今週は久しぶりの荒れ模様の株式市場でしたね。
こういう状況になると格言のように心に刻んでいるこの言葉を思い出します。
「嵐を想定しない船乗りはいない」
尊敬する邱永漢さんは株式投資を「航海のようなもの」だとしばしば表現していました。波の上がり下がりに揺られながらも乗り続けているといつの間にか遠くまで進んでいる。こんなイメージです。私は株式市場の荒れ具合を見るたびに「晴れの海と嵐の海」を想像します。
晴れの海、嵐の海
晴れの海の航海は幸せです。目の前は明るく広がり、多少の波の揺れも心地よく感じられます。しかし海は天候が変わると雰囲気が一変します。嵐に変わった海では、視界は薄暗く、雨が刺さり、大きな波で転覆の危険に晒されます。
株式市場の雰囲気の移り変わりはこの海の変化に似ています。今週はまぁ普通の雨ぐらいでしょう。
転覆する人
嵐の海で転覆する人とは平たく言えば備えがない人です。リーマンショックでは逃げる間も無く株価が半分になりましたし、東京電力のように1銘柄で言えば1日で8割毀損することもあります。株式投資を行なう際には、これぐらいのことが起こりうるという想定をしておく必要があります。
私は以下の3つのルールを堅守しています。
①信頼あるところにしかお金を預けない
②借金をして株を買わない
③分散をする
嵐を想定しないで船に乗り込む船乗りはいません。下落への備えをした上で、航海を楽しみましょう。
すぽくんよ、ウェッジに関して、もう一度座談会をするべきでは?GLが素晴らしいのはわかったが、兄氏が会長職を辞して、株式をうっぱらって、連結からはずれたらウェッジに価値はあるのかね?
GLだのみの議論ではなかったか?
株雑誌にコラムまでだして影響力が高いんだから、こういうときこそみんなで議論することが大事なのではないかね?