を生み出すことではありますが、争点・お互いの主張が見えたことも大きな成果ですし、この辺りで止めるのもありだと思います。
    鷲巣さん
    元々後者の場ですよ。お間違いないように。議論は責任ある意見だけにしたいと思っていますし、その「責任ある」の基準は最終的には私が決めています。
    自由な場とやらは2chに譲ります。

  166. 名前:z80 投稿日:2017/05/05(金) 19:05:28 ID:1da4c134c 返信

    164さん
    法治国家の日本が法治国家で有り得るのはなぜでしょうか。
    無法者は取り締まり排除する以外に選択肢はありません。ブログ管理者のチェックが中国のようだと主張されるのは、ブログ管理者の経験があってのことでしょうか。最低限の民度さえ疑わしい無責任な輩がいる限り、警察は欠かせないと思います。
    コメントは承認制ではないですね。
    議論とは無関係な書き込み、失礼いたしました。

  167. 名前:トカゲ 投稿日:2017/05/05(金) 23:52:49 ID:35b56db10 返信

    提案なのですが、銘柄分析を依頼する際に目標の株価と、それが達成されると予測する時期を最初に設定されて議論を開始すると、投資スタンスが明確になって良いのでは無いでしょうか?
    銘柄によっては長期投資が向きそうな条件の銘柄や、1〜2年は業績成長が見込める銘柄や市場の評価が過小評価され、短期間のうちに水準訂正を期待して投資する銘柄もありますので、議論のポイントが整理されてより有意義な議論になると思います。

  168. 名前:トカゲ 投稿日:2017/05/06(土) 00:04:16 ID:1312ab3bd 返信

    個人投資家が議論できる場は貴重だと思うので、なるべくすぽさんの負担が少なく成る様な配慮を、依頼主は心掛けるべきだと思います。

  169. 名前:鷲巣 投稿日:2017/05/06(土) 09:01:25 ID:29d468502 返信

    すぽさんによる、ふるいわけがあるなら問題ありませんね。
    私も大学生の頃にディベートで自分の意見を否定されると、まるで私の人格まで否定された様な気分になりました。そういう意味では少々熱くなり感情的になる方達の気持ちも解ります。
    私も含め、元々日本人はディベートが苦手と言われていますので、私もこちらで勉強させていただければ幸いです。

  170. 名前:コミット 投稿日:2017/05/06(土) 23:48:44 ID:43961e022 返信

    意見の相違を埋められないということであれば、5月15日の決算発表、17日の説明会資料を確認すると、情報が大きくアップデートされますので面白いかもしれません。少々お時間はかかりますが。
    私の期待はGananさんとほとんど変わりません。すぽさんの懸念も理解できます。そして現状の株価は(本当に成長できるのかや、胡散臭さもあり)過小評価されており、(それを覆すことができれば)修正の余地があるということです。
    なお、CM費用その他の広告宣伝費に関しては1Qでは抑制方針だったが、それ以後は(負ののれんで予算に余裕ができたので)むしろ増やしているという理解です。

  171. 名前:すぽ 投稿日:2017/05/07(日) 08:25:56 ID:589fc6ab0 返信

    コミットさん
    コミットさんは、議論が噛み合わない理由はどのあたりにあると考えていますか。
    (次回の決算説明で払拭されるとは思っていなかったのでご提案に少し驚いています)
    また議論は時間で区切るようなものではないと思っていますが、一方で、次の順番を待っていらっしゃる方もいます。この方にはどう伝えるのが良いと思いますか。

  172. 名前:インコ 投稿日:2017/05/07(日) 22:46:32 ID:902d3066b 返信

    横からすいません。。2年前1年前よりは、最新の情報の方がより将来の企業分析には有効になりますので、コミットさんの提案は理解できますが、驚くべきことでしょうか。
    議論が噛み合わない理由は、すぽさん自身が165が言及されてますので、あらためて聞かれなくても良いのでは。
    待っている方にはもう少し待って下さいでよいと思いますが、時間を区切らないなら、並行して、いくつかの銘柄を議論してもよいのではないでしょうか。
    決して反論や言いがかりではなく、楽しみにしていた議論を楽しく読ませて頂きたいだけです。

