FPGの増資がありました。増資についてメモ書き程度にまとめておきます。
増資とは株式を新たに発行して、純資産の部を大きくすることです。純資産が100だったとすると、25%分の増資を行うと125になります。株主が25%増えたということは、1株あたりの価値は80%に減ってしまうということを意味します。
株主視点でみると、増資は3パターンに分けられます(25%の増資の場合)
- 株主にマイナスの増資
増資した以上に、純利益を伸ばせない場合(25%未満) - 株主に影響がない増資
増資した分と、純利益の伸びが同じ場合(25%) - 株主にプラスの増資
増資した以上に、純利益が伸びる場合(25%以上)
マイナスから書いたのは、ほとんどの場合は①で、わずかに②があり、③の例は稀だからです。「成長余地があるのに、お金が無いために成長できない」という時だけは良い増資(②か③)になります。とは書いたものの、銀行はいま貸出先が無くて困っており、上場企業で有望な投資先がある場合は喜んで貸します。そう考えると②、③になる可能性はあまりありません。
ちなみに、FPGは・・②だと考えることができる珍しい例です。以下は、私がFPGの分析で書いた文章です。
ニーズが旺盛なのに関わらず、「スキーム組成の資金調達」と「人材」という企業側の事情がネックで仕事をお断りしているという、他社がうらやむような状況になっています。今後の成長余地は計りづらいですが、飛行機市場の規模に対して、まだまだ小さい事業ですのであまり心配はなさそうです。
株価が下がったのでお買得と判断し、追加購入しました。
早速記事にして頂き、ありがとうございます。
今回増資することで融資枠が拡がり、
立替取得するときに借り入れることができる短期借入金が増加し、
より多くの案件が組成できるわけですね。
増資した以上に融資枠は拡大するわけで
良い増資の可能性が高そうです。
私はPOに応募します。