今夜は斉藤さん
9928ミロク情報サービス分析できました。ビジネスモデル、割安さは問題なし。成長に対する疑念の払拭がポイントになりそうです。3.5です。
ミロク情報サービスは中小企業向けERPの老舗企業です。アフタービジネス型の盤石なビジネスモデルで、普通に経営すれば赤字になることはありえないのですが、営業利益率が5%を切る状況が続いていました。ただ、経営者が変わったのか営業利益率も10%程度に向上、売上成長もするようになりました。厳しめに言えば、普通の経営レベルになったという印象です。
そして今後の中期計画は野心的です。2016年の経常利益率15%も強気ですが、そこから2020年には売上500億、経常利益率30%と、4年でEPSが4倍になるような壮大な計画を立てています。2016年の方は期待できますが、2020年の方は今のところ実現シナリオは見えません。
株価は予想PER11.7で割安です。
不信→普通→成長期待という流れの中で、経営の実力は「普通レベル」になったが、株価は「不信と普通の間にある」という感じでしょうか。成長すれば儲けもの、今のままでも大きな失敗はなさそうです(株価ヨコバイはあり得る)。
はじめまして。
直接この分析とは関係ないのですが、株式投資に関して質問させてもらってもよろしいでしょうか?
EPSが4倍になるということは基本的には株価も4倍になる可能性が高いということでしょうか?
また、投資という言葉事に関してですが、投資家からすれば企業価値が上がると思われる所にお金を出すので投資ですが、企業側から見れば一度公開した株式はすでに自社の手を離れているので、(自社株を一切持っていないとすれば)誰が売買しようが株価が上がろうが下がろうが関係ないのではないでしょうか?とすれば企業側から見ると投資家ではなく単に株を売買している人と見れるのでしょうか?つまり企業側からすれば株式公開前または公開当初に株式を買った人のみが投資家であり、それ以外のその後に売買をしている人達を大切にする必要がどこにあるのかよくわかりません。
株初心者なので的外れな事を言っていた場合はご容赦下さい。