  173. 名前:すぽ 投稿日:2017/05/07(日) 23:39:26 ID:589fc6ab0 返信

    インコさん、ありがとうございます。
    「議論を続けても堂々巡りでは」という話だと思っていたら、「もう1周したい」と言われたような印象を持っていてコミットさんへ質問をしました。
    並行議論についてはお断りします。そうは見えないかもしれませんが、結構大変なんですよ。

  174. 名前:博多モン 投稿日:2017/05/08(月) 16:55:01 ID:e30d7cc15 返信

    そりゃ、すぽさん大変だと思いますよ。。
    ホルダーの方が「どうですか?どうですか?いいでしょ?」みたいなスタンスで物凄い量の書き込みをしてくるわけですからね。
    すぽさんは成長性を重視したご自身の分析を書いていますが、その分析が否定的なものであればヒートアップして、自分の分析をさらに押し通し、挙句の果てにはけんか腰みたいな書き込みされれば、参っちゃいますよ。
    熱い議論はあると思いますが、この場を提供してくれているすぽさんの気持ちを少し考えた方がいいように思います。
    ライザップの議論を通して、買いたいと思う人もいれば、買わないと思う人もいると思います。
    管理人さんの気持ちさえ理解できない人が
    投資で利益を出すことなんてできるのかなって思いました。
    気持ちよく議論できる企業分析コーナーであって欲しいと強く思います。

  175. 名前:トカゲ 投稿日:2017/05/08(月) 22:22:31 ID:8e7fc5531 返信

    ライザップはコメント数もかなりの量になってるし、依頼主側からも主観の部分が大きく折り合いが難しいと言われているので、議論続行をしても難しいと思いますよ。
    ライザップのビジネスモデルに関しては、定量的な分析で測れる属性ではないと思います。
    それはライザップのビジネスモデルが消費者心理の変化によって大きく変動する要素があるからです。
    他者の事業者ではマネできない競合障壁を持っているというより、
    短期間で作り上げたブランドイメージによって急成長したので、
    そのブランドイメージが長期間保てるかどうかが、ライザップの長期的な成長のカギだと思いますが、そこを議論しても主観でしか言いようがないと思います。
    ライザップの成長性を否定するわけではありませんが、長期投資という視点で成長するかどうかは未知数な部分が多いので、そこは四半期毎の決算で、また議論再開しても、堂々巡りになると思います。

  176. 名前:MEANING 投稿日:2017/05/08(月) 23:25:11 ID:0596ca1a3 返信

    残念です。
    こういう結論になるべくしてなった感じがします。
    ここまでの議論でファンダメンタル分析がないので、客観的な根拠が示せていない印象を受けます。
    折角面白い銘柄なので、点数付ける前にファンダメンタル分析くらいして欲しい!という勝手な希望がありました。
    財務諸表の話をせずに砂上の楼閣ばかり議論しても、なかなか折り合いが付かないと思います。根拠を聞かれている相手に根拠なきストーリーで納得させるのは至難の業です。
    といっても、そもそもビジネスモデルの分析でファンダメンタル分析に主軸を置いていないのだと分かりました。このブログの趣旨を理解していませんでした。すいません。
    ライザップの分析に関してズルズル伸ばすのは不本意なので、この書き込みを最後の書き込みにします。僕の書き込みでご迷惑かけてしまい本当にすいませんでした。
    申し訳ないので、せめて上でご質問のあったブランドについては僕のブログで持論を書くようにします。
    あとライザップについてもいつか銘柄分析したいと思います。(こちらはいつになるか分かりませんが・・・)
    投資家それぞれで投資手法が違いますので、「根拠」って言葉も難しいですよね。
    勉強になりました。有難うございました。

