ポートフォリオの損益(2020年9月)

9月の総括

9月初旬にハイテク株のバブル崩壊が確認されたことを受けて警戒モードに入りました。9/9までにほとんどの株を売却し、現在保有しているのは任天堂だけです。月間成績については9月初旬にBuysellが好調だったこともあり+20.6%となりました。利益確定による税金分を引いてますのでパフォーマンスはもう少し伸びました。
また、前の記事に書いたように、先月末に大戸屋のTOBさや抜きのため10%程度を購入していました。先月伏せていたA社は大戸屋です。

米国ハイテク株のバブル崩壊について

9/9までに、1月末にも行ったバブル崩壊回避の対応を取りました。今回のバブルは「米国株の中の一部のハイテク株で発生したバブルとその崩壊」だと認識しており、米国株全体、日本株全体としてのバブルは観測されていません。前回は米国株全体でのバブル崩壊だったので、それに比べると世界市場がクラッシュする蓋然性は高くありません。そのため売りポジを持つことは今回は止めました。

①一部のハイテク株 → ②Nasdaq → ③米国株全体 → ④日本株

回避後は、上記の波及がどこまでつながっていくかという見方でウォッチしていました。①→②→③までは波及しましたが、現時点では④の日本株への波及は見られません。ただマザーズ銘柄の一部でバブル崩壊が見られているようなので、そのあたりが起点になって波及しないかウォッチを続けていきます。
また今回の米国株の復活トレンドについても合わせてウォッチしていきます。

※ちなみに任天堂を残したのは、市場の動きとあまり連動しない銘柄と考えたためです。

このバブルの研究については、ディディエ・ソネット教授のドラゴンキング理論に基づいています。詳細についてはnoteに書いていますのでよかったらご覧ください。(理論の活用の仕方については有料販売を止めましたが、理論は無料部に全て書いています。)

前編:「べき分布」で考える株式投資

後編:バブル崩壊を避ける投資法

それではまた来月です。

(売買履歴)

2016年11月より月次報告と一緒に売買履歴を公開することにしました。
参考:売買報告の変更について
私の売買報告によって株価が変動するような最近の状況を踏まえて、売買報告を以下のとおり変更します。これでも株価が変化するようならまた次の策を考えます。
  • 売買報告は月度報告と同時に実施する(月度中の都度報告は止める)
  • 月度報告とともに、その月に実施した売買履歴をGoogle Driveを使って公開する。
    ※Google Driveにファイル登録日・更新日が記載されるのでその日に書いたことの証明になります。(厳密には「削除していない証明」はできていませんが、これを証明する手段が思いつきませんでした。ご了承ください。)
  • この運用は2016/11/1より開始する