  177. 名前:すぽ 投稿日:2017/05/09(火) 00:27:20 ID:589fc6ab0 返信

    みなさん、ありがとうございます。
    それでは争点とそれぞれの意見を改めて書いてまとめたいと思います。
    ★は争点で意見が分かれています。
    ①RIZAP(ジム)事業について
    ・店舗拡大、ストック化、シニア取り込みなどの成長ドライバーは期待できる
    ★一方で競合が増加しており価格競争になるかうまく差別化ができるかは意見が別れる
     ○医療連携、ブランドなどが長期的な差別化要因になる
     ×消費者心理による差別化のため、変化するリスク
    ②事業拡張について
    ・英会話は既にコミット型の企業も多く、高収益シナリオは考えづらい
    ・ゴルフはニーズを捉えており一定程度期待できる
    ・低糖質食品の成長は一定程度期待できる
    ★食品コラボ(ファミマ、ピザハット等)は意見が分かれる
     ○リーディングカンパニーとして成長ドライバーになる
     ×コラボは短期的な施策(ブーム)で終わる可能性がが高い
    ・牧之原市とのコラボ→大きな市場規模になるように思っていない
    ③M&Aについて
    ・バリュー投資のような、割安事業買収が中心
    ★事業立て直しの力については意見が二分している
     ○全ての企業を黒字にしており、経営手腕の高さは信頼できる
     ×売上が伸びた企業は一部。利益改善だけでは経営手腕は測れない。
    これらを踏まえて、評価は「無し」としたいと思います。

  178. 名前:すぽ 投稿日:2017/05/09(火) 00:29:29 ID:589fc6ab0 返信

    参考までに、私の捉え方を記載しておきます。意見が割れており結論に至っているものではありません。
    —-
    高収益のジム事業については1〜2年は心配ない。店舗拡大、ストック化、高齢者取り込みなどによる成長(収益化)が期待できる。
    事業拡大についてはゴルフは期待できる(特に来年度)が、元々の市場が大きくないためどこまで広がるか未知数。英会話はプレイヤーが多く高収益(独占的な地位)は難易度が高い。ロカボ食品事業はジム事業に連動した成長を想定(コラボはブームで終わる懸念)。
    一方、中長期(3〜5年)で見ると、現在の高収益(独占的な立場)の維持に不安が残る。競合参入が既に始まっている上に、高収益の源泉は「ライザップだけが結果を出してくれると何となく思える」という不安定なブランドイメージにあると考えており、盤石には見えない。
    またM&A再建力については意見が大きく分かれるが、どちらかというと否定的立場。イデア、SDエンタ、夢展望を見る限り、「ビジネスモデルの壁」を越えるような変化をしているようには見えず「発破をかけ、黒字を出させる」レベルにとどまる印象。魔法の杖のような捉え方には違和感がある。またシナジーより割安買収の色が濃く、長期を意識した買収には見えない。
    株価は成長を織り込んでいるほどではない水準。評価するなら3.5。
    —-

  179. 名前:すぽ 投稿日:2017/05/09(火) 00:37:00 ID:589fc6ab0 返信

    MEANINGさん、
    お伝えした意図は全く伝わっていないようですね。「不満なら、あなたが入ってください」と言ったつもりなのですが。(当然怒っていますよ)
    このブログで2人目になりますが、糸井重里さんのこのコラムを贈ります。
    「せっかく・がっかりの係り結びは禁止します」
    http://www.1101.com/darling_column/archive/2004-11-22.html

  180. 名前:トカゲ 投稿日:2017/05/09(火) 01:36:12 ID:d48f0f06b 返信

    すぽさんの改めての評価に納得です。
    ★の部分をどう経営者がうまく捌いていくかで、ライザップは大きく飛躍する可能性と衰退する可能性両方あると思います。
    消費者心理をうまく捉えたCM戦略はいずれは新鮮味が薄れるので、パッケージから中身へ、医療機関や研究機関と連携し、他社が作り出せないモノを提供できる企業に成るのか今後注目していこうと思います。

  181. 名前:Ganan 投稿日:2017/05/09(火) 10:24:27 ID:19a84d5d6 返信

    すぽさん
    事業拡大とM&Aに大きな隔たりを感じますが、
    これ以上の反論はやめて、すぽさんの評価として受け止めておきます。
    評価をありがとうございました。

  182. 名前:かつ 投稿日:2017/05/09(火) 22:57:27 ID:8c9df8458 返信

    この場合こブログ始まって以来の評価なしになるんですかね?(見落としあればすみません)
    ライザップの議論は定性中心(夢がたくさんあり、またその成否も経営手腕私大)のため、難航するだろうなとは思ってましたが、これだけ論点も整理できて非常に有意義でした。
    またよろしくお願いいたします。

  183. 名前:すぽ 投稿日:2017/05/10(水) 00:05:34 ID:589fc6ab0 返信

    Gananさん、みなさん
    それでは「評価なし」として確定しました。熱い議論をありがとうございました。
    重要な争点に対し意見の隔たりがあるため評価はできないとしましたが、お互いの考え方を知れたことは有意義だったと思っています。
    数年後、どちらの捉え方が妥当だったのか、答え合わせをするのが楽しみですね。
    ありがとうございました。

  184. 名前:Ganan 投稿日:2017/05/10(水) 09:20:49 ID:fe20653c2 返信

    すぽさん、みなさん
    ありがとうございました。
    後半少し燃え尽き気味でしたが(汗)今回の議論を通じて非常に勉強になりました。
    また他の議論も楽しみにしています。

  185. 名前:トカゲ 投稿日:2017/05/10(水) 12:12:01 ID:8c380abce 返信

    ライザップの議論で同じファンダメンタル分析においても1〜2年の投資期間を想定するか、一度保有したら長期間保有する事を前提にするかで、定量的な情報を優先するか、定性的な分析をするか意見が分かれてすぽさんと依頼者様の議論を読んでいて勉強になりました。
    今の時点では、どちらの意見が間違っているとも結論付けれないし、どちらの意見も正しいと思います。
    ライザップの業績についてこの議論を踏まえて注目すると面白いですね。

  186. 名前:ジントニック 投稿日:2017/05/12(金) 18:23:30 ID:89ccc0d84 返信

    参加はしませんでしたが、今回の議論はとても面白かったです。
    すぽさんのスタンスからいって、M&Aなどの不確定要素は排除して、ライザップのストック分のみで結論付けると思っていました。
    ここからが本題なのですが、最後の方に中期投資と長期投資による差異が出てきましたよね。
    私はこれまで中期と長期は似たようなものと考えてきましたが、中期or長期で企業判断が大きく変わることが今回の議論で良く分かりました。
    すぽさんへのお願いなのですが、中期or長期の差異について掘り下げることが可能でしたら1記事作っていただくことは出来ないでしょうか。

  187. 名前:ssbrain 投稿日:2017/05/12(金) 20:06:42 ID:1e7569e27 返信

    すみません、途中、口を挟んでおきながらフェードアウトしました。RIZAPに関しては面白い企業だと思っていたり、また知人が勤めていて思い入れがあった反面、あまり深く調べる事は出来ませんでした。
    コメントの内容も理論的でなく絡み辛ったと思います。
    会社の目標や勢いはすごい反面、ビジネスとしては強固なものでなく、判断しにくいと思いました。評価なしに納得です。

  188. 名前:すぽ 投稿日:2017/05/13(土) 12:52:03 ID:589fc6ab0 返信

    みなさんありがとうございます。
    >ジントニックさん
    >中期or長期の差異について掘り下げることが可能でしたら1記事作っていただくことは出来ないでしょうか。
    ご提案ありがとうございます。面白そうなテーマだなぁとは思いつつもまだうまく整理ができていないのが現状です。
    今回の論点の相違は中期/長期以外の違いも色々あったのではないかと思っていて、中期投資と長期投資の本質的な違いを明確に捉えることができていません。
    この辺りが腑に落ちたら記事にしたいなぁと思います。